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去年の7月の今ごろ、大きな大きな喪失感の中に居たことを急に思い出した。
それは一昨年の年末の総選挙に引き続いて、参議院選挙も自民党が大きく勝ってしまったからだった。
今にして思えば、もちろん予想はしていたものの、しかしこれほどまでの大きな「レジウムチェンジ」が行われることにはなるとは未だ知らず……。それはそれは気分が沈みきっていたのだった。
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そんな7月の中旬から、毎晩毎晩くる日もくる日もYoutubeを見て暮らしていた。毎晩観ていたのは三宅洋平のYoutubeだった。
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洋平を知ったのはひょんなきっかけだった。友人の息子が、洋平の選挙フェスを手伝っていてからだ。
「三宅洋平って誰?」初めはそう思っていた。
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ところが初めてYoutubeを観て、ぶっ飛んだ。
それから真面目に洋平の選挙フェスを観ることにした。
どんなに忙しくても、毎晩必ず2本は洋平の選挙フェスを観てから寝た。
というか、観ずにはいられなかった。
これはすごいことになったと思った。けれども、洋平の存在自体を知ったのが、選挙の直前だったのだから、もうどうしようもなかった。
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Facebookの友達に、「ねぇ、三宅洋平ってすごいよ。太郎ちゃんが、メッチャ古いタイプの政治家に思えるほど。Youtubeみて」と書き込むと、それがみるみる広まっていった。
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結果として、洋平は負けてしまったのだが、選挙が終わっても洋平のYoutubeをしばらく観ていた。きっと洋平を観る事で自分の中の絶望感を和らげていたのだろう。
選挙が終わってからも、だからしばらくは周囲の人々に洋平を紹介し続けていた。このブログにも書いたんだっけ。
http://aokimasami.blogspot.jp/2013/07/2013723.html
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三宅洋平をできるだけ多くの人に知って欲しかった。
だって真っ正面から、自由と平和と平等と愛を説く。戦争経済からの脱却を説く。真の民主主義とは何か、意見の対立があってもチャランケでとことん話し合えばいいと説く。殺し合わなければいいと説く。100%の完璧さを相手にも自分にも望まない。49敗51勝でいいじゃないか。相手には相手の言い分と、こういってよければ「大義」がある。それをとことん聞いてみる。そうして話し合ってみる。一滴の血も流さないで世界を変えよう、と、真っすぐに説く。そうして地球の環境をみんなで考えようと。
こんな哲学を、彼はいったいどこから学んだのだろうか。
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この間違いだらけの戦争経済・間違いだらけの大義で動いている地球上に、もしも洋平が1000人居たら、きっと世の中がガラリと変わるのではないだろうか。世界史が変わってしまうのではないだろうか。
洋平が言うように、ボブ・マリーもジョン・レノンもできなかったことが、洋平にはできるかもしれない。
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あの選挙が終わってから、なかなかチャンスが無くて、それに日常が慌ただしくてその後はそのままになってしまっていたのだが、このまえ偶然、洋平のステージの告知を発見してから、そこにはどうしてもどうしても行きたいと願っている自分がいる。針の筵なのだろうが、どうしても観てみたいのだ。この目で。
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本人たちがどれだけ自覚をしているかどうか知らないが、洋平には「先達」として見るべき人がこの国にたった一人だけいる。その人の名は落合恵子という。
ものの無い時代に生まれた人々に、本当の豊かさとはなにか、本当の平等と本当の自由とはなにか、そして平和を希求し、生きとし生けるものの尊厳とはなにか、ということをずっと矢面に立って問うてきた人だ。
洋平は、この問いかけに影響を受けた世代の子どもの世代に当たる。どこかで落合の影響を色濃く受けているはずなのだ。
だからこそ洋平は、情報やものや一見多様な価値観が存在する時代に、しかし実現されていないものは何かという問いを、311後の日本に迷わず問いかけることができるのだ。311後の日本から世界に問いかけるのだ。忘れてはいけないのは、それは洋平に自然に備わった力では決してないのだ。数少ない先達の汗と涙の上に成り立っているということだ。
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洋平は今のままで充分魅力的なのだが、この洋平の思いをどうしたら実現出来るのか、邪魔をする者たちとチャランケし続けるには、何が一番必要なのか。
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何よりも洋平を次の選挙で国会に送ることが大事なのだ。
その為には、決して利害でなく、洋平を押し出すことに力を惜しまない人々の協力が何よりも大切なことではないか。
日々の忙しさに紛れて決して忘れてはならないよ、三宅洋平を!
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そうして肝心要の話し。洋平よ、数少ない先達の顔を見間違えるなよ。
どこかの弁護士は洋平の先達ではないぞな。
もっと自分でも一生懸命にプロモートしなさい。この恵まれたステージを大成功させるために、命を張ってやりのけろ。
大切な大切な先達とのジョイントコンサートなのだから。
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http://www.crayonhouse.co.jp/shop/pages/Morningstudy.aspx
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宇都宮大学の清水奈名子准教授が中心で行った「2013年 北関東地域被災者アンケート調査」の結果が頭から離れない。まもなく私たちもアンケートを行う予定だからなのだが、これほどまでの明確な結果とこの被災者に対して、この国のどこにも責任の所在がないということは、どういうことなのだろうか。
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