2012年09月


タオル送りますねと写メもらって・・・ 涙が・・・

2012年9月13日 木曜日

【神戸 「まけないぞう」のタオル仕分け隊の家藤さんからメッセージです @ 朝の通勤電車】

9月13日
おはようございます。神戸は晴れ♪
今朝、前に勤めてた会社の後輩が、まけないぞうタオルを、おくりますねぇとメールくれました。
寄せ書きと、贈り物の写メも。
電車内で、じーっと、その写メを見てると、不覚にも涙が。
文字は、見えへんけど、なんでやろか。
よっしゃ今日も一日一生で、ござる♪

Inderal


福島の「自主避難」の人びと

被災地から自主的に避難をされている人びとがいる。
こういう人びとの存在自体は知っていても、一般的には詳しい実情は全く知られていないのではないだろうか。
学術的にはいくつかアンケートがあったり、自主避難者同士の交流会があったりはするものの、私はその実態は知っているつもりで、全く分かっていないことに気がついた。
福島県の中通りから他府県に自主避難をしている友人。
千葉県の高線量地域から夏休みの間だけ、息子を連れて北海道に自主避難をしている後輩。
Facebookで知り合って今では時々会う友人の娘夫婦も中通りから会津に自主避難をしている。

その三人に共通なことは
幼い子どもが居る
夫は震災前の仕事をしている
身体的にも精神的にも経済的にも負担が大きい
と、ここまでは今までもよく知っていたことだったのだが、ごくごく当たり前の事をFacebookの友人に教えられた自分がいた。
そう、みな若い夫婦であることなのだ。

20代〜30代の夫婦たち。
夫も2〜30代であれば、収入も社会での立場も、まだまだ細いはずだろう。
私のように50代半ばの人間とは何もかも違うのだ。
人生経験も違うだろう。しかも、今のこの前例のない困難な状況の打破など、幼い子どもを連れて知らない土地で生きてゆくには、余りにも過酷な事ではなかろうか。
知った土地での子育てであっても、たくさんの未知との遭遇が人生にはつきものなのだから。

私たちは自主避難の人びとの苦しみや悲しみや諦観について、余りにも無知なのではないだろうか。余りにも無関心なのではないだろうか。
もっともっと、この若い世代の夫婦とその子どもたちのことを知ろうとしなければならない、と、心から思った9月の残暑の日。彼女らの心と身体がポキンと折れてしまう前に……。
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【Facebookで知り合って今ではすっかりリアルでも仲良くしている、娘夫婦が自主避難している友人より】

自主避難は選択するたけでも凄い労力を要するのです。
福島は広いですから大きく三地方に別れてます。浜通り、中通り、会津地方。問題は中通りです。
中通りは一年半たった今でも高いところは毎時1マイクロを越えるところも少なくありません。そんな中、小さなお子さんのいる家庭全部が自主避難をしたくても出来ない現実もあるのです。
お母さんは子供のために避難したい。お父さんは仕事がある。お爺ちゃんお婆ちゃんは大丈夫だと言う。家族の中でも分断がおきます。地域でも分断がおきます。
あそこの家は福島を捨てて逃げた…。
やっとの思いで決断して踏み切った自主避難。県外避難は受け入れ先で住宅は用意してくれますが、その他の費用は一切出ません。週末お父さんが会いに行く交通費など出ません。
子供は順応性がありますから良いですが、取り残されていくお父さんとお母さん。
県内避難の場合、自主避難に関しては一切の費用が出ません。お父さんは中通りでの仕事を続け、少しでも線量の低い会津地方へ家族で移転した家族も大いですが、引っ越し費用、転居先の住宅費用はもちろん、お父さんの通勤のための高速代すら出ません。会津から郡山間は夏場でも2時間かかります。雪国ですから冬場は帰れない日もあります。そんなときお父さんは会社に寝泊まりするのです。 こんな現実を皆さんご存知でしょうか?


