2013年08月


311:ここに生きるVivir el momentoバルセロナ上映会 (言語日本語・スペイン語字幕)

2013年8月31日 土曜日

311:ここに生きるVivir el momentoバルセロナ上映会  (言語日本語・スペイン語字幕)
Proyección de “311. Vivir el momento” (V.O. Sub. Castellano) Un documental sobre las víctimas del tsunami
Barcelona
震災を風化させない。大変なのはこれから…。
NY在住ロイター記者、我謝京子監督による、東日本大震災の被災女性の姿を追ったドキュメンタリーの上映会のお知らせです。
世界各地で評価されている本作品。広くスペインの人々にも観てもらい、被災者の今とこれからを知ってもらいたい、考えてもらいたい、震災を風化させない。そんな皆の思いで、実現したボランティアによる自主上映会です。
スペイン語字幕は上智大学イスパニア語学科の教授と学生たちにより作られました。
当日は上映の他、来西する監督との質疑応答も行われます。皆さん、ぜひお見逃しなく!

被災者の為に何かできることをと思いつつも何をしていいか分からないと感じている方は、是非この情報を周りの方々に伝えてください。
フライヤーを置かせてもらえるところがあったら、是非お知らせください。
よりたくさんの人にこのドキュメンタリーを観てもらうことが被災者支援に繋がります。

最上真里 Mari Mogami

No nos olvidemos de ellos, luchemos juntos….

La directora Gasha Kyoko, periodista de Reuters en Nueva York, rodó este documental sobre las víctimas de tsunami para dar a conocer al mundo su difícil situación dos años después del desastre.

Una película que muestra la dura realidad y hace reflexionar al espectador con la esperanza de que se una a su lucha.

Después de la proyección tendrá lugar un coloquio con la directora

Único pase en Barcelona.
No puedes perder esta oportunidad.
Os esperamos a todos!

Aquí tenéis el trailer del documental. 「311:ここに生きる」のトレーラーです。http://www.imdb.com/video/wab/vi1958912281/

<Importante> La dirección de Cinemes Girona, donde se dará el documental, está mal puesta en el flyer…!!! No es Girona 157 como está puesto, sino la correcta es Girona 175. Atención, venid a 175, no a 157!
【重要】フライヤー上の会場の住所の記載に誤りがあることが判明しました。
Cinemes Gironaの住所、誤ってGirona 157と記載していますが、正しくはGirona 175です!(1ブロックほどの距離ですが)。
皆さん当日お間違いのないようにお願いします。
http://www.cinemesgirona.cat/els-cinemes/on-som/

La proyección de “311 Vivir el momento” en Barcelona es un acto oficial del Año Dual España-Japón(400 Años de Intercambio Hispano-Japonés)
http://www.esja400.com/calendar/detalle/201309/20130914BarcelonaCineGirona.html

311ここに生きるVivir el momentoバルセロナ上映会は日本スペイン交流400周年事業の一環プログラムとして認定されています。
http://www.esja400.com/jp/calendar/detalle/201309/20130914BarcelonaCineGirona.html

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2013.8.31

暑い暑い八月の終わりとなった。

国会は閉じたまま、汚染水対策の審議も始まる様子がないと思ったら、9月7日のIOC総会の結果を待って国会を開くのではないかとの新聞記事が出ていた。
もし、これが本当ならば、常軌を逸してはいないだろうか。

折しもTEPCOからのメール(31日23:07)によると、タンクの底の継ぎ目から1800mSv/hという高濃度の汚染水が漏れていて、8月31日の23時過ぎまで作業が続いたという。

この状況の中では、仮にIOC総会で2020年五輪が東京に選ばれたとしても、辞退をするべきだとわたしは思う。
今、この国は瀕死の重傷を負っている。その傷口を縫合もできないまま、五輪の祭典を開こうとしている事に、大変な違和感と危惧を覚える。

そんな余力があったら、16万人(実数はそれよりも大幅に多い)の避難者の方々に、尊厳ある暮らしを取り戻すことの方が先だろう。原発で毎日働いている3000人もの労働者の方々を、尊厳ある処遇にすることが先だろう。
たった今、オリンピックよりも原発対策が先に決まっているではないか。

1800mSv/hとは、人が4時間浴びると死に至る線量なのだ。そんな高濃度の汚染水のタンクが1000基もある事故現場から、たった240kmしか離れていない東京で、なぜ今オリンピックをやらなければならないのだろうか。

国威発揚のため、これまでの誘致資金の回収のため等々の理由をくっつけるのは、福島の現状を全く見ていないか、見ないフリをしているとしか思えない。
ともかく、見ないフリをしてカーニバルに溺れているような甘い考えでは、この国は死んでしまう、本当に。
もっと締まって行こうぜ!
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2013.8.30

