ドクター青木のぞうさん日記

makenaizone主宰の青木正美が、自分の生活の中でできるボランティアとは何かを考え、実行してみよう、そんな四方山話を綴ります。
Dr Aoki's Prescription...

2014.8.14

2014年8月14日 木曜日

今日も午後から軽井沢町立図書館へ。
それにしても、何処もかしこも混んでいる。裏道を駆使して、なおかつ裏の裏を行ったのに大渋滞に捕まってしまった。でもって誰も彼も、ドライバーが怒りっぽい。そんな所で怒鳴ったって仕方あるまい。急に自分が気が長くなったのかもしれないと思うほど、みんなピリピリしている。
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さて、昨日と同じような席に座ったら、昨日と同じ少女と同じ机になった。
高校受験の受験生なのだが、昨日から本やノートのめくり方が荒くて、大きな音を立てながら本の開け閉めをするので、なぜかとても気になっていた少女だ。
昨日は真横だったのだが、今日は向かいの席だったので、それとなく様子をうかがった。
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何でこんなにオーバーに音を立てるのだろうか。しかめっ面でイライラを全部ページにぶつけているのかしらん。どんな悩みがあるのだろうか。第一、あなたは本当に勉強しているの?
数学と英語の問題集のページを何度もガシャガシャめくって、5時のチャイムとともに帰って行った。
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それにしてもこの国は、いつからこんな切羽詰まった忙しい国になってしまったのだろう。
あの戦争の前は、もう少しゆとりのある時代だったのだろうか。
酷い酷い戦争が続き、漸く終わって空襲のない平和な日々がやってきたと思ったら、生めや増やせで貧乏と多忙の日々に突入した。
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あの1945年に終わった世界的な戦争の後で、米国によって日本の目ぼしい都市では空爆され、焼夷弾で家が焼かれてしまった。
そうして無条件降伏の後、日本の住宅政策は米国と同様の「持ち家政策」を取ることになる。
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ベビーブーム世代が住宅取得する時期には、住宅に関連する形で電気製品やクルマなどの大型消費需要が伸び、戦後最大のバブル景気となった。やがて行き過ぎたバブルは弾けたのだが、その後はご存じの通り景気は一向に回復しない。
あの手この手でケインズ的な経済の立て直しをはかっても、また最近の政治家の名前を冠した極端な円安と異次元の財政出動と武器や原発を輸出し、企業減税をしっかりやって大型間接税を導入するという、本当に馬鹿げた事をやっても、安倍ちゃんの仲良し雇われ社長が潤って高級官僚の天下りが増えるだけなのではないか。
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こんな「幻を追いかけるような」政策では、誰も幸せになれないのではないか。デフレを止める訳にはゆかないのではないか。では、どうすればいいのだろうか。
戦後長らく続けてきた集団的無責任師主義を一刻も早く終わらせ、漠たる思い込みは止め、「景気動向」よりも「命の動向」を一番に考える政策を打ってゆくことが大事なのではないか。
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高齢化社会を一人の孤立も招かない、大胆な社会福祉政策を打ってみる。今の消費税を全て社会保障政策に転嫁するだけで、社会の多くの人々は「転落の危機」から免れるようになる。
具体的には、介護関連の最低賃金を明確化し、今後20年間は物価スライドしながら賃金拡大をする。すると大きな需要の中に巨大なマーケットが一夜にして出現するのだ。
それから高校までの教育費と給食費の無料化を実施する。大学の奨学金は大型の寄付制度導入する。(奨学金寄付基金に寄付をすると免税される)
この2点を改善するだけで、内需は忽ち拡大し、誰もがもっと明るい未来を描けるようになるに違いない。
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戦後の「持ち家政策」の大失敗がここまで傷口を大きくしてしまった。大震災時代と新たな戦前の危機の前に、この決定的な事実だけは共有してゆきたいものだ。
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それにはまず、脱戦争経済だな。さようなら原発だ。
さ、川内原発再稼働へのパブコメを書かないと。
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2014.8.13

