makenaizoneの今。

makenaizoneの今。
「まけないぞう」を通して広がる輪。
facebookページ管理人の若林まみ&HP編集長の田中幸子から、いろいろな人たちのつながりをお伝えします。


2013年 ご一緒に「まけないぞう」の応援をしていただき、誠にありがとうございました。Thank you for your constant support for Makenaizo Elephants Project!!

2013年12月31日 火曜日

【makenaizone facebook担当 若林まみ & HP担当 田中幸子より】mamiandsachan
End of the year 2013 message from Mami Wakabayashi and Sachiko Tanaka, makenaizone.
Never Give Up Makenaizo Elephants!!
Thank you for your constant support!
2014 is arriving … we will continue to work for these cutie small elephants which carry friendship all over the world, supporting Tsunami-Earthquake devastated area people in Japan.
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2013年も大晦日 新しい年がそこまでやって来ました。
いつも『まけないぞうプロジェクト』にお心を寄せてくださり本当にありがとうございます。
被災地を忘れずに「今、ここでできることを」と活動を続けているmakenaizone
今年も、こうして いっしょに応援をしてくださった方々への感謝の心で、ゆく年を送る時期を迎えました。

2013年。
日本の状況はなにかと騒がしく、問題は山積みのまま、被災地の現実の厳しさも複雑さを増すなかで、皆様からいただく暖かいお心のこもったメッセージ 集めていただくタオルの一枚一枚に希望をつないで、ほんの少しでも被災地の作り手さんたちに皆様からの応援の声をお届けできればと進んでまいりました。
まけないぞうさんとその作り手さんたち、神戸の被災地NGO恊働センターの方々、タオル仕分け隊の皆様に、たくさんの元気をいただきました。
誠にありがとうございます。
来年も引き続きまけないぞうさん共々どうぞ宜しくお願い致します!(^o^)/
末永く 心をひとつに まけないぞう!!!

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暮れも押し詰まった12月30日
”まけないぞう”と共に被災された皆さんの心に寄り添いながら過ごしている被災地NGO協働センターの増島智子さんが、大きな不安と期待が入り混じった師走を過ごしておられる被災地の皆さんの”今”を伝えてくれました。
【東日本大震災レポートNO.235 「まけないぞう」がつなぐ遠野ものがたり12月30日】
こちらをご覧ください。

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遠野の仮設住宅へおじゃました若林まみ(右) 2013年5月

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今年は facebook担当の若林まみはGWに、HP担当の田中幸子は10月に まけないぞうの作り手さんをお訪ねして、いつも「ぞうさん」に支えられて私たちも活動を続けていることをお伝えすることができました。
みんなが、それぞれの持ち場で、いろいろに工夫して、少しずつでも新しい「ぞうさんのお友達」が増えますようにとがんばっています。makenaizoneからの声かけで、快く協力していっしょうけんめい、まわりに紹介してくださっているひと、「タオル送るのやめないぞう」と決心しているひと、バザーをやっているひと、出かけるときは「ぞうさん」を連れて行ってくれるひと・・・
おかげさまで、日本全国そして世界じゅうで「まけないぞう」が活躍しました。

その様子をなるべくリアルタイムでfacebookやHPでお伝えしていかなければと心がけているのですが・・・ 追いつかないこともあるぐらいです。
ぞうさんの長いお鼻のように、来年も引き続き、ぱお〜んと ぼちぼち応援を続けてまいります。

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陸前高田の仮設にお邪魔した田中幸子(左 )2013年10月

 

 


震災から2年9カ月。犠牲者の方が生きたかった今日をこうして生きている自分たちに出来ることは何であるのかを考え行動に移してゆきます。

2013年12月11日 水曜日

【12月11日 makenaizone 若林まみより。】
mami30dec2013震災から2年9カ月。厳しい冬が被災された皆さんを包んでいます。
あの日、大きな地震と繰り返し押し寄せた大津波により、かけがえのない命を落とされた皆さま、大切なご家族ご友人を亡くされた多くの皆さま、そして 今も辛く癒されない心の痛みを沢山抱えながら、それでも一生懸命前を向いて生きていこうとなさっている被災地の皆さんのことをいつまでも忘れない!という気持ちを込めて心より祈ります。
数多くの犠牲者の方が生きたかった今日をこうして生きている自分たちに出来ることは何であるのかをこれからも常に真摯に考え、それを行動に移しながらずっと過ごしてゆきます。
被災地復興支援のまけないぞうさんと共に合掌。


It’s been 2 years and 9 months since East Japan Great Earthquake & Tsunami occurred, and the cold and severe winter has arrived is in the affected areas.
Taking this opportunity, I’d like to send my deepest condolence to those who have lost their precious lives, and to those who lost their loved ones and I’d like to pray for all of the people who are still living in the hard situation up until today. This day we live now is the day that so many victims also wanted to live.
So I’d like to think of what I can do and what I should do for the recovery progress of the affected people for the rest of my life, although it would be nothing but a tiny action and a small step forward.
My prayers and thoughts are always with the people in the affected areas in Northeastern Japan and all the other areas that were hit by the terrible natural disasters all over the world.