2013年8月30日 金曜日

8:00 31℃

ここ数日でグングン、シリアへの軍事介入を可能性が高くなってきた。イギリス議会では攻撃に対して参加しない決議がでたが、アメリカは単独での空爆もじさないという。

アフガンのときも、イラクの攻撃の時も、わたしは寒い中デモに行ったのを覚えている。
その時に感じた、なぜ?、という問いが心をよぎる。

今夜もFacebookで、アメリカ大使館近くで抗議行動があることを知ったので、閉診後にタクシーで赤坂に向かった。
昼間ならアメリカ大使館が見える距離なのだが、何でこんなに手前でやってるの?という場所でのシュプレヒコールが上がっていた。大使館には届いたのだろうか。

シリアでは何が起こっているのか分からない。
もしかしたら、残虐なことが起こっているかもしれない。
しかし、残虐に人を殺すという行為を、報復として再び人を殺す事で「制裁」するという事自体に、大いなる矛盾と疑問をわたしは感じるのだ。

人間の命を奪うという行為は、どんな大義名分があろうともあってはならないと、わたしは思う。

だから、新たな殺戮は止めようではないか。
そこに、盲目的に、日本がアメリカの空爆を支持するだなんて、賛同は出来かねる。

人間は話し合いが上手くできるように、大きな脳と聴覚と言語を持っている。
まずは武器ではなく、その能力でもって、充分話し合うところから始めようではないか。

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82才の母が「かわいいから」と まけないぞうを飾っています♡ My mother, 82 years old, says ‘it’s so cute, I leave it there…’

【神戸出身の まけないぞうサポーター 横塚晶子さんから 心暖まるお便りです】

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先月、実家に帰ったら、
カレンダーに、「まけないぞう」が、

タオルなのに、なんでこんな所に釣ってるの?と聞くと
「可愛いいから」と82才の母からの返事。
そんな使い方もね。

独り暮らしの母がまけないぞうの可愛さに、我が子の子ども時代を重ねて眺めているのでしょうね、とても喜んでいる様子に、ぞうさんに感謝、です。
こうして被災地の方と繋がる事ができるなんて、すごく嬉しいです!
これからも「まけないぞう」応援しまーーす!

「まけないぞう」は自分でできる被災地の方への応援活動です。
家の使わないタオルを送ったり、購入してプレゼントにしたり、
一人で出来る時間や、お金は限られますが、これなら出来そう。
「まけないぞう」の説明です。http://www.makenaizone.jp/index?p=180
「まけないぞう」のFBページですhttps://www.facebook.com/makenaizone

Makenaizo Elephant supporter Akiko Yokozuka san’s old mother, 82 years old, keeps her Makenaizo on her calender.
Akiko san asked ‘How you leave it there, it’ s a towel…’
‘But it’s so very cute…’ , replied her mother.
Akiko san’s friends all love Makenaizô Elephant.
This is a really easy and nice way to continue to think about those who still need our help, even if this is a very small help for each of us, this will make a big supporting warm help for them.
Lots of thanks to Akiko san, her mother and her friends to support Makenaizo Elephant Project!!

晶子さんのお友達から、たくさんのコメントが。

Tさん とてもインターナショナルでびっくり!まけないぞうさん、頑張ってますね!
晶子 世界中にいる、まけないぞう、頑張ってます^^かわいいでしょ(^。^)
Sさん 可愛くて元気もらえますね(^^)
晶子  Sさん、ありがとう、一つ、一つ手作りで暖かいです^^元気が皆に広がるといいです^^
T       ホント可愛い♡ 飾るも良しですね(o^^o)
S       小さな力が集まると、素晴しい〜♫
Takumiさん 経済的側面よりも、現地の方々が集まって前向きなことをする精神的側面が大きいと思います。 活動が長く続きますように。
晶子  Tさん、可愛いので、ちょっと手土産に使ってます(^_^)v
   Takumiさん、私もそう思います、私は長ーく細ーくでいきます^^


晶子さん、いつも応援 ありがとうございます☆
お母様が飾ってくださっていること、かわいいから と可愛がってくださる優しいお気持ちを、作り手さんにお伝えしたいです。
お友達の皆さんから声援をいただいていること、心丈夫です。
ぞうさんのお鼻のように「長〜く細〜く」被災地の作り手さんと「まけないぞう」たち これからも どうぞよろしくお願いしま〜す♪

 


2013.8.29

2013年8月29日 木曜日

秋暑し火薬の匂ひ立ちにけり

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水戸から最新の「まけないぞうニュース」♡ 末永く幸せに・・・まけないぞう♪  Makenaizo Elephant News from Mito!