2014年8月13日 水曜日

一年で2回、続けての休暇を取れる盆と正月。
最長でも9日間。あとは週末は休日だが、こういう生活を長くしていると、本当にまとめて勉強する時間がない。
月から金の9時から13時、14時から18時の外来。その後は、喰って帰って寝ることしかできない。
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なのでアウトプットばかりが増えて、インプットがままならないので、脳も心も枯渇してくる。
今回の休みには、前々から調べたかったことがあって、本をしこたま買い込んで、でもって今朝は10時から読書を開始したのだが……あらら、知らない間に寝てしまっている。
肩のあたりの寒さで目を覚ます曇りの軽井沢だ。
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これはいかん。コーヒーをいれて心を入れ替え、本に向かう。でもでも、どうしても瞼が垂れてくる。そんなこんな昼過ぎまで、ウトウトと格闘したのだが、一大決心をして中軽井沢の駅ナカの新しい図書館へ行くことにした。
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町中の渋滞を避けるために、ありとあらゆる裏道を駆使して、中軽の駅に到着。
図書館に入ってみると、じぇじぇ、ここも人が多い多い。
高校受験生と大学受験生の間の席を確保して、読書開始だ。
まずは自律神経の基礎の勉強。なるほど、なるほど。
軽井沢図書館はwifiがフリーなので、iPad miniで調べものもサクサクと。
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図書館で勉強するって、昔から好きだったのだが、ここは晴れていれば真っ正面に浅間山が見える席があるだよ。同じ建物にカフェもあるのだが、そのカフェよりも見晴らしが良いのだ。
それに受験生に挟まれていると、これが眠くならないから不思議だ。その代わり、右隣の受験生はずっと爆睡していた。ま、若いと眠いのだろなぁ。
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結局4時間ほど図書館に居て、混み合うスーパーマーケットで買い物をして、モカソフトクリームを齧りながら帰宅。いまゴソゴソと野菜スープを仕込み中。
これは明日も行くっきゃないな。
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盆に入るやむにやまれぬ眠気あり


2014.8.12

2014年8月12日 火曜日

10:00  19℃

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被ばく水放出ありき医療費も抑制ありき命いずこぞ


2014.8.11

2014年8月11日 月曜日

昼から洗濯三昧の暑かった一日。
夕食は近所の和食屋さんで、父の知人方と会食。
自分の知らない父の話が溢れて、とても懐かしい気分になった。
父が死んで八年ぐらいになるのだが、歴史をよく知っていた人だったので、生きていたら色々聞きたいこともあったな。
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さて、明日からは少し真面目に本を読まないといけない。
精神的にダメージを受けるということは、いったいどういうことなのだろう。
肉体的なダメージとはどう違うのだろう。
精神的なダメージは、やがて肉体的なダメージや社会的なダメージに広がってしまうことも多い。
ならば、一時的なダメージ、二次的なダメージとどう分かれてゆくのだろう。
それにはきっと、何らかの共通する症候があるのではないだろうか。それを見逃さなければ、小さいダメージで発見できるのではないだろうか。
つまり初めの兆候は、いくつかの自律神経障害が起こるのではないだろうか。
では、精神的ダメージとは、いったいどんな事で修復されるのだろうか。ダメージの種類に因っても修復過程が違うのではないだろうか。すると当然ながら性差があるのではないだろうか。その性差によるダメージの違いは、正しく評価されているのだろうか……。
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待てよ。早寝する、というのもこの休暇の大きなトライアルなのだ。
こんな時間からアイデアが浮かんでしまう癖を直さないかん。
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2014.8.10

2014年8月10日 日曜日

日曜日の朝は、濃霧だった。
濃霧の中、友人達とにぎやかな朝食だ。
昨晩の夕ご飯も鉄板焼きで楽し過ぎる時間だったが、このメンバーが、みんなよく食べる食べる。昨日スーパーマーケットで大量に仕入れたフレッシュな野菜と牛乳とパン。
昨夜の残りの肉まで食卓の上に。朝からステーキ&オニオングラタンスープ!
お腹も心もいっぱい。みんなの笑顔に感謝の朝食だ。
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四国や三重県など、台風の被害の相次ぐ中で、私たちだけ楽しくて申し訳ないなぁ、と思いつつ。
昼頃から、晴れていると見晴らしの良いカフェで、台風のピークを迎えた。窓の外は、濃霧の世界。この地方は、本当に霧が多いのだけれども、こんなのは珍しい。
個人的にはピーカンの大パノラマより、濃霧の方が好きなのだが。
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午後からは知人の工房を訪ねたり、ちょっと足を伸ばして小諸の日帰り温泉へ。
夕食を食べて、一寝入りして、友人達は帰っていった。
さきほど「無事に着いたよ」というメールがきて、一安心。
さ、寝ましょ。
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