マリーさんとマチウくん 「新しい友だちのぞうさん マノンちゃんって 名前をつけたよ!!」

2012年9月10日 月曜日

【ブザンソン(フランス)のまけないぞうサポーター イザベルさんからのお便りです】

ぞうさん2頭が、また新しいおうちへお引っ越ししましたよ〜♪
友だちのマリーと 息子のマチウくんです。
マリーはいっしょに音楽をやってる、とっても旧い友だちです。
マチウくんの「まけないぞう」さんは、「マノン」という名前。
もう1頭のぞうさんは、いとこのジュリーちゃんのところへ行く予定、でもまだ名前がありません。

うちの「まけないぞう」紹介コーナーのぞうさんが、だんだん減ってきちゃったから、また追加が必要になりますよ。

***

お友だちに一生懸命 紹介してくれてるイザベル、そして ちびっこのマチウくん、マリーさん ありがとう☆
Nouvelles de Makenaizô, de la part d’IsaZa de Besançon (notre antenne bisontine)
Coucou,
une photo de 2 éléphants qui ont trouvé un nouveau foyer !
Ils ont été adopté par Marie et Matthieu, son fils.
Marie est une copine de musique, on se connait depuis très longtemps.
Ils ont pris un éléphant pour Matthieu, l’éléphant s’appelle “Manon” et un pour sa cousine Julie. L’éléphant n’a pas encore de nom.

Il va falloir qu’on pense à remettre des éléphants dans notre couloir !!

Merci IsaZa, Marie et Matthieu!  On ne manquera pas de transmettre votre message d’amitiés aux personnes qui confectionnent les éléphants!!


神戸市消防局の 復興支援Tシャツ

【神戸のまけないぞうの素の「タオル」仕分け隊  家藤さんからのニュースです】
家藤さんの長男くんがデザインしたフェニックスの絵が、神戸消防局有志による「東北復興応援Tシャツ」になりました。

9月7日
おはよーございます♪神戸は晴れ♪神戸市消防局の生船さんが企画されている、復興Tシャツ購入募集ポスターを、まけないぞうASのスターロードさんに貼ら せていただきました。

『うちは、なんでも、売るでぇ』と、張り切ってくれてました。ほんま、ええ人やなぁ。
被災地の子供たちの自転車通学ヘルメット購入に つかわれます。御一考くださいませませ♪ 

***
阪神淡路大震災の時に生まれた長男ですが、震災のことを、うまくつたえられないのが気になっていました。
”復興応援Tシャツ”のデザインのときに、息子と震災の話ができてよかったです。
そういう企画なので、微力ながら応援させていただこうと考え、息子がお世話になってきた人に配らせていただこうかなぁと思っています。

Tシャツの申し込み用紙は、こちらから。(PDFファイルダウンロード)
復興支援Tシャツについて 毎日新聞の記事は、こちらから。↓

(続きを読む... more...)


漆谷康宏さんのブログから

第3代修斗世界バンタム級王者  漆谷康宏さんの公式ブログ Good Lacquerで紹介していただきました。

また、軽いぎっくり腰(´Д` )
頸椎ヘルニア&ぎっくり腰もちの自分が信頼して通院しているペインクリニック(麻酔科)の青木クリニックへ。
院長・青木先生の治療のおかげで現役生活が続けられますm(_ _)m

頸椎ヘルニアや腰痛に悩んでる方は是非

青木クリニック
東京都中央区銀座1-13-7
木挽ビルBF
診療時間 平日
AM9:00~13:00
PM2:00~6:00
休診 土曜・日曜・祝祭日

写真はいつもお世話になっている青木先生と。
手には、まけないゾウ(o^^o)
これは阪神・淡路大震災の時に神戸で生まれた「まけないぞう」。その後の新潟中越地震や中越沖地震などの被災地に引き継がれ 今回の東日本大震災でも東北・北関東に広がっています。
いま被災者は、生まれ育った地域からも、隣近所、友人たちとも離れ離れになっています。 また、慣れない避難所生活やその後の仮設住宅などでは個々別々のくらしになっていきます。 ともすれば、孤独になりがちな復興までの生活の中で、仕事を通して元気になってもらうこと。 「まけないぞう」は仕事づくりや生きがいづくり、新しい仲間づくり、崩れてしまったコミュニティーを 再構築することにつながっています。また、支援者と被災者・被災地をつなぐ“縁”ができます。 心を伝える「まけないぞう」。
http://dgup.jp/makenaizou/index.html


2012年9月16日(日)13:30〜 「3.11:ここに生きる」上映会 @大阪 ドーンシネマクラブ

「3.11:ここに生きる」上映会のお知らせです。
「3月11日より前に戻りたいでしょう?   でも戻れないから。   もう前を向いて生きるしかないの。」
女たちはいかにして大震災から立ち直るのか? どのくらい時間がかかるのか?