【水戸の「まけないぞう応援隊長」 川又友美さんからのお便りです】MitoNews

久しぶりの「まけないぞうニュース from 水戸」です。
写真のハンサムな男性は私の職場の上長です。
小さな娘さんがいるので、まけないぞうをプレゼントしました。
「紐をつけて、よだれかけにするのもいいな♪」と喜んでおられました。
ゾウさんが娘さんの成長を見守ってくれますように。

友美さん、職場の上司さん、
まけないぞうの応援 ありがとうございます☆
きっと今ごろは 「まけないぞう よだれかけ」になってますね・・・ :)

お嬢ちゃんの元気な成長 心よりお祈りいたします。

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たのもしい「まけないぞうサポーター」の友美さん。

水戸でずっと「まけないぞう」を応援している川又さん、英語落語のイベントや、ユースフェスの「まけないぞう」ショップのため声をかけたり・・・ タオルを集めたり・・・それから海外旅行先にも「まけないぞう」を連れて行ってくれました。

英語落語のイベントで まけないぞう完売
水戸で 柳田恵美子さんたちといっしょ
スロヴェニア、イタリア旅行

アフリカは2013年新年でした
それから、新潟のいとこさんがタオルを持ってきてくれました、ということもありましたね。

こうしてみると、ずいぶん長い おつきあいですね♪
これからも、末永く 「まけないぞう」をよろしくお願いしますね。
編集長から一言。 「友美さん ご結婚おめでとう♡」

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♡美しい♡ 
花嫁姿の「まけないぞうサポーター」友美さん。
末永く お幸せに。末永く「まけないぞう!!」 :)

 


2013.8.28

2013年8月28日 水曜日

シリアへの空爆が始まりそうだという。

シリアの内戦の詳しいことは分からないし、それを調べに国連が入っているのではないのか? その結果が出たのだろうか。

人類よ、もう、いい加減にしないか?

いかなる理由があろうとも、戦争反対、絶対反対!
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さあ〜夏休み おしまいですね♪ 赤ちゃんぞうさんといっしょに幼稚園へGo! …Holiday is over! Let’s get back to KinderGarden… with Baby Makenaizô Elephant!

2013年8月27日 火曜日

【福島県郡山市の まけないぞうサポーター 横田有美さんからのお便りです】

1233609_424619217659763_1362950195_n8月26日(月ようび)
ちっちゃくて かわゆい 本間みゆちゃん♡
夏休みおしまい、今日から幼稚園です。避難先でがんばってます。
郡山の「ばあば」(とっても若い「ばあば」)横田有美さんが みゆちゃんの写真を見せてくださいました。

「夏休みも終わり今日から幼稚園。。。。
ママとずっと一緒だったため ぐずっていましたが
赤ちゃんぞうさんと一緒♡に元気に行ったそうです♬」

・・・ 日本でもヨーロッパでも、夏休み終わりで子どもたちが学校の始まる時期ですね。
みんな元気で まけないぞう☆

This cutie small girl Miyu-chan, in Fukushima area in Japan, has started school (kinder garden) today.
Holiday is over .
She was just a bit sad to leave her mom… but the Baby MakenaizoElephant went to school with her. Makenaizô!
「ばあば」の横田有美さんはタオル集めやお仕事先でもたくさんの方たちに「まけないぞう」を紹介してくださっています。
福島の暮らし 「健康で、心折れずに」 と毎日たくさんの情報発信を続けています。
美しい「ばあば」のパワー すばらしいです。
遠く離れたところにいても。みんなで支え合ってまいりましょうね、
・・・ まけないぞう 福島!!
2012年4月10日 makenaizone主宰の青木正美のクリニックにて
ばあば、みゆちゃん、青木、みゆちゃんママの有香さん♡
みゆちゃん、このときは、まだ赤ちゃんみたいでしたね♪
どうも(迫力満点の)青木の白衣姿にびびってたらしいです(笑)
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「まけないぞう」のもとになるタオルも、たくさん集めました!
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2013.8.27

生まれて初めて、NHKの朝ドラにハマって5ヶ月目になる。
5年ほど前に久慈市から三陸海岸沿いにドライブをしたことがあり、小袖海岸も知っているところだったし、初めはボーッとテレビを見ていた。

正確に言うと、ウィークデーの朝8時というのは、わたしにとって戦争状態で朝の支度の一番忙しいときなので、実はゆっくりテレビなど見ている暇がない。
第一、朝はテレビ朝日をかけていることが多かった。

ところが何故だかこの春に限って、NHKをかけていた。そこに何やら楽しげなテーマソング。懐かしい東北弁。初めは筋も分からず、急いでいるし、第一眠いし……。

ところが、じぇじぇじぇ。
気がつけば、毎日NHKをつけ放しにしながら朝の支度するようになり、アキちゃんや春ちゃんや夏ばっぱや三陸の人たちが、まるで家族のような気分になっている自分が居て、これが毎日、不思議で不思議でたまらない。

ストーリーは至ってコミカルなドラマで、あり得ない偶然が重なるし、ときどき宮藤官九郎の小ネタが「遊び過ぎ」だったりもするのだが、これが全て許せるし愛おしい。そうそう、それこそが「ハマる」という状況に違いない。

