6月15日、22日、29日に続いて4回目の金曜日デモ。
このデモには、誰が呼んだか『紫陽花革命』という名前がついている。
まだ「革命」など起こっていないし、これから物騒な事にならない為のデモなのだから、わざわざ「革命」という名前を付けなくともいいような。でも悪くはないな『紫陽花革命』。
ともあれ、4週目にして、初めて雨に見舞われた首相官邸前。紫陽花の名にふさわしい雨の夜だ。
先週まで、デモの人々が倍々づつ増えていったのだが、さすがの雨と大飯原発が再稼働されてしまった事もあってか、6月29日よりも人数は少ない。
ざっとみて半分位だろうか。けれども、その分、熱かった@総理官邸前。
19時30分ごろ、霞ヶ関の交差点から総理官邸前までの道路の規制線が解かれ(自然に人が広がって車道が塞がれた)、そうして突然、わたしはサンバのリズムに惹き寄せられた。
7月1日に大飯原発の入り口で、ずっと鳴り響いていたサンバ隊のあのリズムだ。
周囲の人々とともに「再稼働反対」という心地よいリズムに身を任せる、雨の中。
19時55分、サンバのリズムが速くなり、雨粒も大きくなり、声も枯れた20時ちょうど、熱い熱いデモは解散となった。