女性の視点でドキュメンタリー映画を企画製作している我謝京子監督は,2011年5月に東北3県での取材を開始。
女たちの復興への思いを聞きまわった。震災後の女性たちの声を映像の記録として残している。

我謝京子監督とのトークライブも開催されます。

2012年9月16日(日)
開場13:00 上映13:30~15:00 監督トーク15:15~ 終了予定16:00
場所: 京阪・地下鉄谷町線「天満橋」駅から 350m   ドーンセンター視聴覚スタジオ(5F)

参加申し込みはこちらから。

第46回 ドーン・シネマクラブ
第24回東京国際女性映画祭上映作品  「311:ここに生きる―In The Moment」


月に1回の、まけないぞう販売会 Monthly Makenaizô Small Shop in Tokyo ☆

2012年9月9日 日曜日

【 東京の「まけないぞう」サポーター 田中純子さん&吉澤美枝子さんからのお便りです】

月に1回の、まけないぞう販売会開催しました!ー 場所: 暁星学園

****
黄色いゾウを持っている市川さんは、埼玉県北部の加須市のお寿司屋さんの奥様です。
「加須市には双葉町の皆さんが集団疎開していらして、もう戻れないとう若い世代、早く戻りたいというお年寄り等色々で、本当に大変そう! ぞうさんは、お店でお客様に配るわね。タオルも一杯あるから、持ってくる!!!」と力強い応援を頂きました。
ありがとうございます。

美枝子さん(↓右)が一緒にしてくださると、売れ行きアップ! 
最初の頃に買ったぞうさんが、へたって来たから!と追加で買ってくださった水野さん♡(右)

優しい笑顔がいっぱいの日曜日 ・・・皆様の真心を、被災地の作り手さんに届けます!!
これからも、応援をごいっしょに、どうぞよろしくお願いいたします☆


オーストリア・ハンガリー国境近くの村 イルミッツに「まけないぞう」ステーション誕生

【オーストリアの東のはじっこ ハンガリー国境近くの村 イルミッツに「まけないぞう」ステーション誕生☆】

イルミッツの八百屋さん エリザベートさんとヘルムートさん夫婦 ずっと待っていた「まけないぞう」を受け取って とても喜んでくれました。

「6頭じゃ足りないよ〜 次はもっとたくさん持ってきてね。家族や友人が欲しいって言ってますよ!!」

エリザベートさんとヘルムートさんは以前は東京に住んで働いたことがあるのです。

「自転車で東北の太平洋岸を、ずう〜っと北から南まで、自転車で旅行したんだよ。そのとき、いろいろな方たちに、ほんとにお世話になりました。今でもあのときの景色や想い出は大切な宝物だよ。」

被災地の作り手さんたちを、遠くイルミッツから応援しています。

***

友人のヨハネスさんも「まけないぞう」のファンになりました。

「これって、すごく可愛い!!友人のところに赤ちゃんが生まれたから、プレゼントに2頭いただいていくよ、とても良いアイデアだね。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヨハネスさんのトラクターのマスコット「タイガー」といっしょに記念撮影しました。
虎が大きくて、まけないぞうさんたちが小さく見えますね。


宮田まゆみさん

9月5日はサントリーホールでのコンサート。
青木はお招き頂きながら、コックリコックリ……

次の日、宮田まゆみさん見えて、明後日からベルリンへぞうさん連れて行ってくださる由

「国会前のデモに行きたいのです。今度、連れて行ってください!」
「いつでもご案内します。その際はぜひ、鳴りものご持参で」

という訳で、私の自慢のスティックタンバリンとまけないぞうさん持ってパチりです。


9月7日 再稼働反対

2012年9月8日 土曜日

間に合った(-。-;でも繋がらない

KDDIのiPhoneからの投稿がメッチャ繋がりません。
デモの規模が分断により小さくなっているのに、ピークの時より繋がらないのには、訳がありそうな気がします(−_−;)


台湾のお友だちが笑顔いっぱいで「まけないぞう」を歓迎♡ Welcome Makenaizô 頑強小象in Taipei !!

2012年9月7日 金曜日

【台湾のYouko Shih さんからのお便りです】
先日、まけないぞう40頭を取り寄せてくださった台湾のYouko Shihさん
お友達といっしょに集まって「まけないぞう」頑強小象 を配りました☆
Echo Wengさん、Demi Wangさん、Bonnie Kuoさん、KC Fangさん、そしてYouko Shihさん。(KCさんが写真を撮影してくださったのですね)皆、とても喜んでいたそうです。

「まけないぞう」の輪 が広がって、こんなに可愛い笑顔が台湾から届いて、作り手さんもきっと喜ばれることでしょう!!
必ず作り手さんに伝えますね☆

Youkoさんとお友だち のみなさん、ほんとにありがとうございます!!