「あまちゃん」人気の理由は、何と言うか社会学的にいくつか理由があると思うのだが、災害社会学的に考えるに、明治・昭和・平成と歴史的にいつも大きな津波災害を背負いながら、リアス式海岸で暮らす人々への応援歌なのかなぁ、と思うことしばし。
あるいは、311前のわたしたちの暮らしとは、かように長閑な暮らしだったか、という懐かしみもあるのかもしれない。

いずれにしても、「あまちゃん」の視聴者は、アキちゃんや春ちゃんや夏ばっぱや三陸の人たちとともに、もう一度これから311を追体験することを、そう、「覚悟」しながら日々を送っている。

クドカンがどんな風に311を描くのか分からないのだが、恐らく視聴者は皆そのことに注目しているし、実は311を直視するのが怖いのだが、クドカンの台本だったら大丈夫のような気がする。アキちゃんや春ちゃんや夏ばっぱや三陸の人たちとともに、自分も乗り超えられる気がする、と。

わたしが災害復興に関わり始めて、かれこれ20年近くになるのだが、災害の話を突き詰めると、結局は実体験をして初めて我がものとなるというか、自分が被災して初めて災害に向き合えるようになるのが人の世だ。
その意味で、事前に災害に対しての想像力をかき集めるということは本当に難しいし、それを伝える事はもっと難しい。これはもしかしたら日本人のDNA由来なのかもしれないが、災いに対しての負の想像力を長く保っていられないし、逆に起こってしまった災いは水に流す的な考え方が根強くある。

ところがどうだろう。「あまちゃん」でクドカンは、そんな日本人のDNAをいとも簡単に、柔らかく崩してしまったのだ。

で、それはそれで、災害社会学的に考えると、ものすごくスゴイことなのだ。アキちゃんや春ちゃんや夏ばっぱや三陸の人たちとなら、これから起こる災害に対して心の準備ができるということなのだから。つまり、この5ヶ月間、わたしたちは皆、負の想像力をもち続けながら、毎朝ドラマを見て生きてきたのだ。
これは災害学や社会学や災害復興学のフィールドで長年研究してきた、名だたる学者や記者たちには、けっして超えることができなかった大きな課題(負の想像力を持続させること)を、「あまちゃん」はいとも簡単に解決してしまったわけで、重ねて言うが、これは本当にすごいことなのだ。

さてと。こういう屁理屈をこねていないで、早くベッドに入らないと、明日の「あまちゃん」を見逃すハメになっちまうぜぃ!

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2013.8.26

2013年8月26日 月曜日

今朝の毎日新聞に掲載されて、Twitter や Facebookでちょっとした話題になっているのが、小泉純一郎さんの「今直ぐ原発止める」という意見だ。この夏、脱原発先進国を訪問し、オンカロなども見てきたそうである。

わたしは総理在任中、小泉さんの言葉に全面的に賛成したり、ましてや心酔したことは一度もなかった。戦争に加担するわ、社会のセイフティーネットは狭くするわ、どこが良いのかさっぱり分からなかった。
歌舞伎座や知人の催しや都内のホテルなどで何度か見かけた時も、彼への声援の秘密がどうしても分からない自分が居た。

しかし、今日の紙面の本文中の
 「逆だよ、逆。今ゼロという方針を打ち出さないと将来ゼロにするのは難しいんだよ。野党はみんな原発ゼロに賛成だ。総理が決断すりゃできる。あとは知恵者が知恵を出す」

正直、これには参った。戦後最も親米的宰相にして人気の高かった小泉氏が、「総理が決断すりゃできる」という言葉は、本当に重いひとことだからだ。

このタイミングで原発を止めなくとも、20年後には日本は止めざるを得ないだろう。
それでもたった今、「誰か」が、政官財米学マス界に引導を渡さなくてはならないのなら、もしかしたら小泉さんが適役なのではないだろうか。この人が言い出したら人の意見を聞かないというのは、政官財米学マス界の人々が一番良く知っているはずだから。

わたしは、小泉純一郎さんの意見を全面的に支持します。
原発は今、日本に次の災害が起こる前に、ともかく止めましょう。
「あとは知恵者が知恵を出す」!