世界に広がるまけないぞう 2013年10月 被災地の作り手さんに見ていただくため作ったアルバムです。Makenaizo Elephants, everywhere in the world!!

2013年11月22日 金曜日

【makenaizoneHP編集長 田中幸子より】 2013年10月22日〜24日  まけないぞうの作り手さんたちにお目にかかるため、岩手県へ行くことになりました。いままで、まけないぞうを身近なところで広めよう、世界中に紹介しよう!と活動してきたのですが、被災地へ実際に伺って 作り手さんに直接お目にかかるのは初めてでした。
もう今度の3月が来ると3年になる被災地の暮らし。たいへんなこと、辛いことを乗り越え乗り越えして、ぞうさんを作っておられる方々に、世界中のいろいろな人たちが応援していることをお伝えしたいと思いました。インターネットをなかなか見られない方々のため、写真を集めてアルバムにして持って行きました。「こんなにたくさんの人たちが、各地で応援しています!!これからも、元気でまけないぞうを作ってくださいね」とお話ししました。
自己紹介を兼ねた内容ですので、皆様から寄せていただいた応援メッセージを伝えきれていないきらいがありますが、手から手へ伝えるぞうさんのぬくもりや、受け取った人たちの笑顔・・・ 作り手さんたちや岩手の被災地の近くで作り手さんたちを支援しておられる方々がとても喜んで見てくださいました。これからも 紙の媒体で 作り手さんたちとのつながりを持てればと考えています。
この機会に、いつも「まけないぞう」をいっしょに応援してくださる皆様に、心より御礼を申し上げます。


【About Makenaizo Elephants Photo Album I made to show Elephant makers in nothern Japan, October 2013. Sachiko Tanaka】
22-24 October 2013. I went to Iwate, in the north of Japan, for the first time since I started to work for Makenaizo Elephant Project.
I’ve been reading about them, thanks to Tomoko Masujima, Kobe NGO staff who is regularly going around the temporary housing in the devastated area, but I thought it was time to go and meet them myself and tell them about our friends who support Makenaizo Elephants from everywhere in the entire world.

I have so many Makenaizo Elephants photos, with each supporters smiley faces, I put each week, each month onto our support group facebook page and into our homepage. But most of Makenaizo Makers have no internet connection. So important to give paper based news letters.
This time, I took some of these photos and made a small album to bring with me.

 スクリーンショット 2013-10-09 22.23.08

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makenaizoneの今。26 Oct 2013, Tokyo 東京より

2013年10月26日 土曜日

DSCF0678bみなさま、こんにちは。まけないぞうを力いっぱい応援するグループ makenaizoneのHP編集長 田中幸子です。 季節はあっというまにめぐり、秋も深まる季節となりました。 この間、私事になりますが、オーストリアからアイルランドへ引っ越して、少しばたばたしておりましたが、もう「まけないぞう」がアイルランドの人たちにも歓迎の笑顔で迎えられています。 親戚の子どもたちが、イギリスへも持ち帰って広めてくれています。


新しい土地へ移って初めての出会い・・・「自己紹介」をする機会がたくさんありました。そうすると、自然と「まけないぞう」の話になっているのです。
「前はこれこれの仕事をしていたのですが、仕事をやめて4年前にヨーロッパへ引っ越してきました。アイルランドへ来るまえは、オーストリアにいたんですよ。でも、そしたら日本がたいへんなことになって、それで遠くからでも日本を応援できるボランテイアをやっているんですよ」
「なるほど〜」R0024690
「まけないぞうという、特別のぞうさんがいて、それはご存知のように2011年に大震災と津波で大きな被害を受けた日本の被災地の方々が作っているものなのです・・・」
「そうそう、津波の映像はこちらでも見ていたよ、今はどうなってるの?」
・・・そんな調子です。
知り合いになった人たちが、ありがたいことに、どんどん「まけないぞう」の応援に加わってくれています。
「焦りは禁物、じっくり、ゆっくり進めていかなければ」・・・と頭のなかでは思っていても、ぞうさんたちがアイルランドやイギリスのひとたちを瞬く間に笑顔にしてしまう様子を見ると、もう嬉しくて、思わず調子にのってしまう引っ越しし係です。


さて、このご挨拶を書いている10月26日現在、東京へ一時帰国中です。
夏、アイルランドへの引っ越しが一段落したころ、日本から「2020年 オリンピック」のニュースが飛び込んでビックリ仰天。