【Makenaizo Report from Youko Shih in Taiwan】

Ms. Youko Shih in Taiwan has kindly ordered 40 Makenaizos from Japan the other day, introducing the elephants to her friends in Taiwan last Thursday!
This is the picture of beautiful smiles of Ms. Echo Weng, Ms. Demi Wang, Ms. Bonnie Kuo and Ms. Youko Shih with the Makenaizos! (Thank you to Ms. KC Fang for taking this wonderful picture!)
We are so impressed to see wonderful smiles from our friends from Taiwan, and to see the friendship through Makenaizo spreading all the way to Taiwan!
We promise to show this photo to the affected people who have actually made these elephants, and we’re so much sure that they’ll be very pleased & encouraged by this!
With lots of thanks to Youko-san & the friends in Taiwan!


ハワイにも「まけないぞう」がお引っ越ししました☆ Hawaian Makenaizô’s community has started implementing…

2012年9月5日 水曜日

【まけないぞうサポーターの荒井貴和さんから 「まけないぞう」ハワイへお引っ越しのお知らせで す】
つかのまの夏休み、大好きなハワイへ。
いつもお世話になっているマッサージクリニックの奥様に「まけないぞう」をプレゼント☆ とても喜んでさっそ くご自分のブログで紹介してくださいました。ハワイのママさん整体師YUKAさんのブログは、こちらから。 
まけないぞうの作り手さんへ、メッセージをいただきました。
「自分の手がけた作品のその後を知ると励みになるって、すごくわかります! 皆様にもどうぞよろしくお伝えください。まけないぞう、ハワイまで行ったよって。」

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ハワイのホテルのHousekeepingの責任者、キャロルさんにも「まけないぞうをプレゼント!
It’s very touching!(とっても感動です〜♪)と、 とても喜んでくれました。
キャロルさんは若く見えますが、キャリアウーマンでママさんです。 明るくて素敵な人柄の方です。

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・・・これまで、ハワイを訪問する方に「まけないぞう」さんが連れて行ってもらったこともあったけど、こんどは「ハワイにお 引っ越しして現地で元気をつなぐ、まけないぞうコミュニティー」ができたのですね♪
貴和さん、いつもほんとうにありがとうございます☆
これからも、ぼ ちぼち とことこ 真心の輪を広げてまいりましょう。


西明石のまけないぞうアンテナショップIUGEさん 「まけないぞう  ここに売ってた!」と喜んでいただいています。

神戸仕分け隊OGの松村さんのご尽力で、西明石のエステ店 IUGEさんに「まけないぞう」アンテナショップ開店☆

「欲しかったけど、どこで売ってるのか解らなくて 喜んで買って帰って下さった方もいたそうです。 良かったぁ~♪」

バスケットの大きさで被災地への思いを感じます!

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タオル仕分け隊 家藤さんのお話では、松村さんは現在、ベトナムへ旅行中。まけないぞうも配布しているそうです。
「ベトナムの友人のお子さんに”まけないぞう”をプレゼント!”まけないぞう”を持って家を走り回ってくれました♪」


南海トラフ地震の被害想定にスッポリ欠落しているもの

2012年9月4日 火曜日

先週、南海トラフで将来的に起こるであろう、東海・東南海・南海地震が3連動で起こった場合の「被害想定」が発表された。

「最悪の場合の死者は32万人」という、一見、ショッキングな内容にマスコミは湧いた。

そこで内閣府の防災のwebページを見に行ってみたのだが予想以上にアクセスが多いのだろう、重くて重くてページが見えなかった。今日になってようやく議事内容の閲覧できるようになったので、見に行ってみた。

確かに、東海・東南海・南海地震がほぼ同時に起これば(実際、約300年前の宝永、150年前の安政では3連続で起こっている)房総半島から日向灘、場合によっては宮古島まで大津波に教われ、大きな被害が出る事は随分以前から指摘をされている。

東南海・南海地震というのは、日本の有史上もっとも有名な地震であり、その発災の規則性や江戸時代以降は政治経済の要が壊滅的な被災するということもあって、注目度の最も高い地震であり続けている。

東海・東南海・南海地震を起こす南海トラフ地震(8月29日からこの名称で呼ばれることとなった)の被災域には、日本の総人口の51%が住んでおり、3大首都圏がスッポリと入ってしまうことから、発災が最も懸念されている地震であることは、今も昔も変わりは無い。

                     ・・・

けれども、2011年3月11日の東日本大震災を経験したこの国に於いては、今回のワーキンググループの出した被害想定には、大きく欠落したものがあると感じているのは私だけではないだろう。