—毎日jpより引用——
http://mainichi.jp/journalism/listening/news/20130826org00m010002000c.html

Listening:<風知草>小泉純一郎の「原発ゼロ」=山田孝男
2013年08月26日

 脱原発、行って納得、見て確信−−。今月中旬、脱原発のドイツと原発推進のフィンランドを視察した小泉純一郎元首相(71)の感想はそれに尽きる。

 三菱重工業、東芝、日立製作所の原発担当幹部とゼネコン幹部、計5人が同行した。道中、ある社の幹部が小泉にささやいた。「あなたは影響力がある。考えを変えて我々の味方になってくれませんか」

 小泉が答えた。

 「オレの今までの人生経験から言うとね、重要な問題ってのは、10人いて3人が賛成すれば、2人は反対で、後の5人は『どっちでもいい』というようなケースが多いんだよ」

 「いま、オレが現役に戻って、態度未定の国会議員を説得するとしてね、『原発は必要』という線でまとめる自信はない。今回いろいろ見て、『原発ゼロ』という方向なら説得できると思ったな。ますますその自信が深まったよ」

 3・11以来、折に触れて脱原発を発信してきた自民党の元首相と、原発護持を求める産業界主流の、さりげなく見えて真剣な探り合いの一幕だった。

 呉越同舟の旅の伏線は4月、経団連企業トップと小泉が参加したシンポジウムにあった。経営者が口々に原発維持を求めた後、小泉が「ダメだ」と一喝、一座がシュンとなった。

 その直後、小泉はフィンランドの核廃棄物最終処分場「オンカロ」見学を思い立つ。自然エネルギーの地産地消が進むドイツも見る旅程。原発関連企業に声をかけると反応がよく、原発に対する賛否を超えた視察団が編成された。

 原発は「トイレなきマンション」である。どの国も核廃棄物最終処分場(=トイレ)を造りたいが、危険施設だから引き受け手がない。「オンカロ」は世界で唯一、着工された最終処分場だ。2020年から一部で利用が始まる。

 原発の使用済み核燃料を10万年、「オンカロ」の地中深く保管して毒性を抜くという。人類史上、それほどの歳月に耐えた構造物は存在しない。10万年どころか、100年後の地球と人類のありようさえ想像を超えるのに、現在の知識と技術で超危険物を埋めることが許されるのか。

 帰国した小泉に感想を聞く機会があった。

 −−どう見ました?

 「10万年だよ。300年後に考える(見直す)っていうんだけど、みんな死んでるよ。日本の場合、そもそも捨て場所がない。原発ゼロしかないよ」

 −−今すぐゼロは暴論という声が優勢ですが。

 「逆だよ、逆。今ゼロという方針を打ち出さないと将来ゼロにするのは難しいんだよ。野党はみんな原発ゼロに賛成だ。総理が決断すりゃできる。あとは知恵者が知恵を出す」

 「戦はシンガリ(退却軍の最後尾で敵の追撃を防ぐ部隊)がいちばん難しいんだよ。撤退が」

 「昭和の戦争だって、満州(中国東北部)から撤退すればいいのに、できなかった。『原発を失ったら経済成長できない』と経済界は言うけど、そんなことないね。昔も『満州は日本の生命線』と言ったけど、満州を失ったって日本は発展したじゃないか」

 「必要は発明の母って言うだろ? 敗戦、石油ショック、東日本大震災。ピンチはチャンス。自然を資源にする循環型社会を、日本がつくりゃいい」

 もとより脱原発の私は小気味よく聞いた。原発護持派は、小泉節といえども受け入れまい。5割の態度未定者にこそ知っていただきたいと思う。(敬称略)<題字・絵、五十嵐晃>(毎週月曜日に掲載)
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2013.8.25

2013年8月25日 日曜日

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神戸のタオル仕分け隊 家藤さんの岩手訪問レポートです Iefuji san’s North-East Japan Grand Tour, to meet with Elephant-making people in Iwate Pref.

【神戸のタオル仕分け隊 家藤さんが 夏休み 大ちゃんといっしょに岩手・遠野へ 大旅行! 】

1097773_534031786652708_1259115099_oこの夏休み、神戸からはるばる岩手県・遠野へと、タオル仕分け隊の家藤さん&大ちゃんが「まけないぞう」の作り手さんたちに会いに出かけました。
被災地NGO恊働センターの活動をいつも応援している、兵庫県たつの市の岡本芳子さん(写真・右)も現地で合流。
7月末から現地にいる「ぞうのお姉さん」増島智子さんも「勇気百万倍!!」と喜んでいます。

8月24日
先日の、三男との東北の旅のレポートです。
まだまだ、まけないぞうは必要ですぅ。
応援よろしくですぅ。」

【Iefuji san’s North-East Japan Grand Tour, to meet with Elephant-making people in Iwate Prefecture.】
Mr. Iefuji is living and working in Kobe. After the North-East Japan’s earthquake on March 11th 2011, he formed, with his colleagues, a voluntary working group for helping with the Makenaizô Elephants Project: their work consists of:

– receiving packages of towels arriving from all kinds of people from everywhere in Japan,
– sorting these towels (to check if they are clean and usable for Makenaizô elephants),
– preparing packages to be ready to go,

and once contacted by NGO person’s for a number of towels,
– sending out packages to be used by ‘Makenaizô Elephant makers’. (NGO person will carry the material towels to distribute, accordingly to each maker’s needs).
In another words, Mr. Iefuji, along with his ‘towel sorting team’ members, is one of the indispensable key-persons who support, constantly, the Makenaizô Elephant Project.

