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2020年7月24日に東京五輪が開催されるらしい。
どうすんだっぺ、この暑さ。
あと5年すると、団塊の世代が70代半ば。医師不足はピークに達する中で、五輪を迎えることになる。
この頃になると、入院なんか、途方もなく待つようになるだろう。
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そんな医療体制の中で、この暑さだ。
各会場には、一体全体、何人ぐらい医師を配置すればいいのだろう。
7月後半といえば、医師だって夏休みになる。交代交代で夏休みに入る頃だ。
医師体制から見ても、2020年の夏の五輪は、まず絶対に無理だ。
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トラブル続きの五輪問題。しかし猛暑の中で医師不足で開催すれば、死者も出かねない。
もっと真剣に考えよ、死者が出る前に！
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午前中は福島市で講演。
講演の後は質疑応答と個別相談。ランチを食べながらも、新幹線の時間まで目一杯、話が尽きない。
事故から4年半経って、みなさんが少しづつ、失った時間を取り戻されてきたのではないだろうか。
6時間ぶっ続けで話をしていたら、声がガラガラになってしまった暑い土曜日。
熱い熱い、福島の二日間。
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帰京したら、東の空からゆっくりと赤い月が上がってきた。
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はみ出して書き足してある阿久悠忌
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診療終了後、新幹線に飛び乗って福島市へ。
友人たちにと会食しながら、情報交換。今日、検察審査会で東電旧経営陣が強制起訴と議決された。まずはこのニュースで喜びを分かち合う。
もちろん、まだまだ流動的なれど、「責任とは何か」という端緒に着いたのだ。素直に喜んで見守ろう。
海渡弁護士と武藤類子さんが勝訴の段幕を持った写真に、まずはみんなで乾杯だ。
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福島の課題はまだまだ膨大にあって、今なお先が見えない。
できることから少しでも前に進もう、と尊敬する友人たちとの有意義な夕餉を囲みながら、改めて思いを強く持つ晩。
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外に出ると、ブルームーンが大きく煌めいていた。