そう、そこには中部電力浜岡原子力発電所の被害想定が全く欠落していて、被害想定に反映されていないのだ。

ワーキンググループは計7回の会議が持たれており、うち議事内容は1回から6回までしか公開されていないので、もしかすると7回目で原発震災の話が出てきたのかもしれないが、少なくとも6回の議事の要点には一度も言及がされた形跡がない。

浜岡原発の3〜5号機は2011年5月9日に当時の菅直人総理大臣が緊急停止命令を出したまま、現在も運転は止まってはいるものの、予想される東海地震の震源断層面の直上にある、世界で最も危険な原発であることには今も全く変わりがない。(1、2号機は廃炉にむけ既に運転を停止している)

現在3〜5号機には、未だ燃料棒が入ったまま制御棒が差し込まれている状態で、燃料プールにも沢山の使用済み燃料棒が入ったままになっている。

3〜5号機の原子炉には合わせて2400本の燃料棒が、3〜5号機の燃料プールには6625本の使用済み燃料棒が存在している。

昨年5月に5号機の原子炉に海水が混入した事故があり、最近ではタービン建屋周辺に放射性物質を含んだ水が漏れ出すということが報道されている。

そもそも中部電力浜岡原発は、国内で唯一、敷地内で専用港を持たない原発なのだそうだ。それゆえ、冷却のための海水は、原子炉の600m沖合の海水取水口(取水塔)までトンネルを掘って海水を取り込むような特殊な冷却系統になっている。

原子力安全基盤機構からは2009年には既に、津波に襲われて取水塔が破損されたり塞がったりすれば、炉心損傷に至る可能性があるという大きなリスクを指摘がされているのが、浜岡原発なのである。

                    ・

さて、南海トラフ地震の最東端は「東海地震」の震源域である。

東海地震の震源域のド真上に位置する浜岡原発の周囲は、東海地震によって地盤が4mほど隆起する可能性が高いとされている。

つまり、東海地震が起これば浜岡原発の周囲の地盤が隆起して、地震動そのものに因って原子炉周辺の諸々の配管や、冷却水の取水口から続くトンネルが断裂を起こさないという保障は一つもない。さらにその後に巨大な津波が来ることになる。

そうして考えれば考えるほど、浜岡原発の危険性が目前に迫っているように思うのだ。

もちろん、南海トラフ地震が近くなれば、内陸の活断層への圧力も活発化し、若狭湾周辺の地震が増えて他の原発事故が起こらないとは限らない。

が、東海地震の震源の真上に位置する浜岡原発こそは、今のままでは東海地震発生と同時に必ずやシビアアクシデントが起こってしまう可能性が極めて高いのではないだろうか。

ワーキンググループの専門家の方々もそれは重々承知しておられるはずだと思うのだ。

たった今、私たち日本に住む者が、誰一人としてこの問題から目を逸らしている訳にはいかないのではないか。

もしも、たった今、私たちが目撃している「東日本大震災による福島第一原発の事故」と同様の規模の事故が、浜岡原発で起これば、その瞬間にこの国の繁栄は終焉を迎えるだろう。

そうならない為に、この国で関心を持っている人たちが、あらゆる専門の領域を超えて、立場を超えて、何とかしようという固い決心をする必要がある。

今なら、まだ、間に合うのだから。


「仕分け隊新聞」7号 by 神戸のまけないぞう「タオル」仕分け隊

暑さの続く7月末 ・・・ 神戸のタオル「仕分け隊」家藤さんから、被災地の「まけないぞう」の作り手さんたちへ向けて、 「仕分け隊新聞」7号が送られました。各地から届いたタオルを仕分け、作り手さんのところに届けるダンボールの中に、この「仕分け隊新聞」をいっしょに入れて届けているのです。全国からの応援、神戸からの熱い心が、作り手さんたちに伝わりますね・・・

まけないぞう〜♪


「まけないぞう」が 素敵なギフトセットになりました 

2012年9月3日 月曜日

【東京のまけないぞうサポーター よしのけいこさんから うれしいお知らせです】

よしのさんは 3.11のあと、フェアートレードのコーヒー(ケニアやインドネシア)の販売をとおして「寄付金付きの飲み物をみんなで飲んで応援するワンドリンクプロ ジェクト」を立ち上げておられます。
寄付金は、両親を亡くして、学校へ行くことが困難となった東北のこどもたちが、高校、大学へ進学するときに宮城県から支給されるという、宮城県こども育英基金へ寄付されます。

「ワンドリンクプロジェクト」については、こちらをご覧ください。

その よしのさんのオンラインショップで、 「まけないぞうとフェアトレードのアユールヴェータソープのギフトセット」ができました。
こちらをご覧ください。

 

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