This summer, he has decided to go around Iwate-area with his son Dai-chan. Usually he stays in Kobe. This time however, this is direct contact with the different people he has been communicating with.

This is ‘Mr. Iefuji’s Travel Report Map’.
He says: ‘We definitely still need lots of Makenaizo Elephants… Dear supporters, please help us, join the support movement!’

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増島智子 「家藤さん、大ちゃん、長旅お疲れさまでした。レポートすごいですね~。見習わなければ。次回は極寒の遠野でお待ちしています(^^)
家藤 「増 島さん、いえいえ、増島さんこそ、お疲れ様でした。増島さんの現地での、すさまじい業務量にもかかわらず、作り手さんのまえでは、そよ風のようなご対応に は、感服いたしました。私の、小学校以来の友人で、被災地が、きになっているものがおりますので、今度は、そやつをさそって、極寒-20度の遠野を、訪問 させていただきたいなぁと、たくらんでおります。また、相談させてくださいませ

8月18日
家藤 「吉里吉里のApeというお店で、ラーメンをいただきました。その店の、息子さんの唄です。
この唄も、大切な出逢いのひとつでした
阪神淡路大震災の避難所の窓からも、大きな大きな満月が見えたのを思い出しました。」


東日本大震災から2年半が経過しようとしていますが、津波で流された住宅跡地、大きな建物はそのまま、仮設住宅での暮らしが続いています。神戸は、復興が、 ずんずん進みましたが、そのスピードの弊害に苦しんでおられる方もおられます。
神戸の復興をみまもってこられて、今回の旅行で、お世話になったNGOの増 島さんが、車で、ずっとこの唄をかけておられました。神戸の急速な復興を戒めるように”歩きましょう”という歌詞に共感もあるのかなぁとおもっ て、きいていました。

8月16日   終戦のこと 広島・長崎のことを思う夏。岩手県に入って活動している 増島智子さんのレポートです。
こちらからご覧ください。

8月29日  岡本さんからメッセージをいただきました。
「沢山の被災者の方に出会いましたし、被災地も仮設住宅も復興住宅も、智子さんに連れて行っていただきました。福島は別の重荷を負いつつ暮らす人達に会い、心が痛みました。
まけないぞうをつくっている方達にも沢山出会いました。みなさんが増島さんに感謝されておられました。私も知恵を絞って販売したいと改めて思いました。」


makenaizone   家藤さん、岡本さん、はるばる岩手へのご旅行 誠にお疲れさまでした。これからも「まけないぞう」いっしょに応援していきましょう!! まけないぞう!!


親子ぞうさんが 山田玲子さんといっしょにNYへ行きますよ♪ Mother Makenaizo and Baby Makenaizo will go to New York in September with Reiko-san!

【makenaizoneメンバーの 若林まみさん&山田玲子さんから うれしいお知らせ】
8月24日  今日は山田玲子先生reikosenseiの お料理クラスの日です。
若林まみさん 今月も、楽しみに参加しました♪
まみさんからのお便りをご覧ください。
「今日のお料理クラスにて、釜石の作り手さん作の親子のまけないぞうさんを玲子先生にプレゼント!
来月のNYでのイベントに一緒に連れて行って下さるそうです!\(^-^)/
先生、いつもまけないぞうプロジェクトの応援ありがとうご ざいます! 」

♡♡♡ かわいらしい「親子まけないぞう」のオーダーは、こちらのオンライン注文フォームから出来ます。
被災地NGO恊働センターのオンライン注文ページへ クリック!
ただし、親子ぞうの注文欄がまだないので、備考欄のに、『親子ぞうをXXセット希望』、と明記していただければ大丈夫です!
http://www2.toshiseikatsu.net/ngokobe/modules/pico/index.php?content_id=1
【makenaizone member Mami Wakabayashi’s message from Tokyo】
Mother Makenaizo & Baby Makenaizo moved to Reiko-sensei’s house today!
She said she will take them to NY with her next month!
Lots of thanks to Reiko-sensei for her continued support for Makenaizo Project!

9月6日 ニューヨークで 石巻の海苔漁師さんを応援するイベントを開催する山田玲子さん。
まけないぞうもいっしょです。
ご盛会を、心よりお祈りいたします!!


