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. スーパームーン水面揺らすよ
あの秋のセナに並びしポディウムの 真ん中に立つ四十一回(ルイス・ハミルトンに捧ぐ)
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秋高く浅間の山の灰の降る 彼岸きて外人墓地に香の立つ 万が一吾が視力を失れどこの違憲国家を確と諌めん 秋気満つ橋のたもとのイタ飯屋 注文前から政治談議よ 深呼吸胸に刺さりし針葉樹 香る小径の高き碧空 もう一度自分の足でペダル踏み あの坂道でダッシュしたもう
. 信濃路の二十三時の十三度 芒光る外人墓地の入り日かな 赤まんま見知らぬ墓に黙礼す さんざめく路上のコール柳散る 二夜明け色なき風の吹き荒れむ 投票は孤独に思考し判断す 一人ひとりが考え給え
コール止むそのひとときや虫の声 いつの間に議事堂裏の虫の声 野分けきて傘の花咲く国会前 コールするひと人ひとに驟雨降る 民主主義ってコレだ!と響く秋黴雨 銀杏匂ふ国会前の装甲車 憲法違反!議場で響く採決時 路上で同じコール続くよ . 一夜明け軍になりしや自衛隊