ニュースをきいて、個人的には素直にお祭り気分で喜べませんでした。それは、被災地の「まけないぞう」の作り手さんたちの姿が念頭を離れないからです。
いったい、東京に招致するのに、どれだけのお金が動いたのだろうか。これからハコモノにどれだけのお金を使うのだろうか。原発の問題も、仮設住宅や復興住宅に住んでおられて震災から2年半を経過した今も、先の見えない不安に毎日さいなまれ続けておられる方々がたくさんいらっしゃるということを、どうするつもりなのだろうか。自主避難で二重生活をしておられる方々、放射能汚染の恐ろしさにさらされながら、それでも忍耐で毎日を生きておられる方々のことを、世界に向かってウソをついて平気でいられる政治家はどう思っているのだろうか。世界中の目は、厳しく日本の現実を見つめているのに。
今年の夏も、日本の各地を次々に襲う災害・・・次の大地震が来たら福1はどうなるのだろうか。
・・・ そういう、いろいろな思いが、どんどん渦を巻いて止まらなくなりました。

 

10月19日には、上智大学創立百年記念のイベントで「被災した方々への思いを風化させない」という強い決意でドキュメンタリー映画を作り続けている我謝京子さんの応援をすることに決まっていましたが・・・やはり被災地へ、いちど行かなければ!!
遠くから応援してきたけれども、被災地へは2011年8月の仙台に行っただけで、まけないぞうの作り手さんにはお目にかかったことのない、田中でした。
そんなわけで、10月22日から、ほんの3日間ではありますが、岩手県の遠野市を拠点に被災地の作り手さんの寄り添いを続けている「まけないぞうのお姉さん」増島智子さんのところをお訪ねし、作り手さんのところへ連れて行っていただくことにしたのです。

増島さんに釜石、大船渡、陸前高田、遠野に連れて行っていただき、3カ所の仮設住宅と、現地で支援をされている方々にお目にかかりました。
なんと被災地NGO恊働センター代表の村井雅清さんもいっしょに来てくださいました。
いろいろなお話を伺い、実際にお訪ねして世界じゅうに「まけないぞう」が広まっていて私たちもぞうさんパワーに支えられていることをお伝えしたいという念願がかなって、とてもうれしい旅行になりました。
しかし同時に、それぞれの方々の直面する毎日は厳しいものとほんとうによくわかりました。
作り手さんのみなさま、暖かく迎えてくださいました方々、増島智子さん、村井雅清さんに、心より御礼を申し上げます。
現地訪問レポートは、これから順に載せてまいります。

釜石 上中島仮設にお住まいの佐々木芳子さんにいただいた小さなまけないぞう。

R0024888何も残っていない 空白になってしまった場所。10月23日 陸前高田

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makenaizoneの今。8 October 2013

2013年10月8日 火曜日

みなさま、こんにちは。

DSCF0678b「まけないぞう」を応援するmakenaizoneの編集長 田中幸子です。

昨年の10月のちょうど今ごろ(10月5日〜8日)イタリアのローマで開催されたアジア映画祭で我謝京子監督のドキュメンタリー映画「311:ここに生き る」の上映に応援に出かけました。
そのときのレポートは、こちらをご覧ください。
そして一年はあっという間!
今年はまた10月19日の上智大学の創立百周年記念の催しでワークショップ「トークセッション  「海を越えてこそ見えてくること —東北被災者に寄り添う思いを今、あらたに」のため、東京へ行きます。
詳しくは、こちらをご覧ください。

映画のなかでひとりのお母さんが「あそこの(建 物の高いところへ)登っていてくれたら助かったのに」と話すのを聞くとき、95年の震災で「もしもあのとき西宮に帰っていなかったら死なずにすんだのに」 と思った自分と重なります。
大切なひとを喪い、そういうふうに悔やんでも悔やみきれない思いを抱えて生きるひとが、どれほどおられることでしょう。
我謝京 子さんは映画作りという方法で被災地の方々を応援しているし、わたしにとっては「まけないぞう」のつながりを、いろいろな国に住む方々とのあいだにつくっ ていくことが応援の方法です。
ひとごとではない喪失の体験。
明日への希望を見いだしていただきたいと、心から願います。まけないぞう!!

One year ago, 5 to 8 October 2012, I went to Rome (Italy) to attend my friend Kyoko Gasha Kyoko ‘s documentary film showing in the ‘Asian Film Festival’. This year, we will meet again on 19 Oct, this time in Tokyo, for a workshop in Sophia University. She continues as a film maker to support Tsunami-Earthquake devastated area people her way: and I continue to try and spread Makenaizo Elephants everywhere I go and I live, my way.
‘We wished she was there…’, said one of the many ladies interviewed in the documentary film. But we know this someone, so precious, is gone and will never come back. So many lives lost and still so many are struggling to find a decent life, seeking hope. Makenaizo Elephant is there to link these people to us. Never forget, never give up.
スクリーンショット 2013-10-07 12.56.00

 

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