主宰:料理研究家山田玲子
フェリス女学院大学卒業後、1995年~浜田山の自宅にて料理教室「Salon de R」を主宰。国際交流の活動を通じ、食する事は人の輪なりがモットー。2002年家庭画報「とっておきのおかず大賞」審査委員特別賞受賞。ニューヨークやヒューストン、シンガポール、韓国など海外でもイベントを開催。ニューヨークでは「食べて、買って、東北を応援しよう」イベントを開催して、NY1チャンネルを始めとする様々なメディアに報道。

カバー写真
【石巻の漁師さんを応援しよう! 一番摘み海苔を買い、おいしいおにぎりを食べる夕べ】
石巻からとびきり稀少な「一番摘み」海苔がニューヨークにやって来ます!
石巻の海苔漁師三代目の相澤さん、中井さん、阿部さんの三人が復興を誓って開発した「天まで届くおやつ海苔」
最初の新芽だけを摘みとった一番おいしいといわれる「一番摘み」を使用した味付き海苔です。総生産量の3%しかなく、柔らかく香りよく味よい一番摘み海苔。オンラインの復興デパートでも現在売り切れ、国内でも次回は12月から販売開始という稀少品です。その「天まで届くおやつ海苔」を特別に携えて、料理家の山田玲子さんがおいしいおにぎりを用意して、海苔とおにぎりの魅力について語る夕べ。ぜひ美味しいおにぎりを楽しみ、石巻の一番摘み海苔を手に入れて、日本の味をお楽しみ下さい。
当日は「まけないぞう」など復興支援グッズも販売されます。日時:9月6日(金曜日)6:00pm~8:30pm
場所:NY Coo Gallery
住所:1133 Broadway #335 New York, NY 10010 (between 25th and 26th street)
TEL: 212-380-1149
URL: www.nycoo.com
入場料:10ドル(サジェスチョンとするドネーションとなります)
おにぎりとドリンク一杯つき。
予約問い合わせ:event.reikocooking@gmail.com注意)海苔は限定50個となりますので先着順となります。またおにぎりは数が限られておりますので、なくなりました時点でご提供ができない場合もございますが、なにとぞご了解下さい。チャリティグッズ販売
まけないぞう
FUKUSHIMA “えがお SMILE” ラッピングペーパーとiPhoneケース
福島LOVEラッピングペーパー

「天まで届くおやつ海苔」
相澤さん家の天の恵み  とうがらし味
中井さん家の海の恵み  しお味
阿部さん家の大地の恵み オリーブ味

 


2013.8.24

2013年8月24日 土曜日

福島原発の汚染水漏れの事故がシリアスであればあるほど、焦点がぼやけてしまいがちだが、原発労働者の方々の被ばく問題がとても心配になる。

東京に妻子を送り出し、自身は地元に残って原発で働いている方からも、この夏には余りにもバテが酷いという話を聞いて、本当に胸が詰まる思いがした。

通常の廃炉への過程でも、一日3000人の労働力を必要としている原発の中で、これほどまでにトラブルが多発してこれほどまでに暑くて脱水で倒れる人が多い中で、工事は上手く回っていくのだろうか。

5月にウクライナに行って一番日本と違っているなぁ、と思ったことの一つに、ウクライナではチェルノブイリ原発の対処に当たった原発労働者リクビナートルは、社会的にたいへん尊敬されているし、本人も誇りに思っている。
チェルノブイリ法はリクビナートルの人々が中心となって、制定されたほどなのだ。

それに比べて、日本の原発労働者の方々には、なかなか光が当たらない。TEPCOも経費削減のために人件費を減らしていると聞くし、事故の当初から多重下請けの実態が浮き彫りにされていた。
にもかかわらず、未だに待遇が変わったと聞いた試しがないのだ。
一刻も早く、もっと待遇の改善をしないと、働く人々が健康が侵害されて行っている……。

現在原発労働従事者は、労働安全衛生法に基づいて「電離放射線障害防止規則」に則った健康管理がなされているのだが、これが厳密に守られていないという事が、時々聞こえてくる。
けれども、ここをしっかりと管理してゆかなければ、彼らの健康が守られてゆかなければ、事故の収束などできるはずがないではないか。

身を投げうって働いている方々を救えないような国に、真っ当なる未来が来るとはとても思えやしない。
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イギリスのお友だちが増えてますぞう♪ More and more new Makenaizô-Elephants friends in the UK…

harry【アイルランド在住 makenaizoneホームページ編集長 田中幸子より】
先日、アイルランドにの我が家に遊びに来てくれた親戚のジャッキーがイギリスに連れて帰ってくれた10頭のまけないぞうさん達がつぎつぎに新しいお家にお引っ越しちうです。
ジャッキ―からのメッセージと共にとっても可愛い写真が届きましたのでご紹介します!
『こちらは私の甥のハリーくんとお姉ちゃんのコートニーちゃん。ハリーくんは今やどこにいくにもぞうさんと一緒!ハリ―くんもコートニーちゃんもずっとずっと前からお友達だったようにまけないぞうさんととっても仲良しです!』
— なんと可愛らしいまけないぞうサポーターちゃん達でしょう!こうして世界中でいっぱい愛され中のまけないぞうさんたち!
ジャッキ―さん、素敵なお写真をありがとうございます。
東北のまけないぞうの作り手さんにもこのお写真をお届けしたいと思います♥
きっととっても喜んでもらえるゾウ!^^

【Message from Sachiko Tanaka in Ireland, The editor of makenaizone Homepage】
Jackie, Neil, Lauren and Abbie who visited us a few weeks ago brought 10 Makenaizo elephants back to England with them, and Jackie has kindly been introducing the elephants to many new friends there!!!
CourteneyHere is the message from Jackie :
‘This is a picture of our nephew Harry, Neil’s brother’s little boy. He loves the elephant and takes it everywhere now. Another picture is Harry’s sister Courtney. They look as though they have had these for years!!
— Lots of thanks to Jackie for these great photos & the message!
We’d like to show these pictures to Makenaizo makers in Tohoku area in Japan, and we look forward to your continued support to our project!


