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makenaizoneが、いまぜひ読んでほしい、観てほしい、と思う本や映画の紹介です。メンバーの書いたものや創ったものも。


2012年3月31日 バンクーバー(カナダ)での『3:11ここに生きる』上映  詳細が 「バンクーバー新報」に掲載されています

2012年6月6日 水曜日

311:ここに生きるがバンクーバーでも3月31日上映されました。震災を風化させないための我謝京子監督の世界行脚は続きます。

時間は5時半から8時で会場は
Vancouver Japanese Hall
487 Alexander St.
我謝監督も仕事が金曜日終了後、飛行機に飛び乗って出席しました。

 

上映会の様子が バンクーバー新報に写真入りで詳しく掲載されています。

こちらをご覧ください。
復興に立ち上がる女性たちのドキュメンタリー『3.11 ここに生きる – IN THE MOMENT』上映
バンクーバー 新報 Friday, 13 April 2012 14:46

我謝氏はこう語る。
「困難のなかにありながらも女性の行動はとても具体的です。また、一方的に支援を受けるより、自分も何か役に立ちたいと実践に移し、マイナスの経験を、プラスにすることもあります」
我謝氏は、『3.11 ここに生きる』の女性たちを今後10年間撮り続けていくという。

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会場で 「まけないぞう」 50頭 完売したそうです。

バンクーバーの皆様とも、こうして「まけないぞう」を通してつながっているのですね☆
ほんとうに心強いです。

我謝京子さん カナダではオタワでも上映。
また、 5月末には、日本へ。
東京での上映、講演会 そして 仙台、南三陸、仙台、福島への取材をこなして、NYへ戻りました。

被災地の記憶を風化させない 我謝京子監督の旅は、まだまだ続きます。


被災地を忘れない 「311:今を生きる」 我謝京子さんから オタワ(カナダ)上映会の報告です

2012年5月16日 水曜日

ドキュメンタリー映画  『311:ここに生きる』 の上演会のため、カナダのオタワへ行って来た我謝京子さんが現地の様子を伝えてくれました。

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5月13日  オタワから戻りました。120人以上の方々が見にきてくださいました。

今オタワは、チューリップ祭り開催中です。
ある写真家は、福島の人に渡してと綺麗なチューリップの写真をくださいました。
オタワの人々は東北の震災を忘れないと伝えてくれと口々に言って帰って行かれました。
5月28日は仙台と福島に行きます。

チューリップの写真とみんなの思いを届けようと思います。

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『311:ここに生きる』   この映画がこれまで上映されてきた場所と日にちをまとめてみました。

2011年10月26日東京国際女性映画祭
2012年 3月5日仙台
3月8日台湾女性影展 新竹市
3月9日台湾女性影展 台北市
3月11日フランスナンテール
3月31日カナダ、バンクーーバー
4月20日ソウル国際女性映画祭
4月21日韓国ソウル
5月1日マスコミ試写会、ニューヨーク
5月12日カナダ、オタワ
つまりこの映画は、これまで、6カ国で、日本語、英語、中国語、フランス語、韓国語で上映されてきたわけだ。
これにあと何語とどこの国での上映が続くのだろう。
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これが オタワの人から託されたチューリップの写真です。

これらの写真が福島へ行きます
こうして並べるとなんと綺麗なことでしょう!!!


NYの我謝京子さんのところへ「まけないぞう」が100頭やって来ました☆ 5月12日 カナダ(オタワ)で「311:ここに生きる」の上映会です

2012年5月12日 土曜日

【アメリカ ニューヨーク在住の我謝京子さんから、まけないぞう100頭無事到着のお便りです。】

「日本から届いたぞう。
今回はなんだかすごく個性的なぞうがおおいぞう、痩せてるのとか顔がパンパンのとか、出身地も気仙沼、陸前高田、石巻といろいろだぞう。

 

今週末はカナダのオタワに行ってきます。
「311:ここに生きる」の上映会です。

そして月曜日の夜は、今度はニューヨークで、日本から遠く離れた私たちが復興のためにできることを考える講演会をします。

さてオタワに何頭連れていこうか???」

 

被災地のことを忘れず、ずっと寄り添っていこうと決めている我謝さんの旅。

行く先々で感動の渦です。

カナダでの ドキュメンタリー映画 「311:ここに生きる」上映会の様子が我謝さんから届きましたら、またお知らせしますね。

 
在カナダ日本国大使館のイベントのお知らせページは こちら。

 

 


