ドクター青木のぞうさん日記

makenaizone主宰の青木正美が、自分の生活の中でできるボランティアとは何かを考え、実行してみよう、そんな四方山話を綴ります。
Dr Aoki's Prescription...

2013.7.25

2013年7月25日 木曜日

2013.7.25 4:30 一瞬の青い朝に

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2013.7.24

2013年7月24日 水曜日

参議院選が終わったら、TEPCOが汚染水が海に流出していることを正式に認めた。
いや、99.9999999999999%漏れているに決まっていたのだが、こんな姑息的な選挙用の発表に関して、怒る福島県の漁協などは重々理解できるのだけれども、文句ばかり言っていても仕方がない。

今から何ができるのか?

わたしは痛みの医者なのだか、痛みをため込んでため込んで、仕方なくどうしようもなく悪化してしまった、そんな患者さんを診る機会が多々ある。
そんな場合、大抵患者さんは困り果ててくたびれ果てて、わたしの所にやって来られる。
医者に怒られるかもしれないと、すごくビビりながら、でも縋るように、痛みでうな垂れながらやってこられるのだ。
そんな患者さんを、心から怒れる医者などいないはずだ。
少なくとも、わたしは出来る限りを尽くそうと思うのだ。

何を言いたいのかというと、TEPCOは困り果ててはいないのだろうか?
野田政権もアテになどできなかったが、アベノミクスは更に「事故など無かったことにしちゃった」感がアリアリで、誰も頼るわけにはいかず、かといってどうすればいいのかもわからず、下手にバンザイすれば環境を護ることには少し寄与するかもしれないが、後ろから斧が飛んでくるのは必至で、とても言い出せやしない……いまTOPCOでは、そんな事になってやしないのだろうか。そう、まるでわたしの患者さんのように。

わたしは思うのだ。もうここまで来たら、TEPCO単独でこの急場を乗り切る事は不可能に違いない。
この土木や原子工学にド素人のわたしですら、明らかに理解できることなのに、なぜマスコミを始め、国会も、アカデミズムも、言論人も揃いも揃ってダンマリなのだろうか?

みんな座して死を迎えれば良いとでもいうのか?

海への流出、地下水脈への影響、どうすれは止められるのか、直ちに力を貸してもらえるように、世界中の英知を結集してもらえるような環境を整えようではないか。

これを読んだら、どの国の人々も、力を貸してください。
日本の政府にもTEPCOにも実はアレバにも、もう知恵も気力も無くなっているんです。
どうか、地球の環境を護るためにも、わたしたちに力を貸してくれませんか。
心より心よりお願いします。
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2013.7.23

2013年7月23日 火曜日

23日は遅くまで残業。
今週末から、夏休みを取る予定。
いつもはお盆に取るのだが、今年はさすがに疲れ果てて、お盆まで待てなかった。
で、溜まりに溜まっていた診断書や介護保険の主治医意見書などなど、書類の山と格闘して、近所のラーメンやさんで今年初めての冷やし中華を食して帰宅した。

帰宅後、今まで考えてきたことをFacebookで聞いてみた。
「三宅洋平ってスゴクねぇ?」
果たして、みんな話に乗ってきた。それも皆、政治に興味を持っているいい大人たちが賛同してくれた。洋平が良いと思っていたのは、勘違いじゃなかったんだ……本当に嬉しかった。

実は、7月18日頃から、洋平が気になって気になって仕方なかったのだ。
で、Youtubeで洋平の選挙フェスなるものを3日間見まくった。約1時間のフェスを6〜7本見ただろうか。もう、それが全部良かった。
荒削りなところもあるのだが、まずはキラキラした命への感受性としっかりした哲学がある。
311後に沖縄に「逃げた」ことを公言する。
軍事産業での利権に真っ向からNOといいつつ、でも誰も傷つかない一人も落伍者の出ないように産業転換をしてゆこうと、してゆけると言う。
一滴も血を流さない滑らかな革命を、と。
しかも最後の歌がまたいい。
本当に参院選の候補者なのかと思うほどなのだ。

いや、今まで彼のような事を公言してきた「文化人さま」は大勢居る。
でも、洋平は公言しつつ打って出もしている訳で、ある意味、汚い世界に飛び込もうとしている。

ただ、わたしは思うのだ。
洋平は、これからのこの国にとって、間違いなく希望の光になる逸材だ。
どこから出てきたのか知らないのだが、でもって選挙には負けてしまったが、彼はこれまで通り、自由に話し歌い旅をして欲しい。政治の世界の手垢にまみれないで欲しいのだ。そうして3年後に必ず戻ってきて欲しい。

次のカタストロフィーが起こった後には、洋平のようなリーダーが必要なのだ。
するとこの選挙結果への落胆の気持ちが収まって、少しワクワクしてきたのだ。

洋平、ありがとなし!
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2013.7.22

2013年7月22日 月曜日

今日は朝から、意気消沈していた。
そう、もちろん、この選挙結果にだ。

午前中11時ごろ、大先輩の中央区の内科開業医 Mドクターが治療に見えた。
「あら、元気出しなさいよ。太郎ちゃんが勝ったじゃない。希望はつながったわよ」
そう言って、わたしの肩をトントンと叩いて、彼女は去っていかれた。

昼12時丁度。今度は文京区の耳鼻科開業医のN ドクターから電話があった。
「山本太郎さん、良かったわね。しっかり応援しましょうね。これで希望が出てきたわよ」

夕方、やはり大先輩の中野の婦人科開業医の Nドクターから電話。
「やったわね。元気だして、希望をもっていきましょうよ!65万票も取ったのよ」

この3人の先輩ドクターは、全員70代半ばの女性だ。
わたしがうな垂れていたら、口々に「希望が出た」と。

夜、家に帰ってきて夕食を食べたら、猛烈に眠気が襲ってきた。
目覚めるともう日付が変わる少し前になっていた。
で、この日記を書きながら、ジワジワと先輩方の言葉の実感が湧いてきた。

そうなのだ。こういう沢山の人々の力があって、少しづつ何かが変わってゆくのだろう。
山本太郎を当選させたのは、ネットの力だけでは決してない。
長年、最前線で命と向き合ってきた女性医師たちもまた、彼に希望を見いだしていたのだ。と、そう思ったら、少し元気が出てきた。

よし、「あまちゃん」を観て寝よう!

写真は、まけないぞうと山本太郎氏。2012年6月
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2013.7.21

2013年7月21日 日曜日

朝からユーリ・バンダジェフスキー氏の講演会へ。
色々考えさせられる内容だった。
137セシウムだけでもこれだけのバリエーションがあるのだから、全ての核種に目を向ければどれほどのことになるのだろうか。
まず日本ではストロンチウムを調べなければ……。

会場にはよく知った堀口貞夫医師の姿があった。
堀口雅子医師&貞夫医師の前に出ると、もう殆ど童心にかえってしまう。
お昼のラーメンを食べながら、近況報告をば。
帰りは堀口宅に寄って、少しダベって帰宅。
ギリギリで投票場に。

ま、結果は分かっていたとは言え、やはり落ち込む気分。
というか、自分にはさっぱり理解ができないほどだ。
その中で、太郎さん、ホンマにホンマにようやった。龍平さん、ようきばったな。小池さん、この荒波よう乗り切りはった。
で、残念な人が大杉で、ここに書くことができない。

21日、M4以上をプロットしてみると&この選挙結果。寝られるわけもない。
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