2013.8.23

2013年8月23日 金曜日

8:00 29℃
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友、遠方より来る 

2013年8月22日 木曜日

久々にゆっくり話ができて、嬉しかったです!  「ぞうがね持ち」の2人です
詳しくは、Dr青木日記のほうを ご覧くださいね。
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子ぞうをバッグに付けましょう!
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親子まけないぞう

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2013.8.22

今日は午後から、郡山の友人Uが顔を見せてくれた。
初めて彼女と会ったのは震災後なのだが、何しろ今では親戚付き合いというか、ほとんど親戚と言っても過言ではないほど。

彼女の娘さんは母子で福島県内に自主避難をしているので、話題はもっぱら原発事故の関連の話になってしまうのだが、今日は久々にゆっくりとちょっとしたアイデア語り合う時間ができた。

あの事故以来、福島県内に沢山の知り合いができたし、最近では東北新幹線に乗って福島に降り立つと、故郷に帰ってきたような感覚があるほどなのだが、それもこれもUという友人を通して、或は彼女との共通の友人を通して、自分の中に入ってくる情報や感情やあったればこそのことだといつも思うのだ。

そうだ。これだけ大きな事故が東京の230kmほど北東で起こっていても、あまり東京の人々が熱心に感じていないのは、福島に感情移入ができないからなのではないか。
わたしにはUなどの親しい人々が発するメッセージが直接毎日届くからこそ、わたしは福島に目を向かざるを得ない。
もしも、そんなかけがえのない人が福島に住んでいなければ、わたしがそうであるように、興味を持てないのではないだろうか。所詮は他人事となってしまうのではないだろうか。

折しも今日、「原発事故子ども・被災者支援法」が具体的に全く動いていないことに対して、基本方針の早期策定を求めて提訴がなされた。
弁護団の河崎健一郎弁護士とも昨年来一年近く研究会を共にしているが、ここまで棚ざらしにされてきた「原発事故子ども・被災者支援法」のあり方に対して、何とかこれを動かすに至るよう一石が投じられた。

「原発事故子ども・被災者支援法」は、福島県外の人々、ことに事故には無縁だと思っている人々にも、きっといつかこの法律に因って救済される場面がでてくるはずだと、わたしは思っている。
そういう意味でも、もっともっと沢山の人々に注目して欲しい裁判の行方なのだ。

「原発事故子ども・被災者支援法」について、早分かりはコチラから
http://bylines.news.yahoo.co.jp/kawasakikenichiro/20130822-00027449/

親子まけないぞう、到着!
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2013.8.21

2013年8月21日 水曜日

 東電は、原発の港湾内の放射性物質の濃度から、ストロンチウムが1日に30億~100億ベクレル、セシウム137が40億~200億ベクレル流れ出ていると試算。事故直後の2011年5月から汚染水が地下水に漏れ出し続けていると想定すると、総放出量はストロンチウム90で10兆ベクレル、セシウム137は20兆ベクレルと見積もった。

http://www.asahi.com/national/update/0821/TKY201308210482.html?ref=com_top6  

やはり、そうだったか。至極当然の話だが、なぜにこのタイミングでこんな情報がリークされているのだろうか。その理由を考えると眠れなくなる。
まずは、命を守る準備をしなくては。一に情報、二に医療、あとは教育のみが危機を救うだろう。
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2013.8.20

2013年8月20日 火曜日

2013.8.20 8:00 32℃

夕方、福島県の県民健康調査の記者会見をIwj のUst.をチラ見しながらの診療。
おしどりマコさんが、めっちゃシャープな質問をしている。いつものことながら、頭が下がる。
会見のUst.が良い所になると、神経ブロック注射に呼ばれる。ま、仕方がないなぁ。

癌の発生率や検査体制の問題やら、まだまだ色々問題はあるのだが、それよりも甲状腺にだけ特化した様な、そんな県民健康管理で良いのだろうか。

5月にウクライナで見てきたところでは、高濃度汚染地域・強制避難地域の人々は、事故から2ヶ月以内に、大人も子どもも全ての人々に、甲状腺検査をはじめとして血液検査も完了していて、しかも以来27年間定期的に続けられているのだ。

被ばくに因る病気は、決して子どもの甲状腺癌だけではない。
何か大きな忘れ物をしている、この国は、、。
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