我謝京子監督inソウル(韓国)the 14th International Woman’s Film Festival in Seoul

2012年4月22日 日曜日

NY在住のジャーナリスト・映像作家の我謝京子さん 3月の仙台〜台北〜パリの旅に続いて、4月は韓国のソウルでの映画祭に参加です。
映画「3.11 ここに生きる」の上映 そして韓国の観客のみなさん 特に若い学生さんたちとの熱気あふれる質疑応答がおこなわれました。
我謝さんの現地リポート 速報をご覧ください。

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4月16日

いよいよあしたからアジアです。東京経由でソウルです。これまでで一番わかりやすいサイトをみつけました。

このページから映画祭のチケットが買えるみたいです。どうぞソウルのお友達にシェアしてください。

My film will be shown in Seoul on April 20 and 21, it will be great if you could tell your friends about it.

the 14th International Woman’s Film Festival in Seoul

4月17日

日本経由で韓国です。これで映画祭は一段落かな?
さあ韓国での観客の反応はいかに?
この映画祭が終わったら、各地の反響をまとめて被災地の方々に届けよう。

4月19日

韓国の女性映画祭は大規模だ。いまレセプションと打ち合わせが終わった。オープニングの映画もとてもいいメキシコの監督の映画だった。
タイトルはプライズ。7歳の女の子の視点で描いている鋭い作品。
いよいよあしたは311ここに生きるの上映だ

4月20日

まだ起きてます。時差ぼけです。そうしたら通訳ボランティアさんからメールが届きました。
きのうのオープニングセレモニーがひらかれたEwha Woman’s University 梨花女子大学校です。韓国一の名門女子大だそうです。

この大学で今年オープニングセレモニーがあったことには理由があります。地域のリーダーシップに女性の力をもっと生かそうというプログラムに映画祭と大学周辺のコミュ二ティーが調印したのです。とても頼もしいことです。

そしてこちらはきょうの質疑応答の様子です。

長い質疑応答後、観客の皆さんや映画祭の関係者の方々と写真を撮りました。他の韓国の映画祭の方々も来ていて、ぜひそちらでも上映したいとおっしゃいました。

この映画のテーマは各国に通じる普遍のものがあるようです。これも皆東北でこころを開いてお話しして下さった皆さんのおかげです。

ありがとうございます。震災を風化させないためにもたくさんの場所で上映が続くといいですね。

 

まけないぞうが100匹映るシーンでは みなさんがおおおおおおと叫んで喜んでいました。
まけないぞうのポジティブパワーが炸裂した瞬間でした。

ソウル国際女性映画祭、さすがアジア最大の女性映画祭だけあって、やるな!と思ったことがありました。
なんと最後の歌の歌詞にも字幕をいれていたのです。
これは私も遅ればせながらカナダで気がついたことで、韓国語の字幕が縦に出たときにはさすがとうなりました。

 

4月21日

おはようございます。さあ、きょうも夕方5時から上映があります。
きょうは女性センターでの上映です。きのうは若い学生が多くて100人以上は学生でした。主催者の方に結局何人来たかきかなくちゃ。私からみえないところに2階席もあってね、映画が終わると質疑応答の前にぞろぞろ学生たちが立ち上がってね、前の方に移動してきてね、わーーこんなにたくさんの人が見て下さったんだとびっくりしました。
きょうはこのあと映画をいっしょにつくった女性が仙台からやってきます。
だから、きょうはいっしょに夕飯食べるひとがいるからうれしい。

きょうはソウルは大雨です。たくさん観客がきてくれるかな?

今仙台から駆けつけててくれる方をホテルの部屋で待っています外は、雨がザーザー降っています。
私のこころも雨音を聞きながら、いまいろんな気持ちがよぎっています。

いま一回目の上映が無事終わり、長い質疑応答も終わってホテルに帰ってきました。
ふと時計をみたらもう11時だ。夕飯食べてない。
上映会には若者の姿が目立った。52人の学生をつれて見に来てくれた大学教授もいた。
今、質疑応答の場面をここに何回も書いては消している。あまりにも考えることがたくさんあった質疑応答だった。
明日になってから、客観的にここに綴ろう。

4月22日
きのうの質疑応答も激しく面白いものでした。あっという間に時間オーバーで40分。
大雨の中、駆けつけてきてくれた観客に感謝です。この日も若者の姿が目立ちました。
きょうは夜のパネルディスカッションに参加して終わりです。
外はきょうも雨。日本に今日帰る一緒に映画を制作した友人の今朝のフライトは2時間おくれ。
ニューヨークで最近ぜんぜん雨が降らなかったから、ここまでのザーザーぶりはひさしぶりです。
今日は夜のパネルディスカッションまで他の女性監督の映画を見まくります。


