診療を終えて国会前へ。
早い時間は警官が多くて、今日は警官のデモかと思うほどだった。
先週までのデモと今週が明らかに違うのは、警官の数と歩道から人が決壊しないように「切れ目なく」強靭なバリケードが張り巡らされていることだ。
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今夜もSEALDsの腕章をしたメンバーが、実にてきぱきと動いていた。
彼らがいなけりゃ、今週になって口調が荒くなった警官と、いつだってひともんちゃく、起こることだろう。
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そう。今までの運動と今では、明らかに違うのだ。
労組系の運動は「排他的で熱がない」ものも多かった。
これは自分が嫌というほど実感してきた事実だ。
でもSEALDsは違う。かなり早い段階で、わたしにも一緒にやろうとオファーがあった。
実に「親和的で熱がある」。
彼らには歴史認識が甘いという批評があることも知っている。
でもね、日本の歴史教育をサボってきた大人たちのせいじゃない?
批評している大人たちは、丸ごと反省したほうがいい。
きっとSEALDsの面々は、ちゃんと学んでゆくだろう。大丈夫だよ。
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それから、大人にはSEALDsをカンパで支えて欲しい。
カンパ袋もあまり見かけないが、声をかければカンパを初々しく礼儀正しく受け取ってくれる。
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この新しく生まれた若い若い運動人に、心からエール送りながら、今夜は眠ろう。
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