みなさま、こんにちは。makenaizoneHP編集長の 田中幸子です。
なんと! このコーナーで ご挨拶の文章を書くのは、2月から、ほぼ3ヶ月ぶりとなってしまいました。
そのあいだ 編集長は何やってたかって???
・・・ いやはや 移動の多い この3ヶ月でした。そして今朝 この文章をオーストリアの自宅で書いていますが、お昼ごろの飛行機で東京へ向けて出発です。
***
3月のはじめ 3月3日の雛祭りの日に、ニューヨークへ行きました。
makenaizoneHPでも たびたびお伝えしている、ニューヨーク在住のジャーナリスト・映画監督の我謝京子さんが、被災地の女性の姿を記録するドキュメンタリー 『3.11ここに生きる』の上映会を、ニューヨークでは初めて 開催したのです。
そこでも「まけないぞう」が大活躍。
ニューヨークに住み、働き、日本のこと、被災地のことを思う人たちの熱い心を感じる、すばらしい上映会でした。
makenaizoneの仲間 笙奏者の宮田まゆみさんも、コロンビア大学での演奏会のためニューヨークに滞在中。
上映会にかけつけて、いっしょに「まけないぞう」を販売し、200人もの人たちが詰めかけて満員御礼となった上映会の成功をいっしょに喜び合いました。
***
今年はヨーロッパも日本も冬が長くて、春が来るかと思えばまた 雪が降ったり・・・ なかなか暖かくならない、不思議な天候が続きました。
でも、そのあいだにも、世界に、日本のほうぼうで「まけないぞう」を応援している人たちからのニュースが、どんどん入ってきました。
先日5月16日、ご自身も被災なさりながら、がんばっておられる方が、facebookで心痛む書き込みをされていました。会長をされている仮設団地にお住まいの一人世帯の男のかたが海岸で亡くなられていたとの悲しい知らせです。
5月の初めに、また「まけないぞう」の作り手さんのところをまわって来た 被災地NGO恊働センター スタッフの増島智子さんも、「今回の岩手訪問は、精神的なストレスを抱えている方がずいぶん増えてこれからがボランティアの出番だと痛感しました」ということでした。
冬の長いヨーロッパに住んでおりますと、春がきて、まわりがぱーっと明るくなった季節に、冬の辛かったあいだ、じっと堪えていた疲れが出てくることを実感します。
先の見えない被災地での暮らしを、いろいろなことを乗り越えながら続けておられる方々が、花や空や木々の優しい色に癒されながら、ご無事で過ごされますようにと願わずにはいられません。
***
ゴールデンウイークには、makenaizoneのfacebook管理人 若林まみが、念願かなって岩手県遠野へ。
そしてmakenaizone主宰の青木正美は、弁護士の先生方のグループといっしょにウクライナへ行き、チェルノブイリで被災しながら力強く生活を切り開いている方々のお話を聞いたり、記録の集積されてある博物館をたずねたり、ウクライナの風景を自分の目で確かめる すばらしい旅ができたようです。
これからまたDr青木の日記コーナーで、旅の報告がご覧いただけるでしょう。
まけないぞうを応援するmakenaizoneの土台は、なんといっても「自分の生活のなかでできることを、やっていくこと。被災地を忘れないこと。遠くにいても 被災された方々のお心を思い、寄り添い続けること」です。
「まけないぞう」は「被災地を忘れない心」を持つ人たちのシンボルです。忘れていません、応援していますという心を運ぶ、ふわふわの可愛いぞうさん。
これからも、世界に広がって、元気に歩いていってほしい まけないぞうさんです。
***
ではそろそろ、出発のしたくをします。
こんどの日曜日 5月26日に 東京の四ッ谷 上智大学のキャンパスで 卒業生の創立百周年のお祭りがあり、そこで「まけないぞう」の紹介をします。
いつも「まけないぞう」を応援している 小学生のゆりなちゃんが、ポスターを作ってくれるそうです♡(お母さんのかおりさんが写真を送ってくださいました)
また、たくさんの「まけないぞう」がお引っ越し先をみつけて、新しい出会いが多くの方々に喜んでいただけるイベントとなりますように。
***
まだ編集作業の追いついていない部分がありますが、2013年になってから現在までの活動を、以下の目次にまとめましたので、ご覧ください。逐次更新してまいります。
(続きを読む... more...)