『3.11 明日の為に Pour demain』@フランス・パリ近郊ナンテール 内藤敬介さんによるレポート

2012年4月12日 木曜日

2012年3月11日
日本を遠く離れたフランス ナンテール(パリ近郊)で、「3.11 明日の為に」というイベントが開催されました。

このイベントのためニューヨークから映画「3.11 今を生きる」を携えて参加した 映画監督 我謝京子さんの現地レポートをmakenaizoneに速報として掲載しています。
こちらをご覧ください。

実は、このイベント パリで「千里の道」を立ち上げて活動している方々、そして 日本で「Arts to Hearts」というグループを立ち上げた方々が互いに協力することで実現したのです。

「千里の道」
ウェブサイトはこちら

Facebookページはこちら

「Arts to Hearts」
Facebookページはこちら

 

東京からパリへこの機会に参加した 内藤敬介さんのお話を伺いました。

当日の様子を伝える写真と解説も、内藤さんによるものです。

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今回のイベントは、パリ在住のケビン・ドッドさんや菊地早苗さんたちがおもにサイト発信による被災地支援アソシ エーションとして立ち上げたグループ「千里の道」他の主催で開催されました。

3/11へ向けて、ナンテール市や地元の団体協賛によるイベント開催の話が友人のデザイナーでパリに長く住んでいた町田栄子 さんを通じてありました。
私の大学時代の先輩である我謝京子さんのドキュメンタリー映画「3.11ここに生きる」の上映会、以前陸前高田へ一緒に旅をしたことのあった写真家荒川健 一さんの1975年の三 陸の暮らしの風景の写真の投影、今回の津波でお母様を亡くされた写真家畠山直哉さんのエッセイの朗読、まけないぞうの販売、その他被災地でつくられている 手芸品の販売などを、町田さんと私が日本サイドで 企画し、「Arts to Hearts」というグループを立ち上げ、参加しました。
我謝京子さんのドキュメンタリー映画『3.11 ここに生きる』の各地での上映と合わせて、「まけないぞう」の活動も世界に広がりつつあります。
フランスへも当初は40頭ほど持っていくことにしていま したが、「千里の道」のほうでたくさん購入して、今回の会場でもたくさん売れたということです。
これから、今後の活動の一環・シンボルとしてフランスで販売していく計画だそうで す。

2012.3.12.パリ郊外のナンテール市での震災復興支援イベント「明日の為にPour demain」を開催しました。
arts to+heartsとして、日本からドキュメンタリー映画「3.11ここに生きる」(監督・我謝京子)、「1975・三陸・暮らしの風景」(写真・荒川健一)、石巻の女性の手による、津波で流された着物で作る手芸品や、被災地の人々がつくる「まけないぞう」の出展などを行いました。
「まけないぞう」、阪神淡路大震災から続く、被災者参加型の復興支援プロジェクト。
使わないタオルを全国から募り、それを被災者の方々が「ぞう」のかたちに手仕事を施し販売。収益の一部が作り手へ支払われます。
今回は、100頭以上の「まけないぞう」がフランスの皆さんのところへ。
チャリティーイベントの風景。たくさんの地元の人々があつまりました。
石巻の縫い手さんによる人形、バッグなど。津波で流された着物を使って作っています。
縫製工場が津波被害に合い、これまでの仕事を失った状況がつづいています。
家や仮設でも出来ることからでもせめて、という思いの中での活動です。
今回をきっかけに、パリの雑貨屋さんでの販売も決まりました。
ニットでネットワークというところからのネーミング。いらない毛糸やセーターなどを募り、その毛糸から被災地の編み手さんたちが小物をつくる活動。ニットデザイナー三園麻絵さんプロデュースによる。  
被災地の動物たちへの支援活動の様子を伝える展示。
ドキュメンタリー映画「3.11ここに生きる in the moment」の上映館前にて、監督の我謝京子さん。フランス直前の台湾での映画祭のポスターを飾って。
上映前の会場風景。多くの地元の人たちが観に来てくれました。
写真家・荒川健一さんが1975に三陸で撮影した人々の暮らしの写真を大きなスクリーンに映写。当時の何気ない日常や海とともに生きる人々の姿を映し出す。今回の津波で母親を亡くされた陸前高田出身の写真家・畠山直哉さんのエッセイの朗読と合わせて。
映画は今回のフランス上映用に、パリに暮す日本人の方々のボランティアでフランス語字幕がつけられました。被災地で生きる女性たちの姿を追ったドキュメンタリーは、フランスの方々へも多くのメッセージが伝わったようです。上映後のディスカッションでもいろいろな議論が交わされましたが、フィルムに映し出されたそれぞれ人々への共感そして尊敬の念などが国を超えて共有出来たと思います。「風化させないためにも」と、我謝監督はこれから10年、撮り続けることを決心しています。
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