ドクター青木のぞうさん日記

makenaizone主宰の青木正美が、自分の生活の中でできるボランティアとは何かを考え、実行してみよう、そんな四方山話を綴ります。
Dr Aoki's Prescription...

2013.7.20

2013年7月20日 土曜日

いきなり憲法が変わる可能性が出てきたらしい。
もちろん、現行憲法もなかなか難しい表現でよく勉強しないと分からない単語があることも確かだ。
でも、自民党の憲法草案のQ&Aには、そもそも現行憲法の解釈ではなくて、意味そのものが違っている所がある。

例えば、21条。

自民党のQ&A集によれば、
現行憲法の「公共の福祉」というのは分かり難いので、もっと分かり易くするために「公益及び公の秩序」に言い換えた、とある。

けれども「公共の福祉」というものの中身には「公益」や「公の秩序」という概念は、そもそもまるっとは入っていないのではないだろうか。

わたしの尊敬する神戸の永井幸寿弁護士に昔教えてもらったのだが、「公共の福祉」とは「他人の人権を守る」ということだ。

するってぇと、「公共の福祉」とは、「公益」や「公の秩序」ではない。
人権は自分にばかりあるものではなく、自分にある人権は必ず他者にもある。とてもシンプルな意味なのだ。何にも難しいことではないので、わざわざ違う意味に言い換える必要はないではないか。

さて、明日は日曜日。選挙の日だ。
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2013.7.19

2013年7月19日 金曜日

久しぶりの青空。午後から涼しくなった。
21日の投票日が近づいてきた。

憲法問題
原発問題
TPP問題
消費税問題
沖縄問題

どう考えても、最大の焦点はこの5つだろう。
経済問題・景気の話は全てに通底するものだろうが、まずはこの5つだ。

わたしと違う考えの人々、違う選択をする人々にも、同じように自然災害や原発災害が降り注ぐ。だから、違う一票を投じたその候補者を通じて、党の内部から議論を湧き立たせて欲しいのだ。

若いミュージシャンの候補者が言っていた。
とことん議論しようよ、と。彼の言うように、あの党の中にも、原発反対の候補が沢山いるはずだ。そういう人々を柔らかく揺り起こす方法が、きっとあるはず。

相手を正論でギリギリと追いつめているだけではダメなのだ。
何かきっと、いい方法があるはずだ。
その方法が見つかるまで、その糸口が見つかるまで、諦めないで話し合おう。

そう書いてみて、少しだけ勇気が戻ってきた久しぶりの青空の日だ。

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2013.7.18

2013年7月18日 木曜日

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2013.7.17

2013年7月17日 水曜日

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2013.7.16

2013年7月16日 火曜日

2007年7月16日10:13、新潟県中越沖地震が起こった。M6.7なれど柏崎刈羽原発は激しく揺れた。
当初3号機の火災が報じられたが、その後に7号機のヨウ素漏れが伝わってきた。

このとき、もっとしっかりと事故原因を追及していたら、今の情勢が変わっていたのではなかったか、と、時々そう思う事がある。
7号機の立地が特に問題と思われたが、その後不問にふされた。

さて、16日は日本女医会東京都支部の納涼会@椿山荘。
ウクライナの報告会のスライドと少々、現状の話をした。

会場では、富士噴火から南海トラフ地震、原発震災についても質問が起こる。
話しながら、つくづく現状の日本という国の自然災害と原発災害のリスクの大きさを考えた。

結論的には、やっぱ止めましょう、というムードになかなか統一できない雰囲気。
それでも会長の締めの言葉で、お開きになった。
この会は、元々全く政治的な会ではないのだが、やはり選挙の前に未来を考えざるを得ないではないか。
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