2013年09月


2013.9.30

2013年9月30日 月曜日

10月1日に安倍総理が消費税増税を発表するらしい。
国会の閉会中に、何て勝手に判断するのだろうか。
消費税増税は、社会保障費に充当されるものではなかったのか。
こんなに目的もなくふんわり上げてしまっては、零細の市民は死んでしまうではないか。

この国は、世界で最も過酷な高齢社会なのだ。
フランスが人生80年時代になるには300年かかったところ、日本は戦後30年程で到達してしまったのだ。10倍速い速度で。

どどのつまり医療制度も年金制度も介護制度も教育制度も、つまり社会保障はヨーロッパに比べて著しく薄い。貧弱で不公平で不完全で、いまだに取って付けたような制度なのだ。
よくヨーロッパは高負担高福祉、日本は中負担中福祉と言われるが、実情は中負担中誤摩化しだと私は思っている。

そこを誤摩化さないで福祉を厚くしようと導入されたのが、消費税ではなかったのか。
なのに、一向に消費税の福祉への充当の道筋が明瞭ではない。それどころか、今の高齢化のスピードに全くついていっていない。もう何年もついていってないのだ。

にもかかわらず、なぜ消費税増税に市民は賛成のような報道をするのだろうか。
特権階級である意思決定権のある人々は、消費税が上がろうが何しようが生活には関係ないのだろう。その鈍感なる人々をマスコミが擁護するかのような、その厚顔な報道ぶりには目を覆うばかりだ。

高齢化社会を甘く見てきたこの国では、医師も足りない看護師も足りない、今や高齢者は救急車にも乗れない時代になってきている。高齢者医療制度が逼迫しているからだ。
その見込みの甘さたるや、まるで戦中の南方戦線の大本営発表のようだ。

ともかく、私は今の制度のまま、消費税率を上げるのには絶対に反対だ。
税と社会保障の一体改革を本気でやらなくては、高齢化のツケは誰にも払うことはできない。

ほんと、何を考えているのだ政治家!、何で責任回避しているのだ官僚!、何をサボっているのだマスコミ!、何をぼんやりしているのだ市民!
をい日本、しっかりせいや!


2013.9.29

2013年9月29日 日曜日

朝日新聞の「プルメテウスの罠」では、先週から福島の学校給食に福島産の米が粛々と取り入れられてゆく様に不審感をもって、ずっとこの問題を追いかけていきた関根慎一記者の渾身の連載が始まった。

この春辺りからわたしの周辺でも騒がしくなり、福島県各地のママたちと情報交換しながらきた件なのだが、結局は福島市・伊達市・郡山市・いわき市とみるみる「地産地消」の大きな流れに、取り込まれてしまった。これは何とかしなければと気鋭のジャーナリストなどとともに、まずは地元のママ達との情報を共有化してゆくことにした。

その頃から関根記者も独自の取材を進めていたようで、詳細は関根記者の筆に委ねるところであるのだが、学校給食に高線量地域の米を使うという、途方もない事態に一番真剣だったのは地元のママ達だ。一方、一番鈍感だったのは地元のメディアである。一番敏く動こうとしたのは誰だったのか・・・ぜひとも記事を読んで知って頂き、その背景にある記事にはできなかったであろう事実を、より多くの方々に感じ取って頂きたいと思う。

とにもかくにも、この国に欠如しているものは、命への尊厳である。無辜の人々の尊厳を守る姿勢が、余りにも無さ過ぎやしないか。
人の命を守るという事に対する責任感・使命感が、余りにも無さ過ぎやしないか。

この福島の米問題から見えてくる事実は、311後の重い重い事実なのだ。


同期会で「まけないぞう」を紹介。30年のつきあいです。

2013年9月28日 土曜日

【makenaizoneメンバー 田中純子さんからのお便りです】
9月27日
同期女子会でまけないぞう紹介しました!
もう30年の付き合い。既に転職したり、転職後に戻って来 たり、ついに卒業したり。
みんなしっかりとそれぞれの歩みを進めて魅力的な大人の女性達です。
FBでいつもまけないぞうさん見てて興味あったのよ〜と、快 く皆さん協力してくれました。
入社時の写真まで飛び交って、楽しいひとときでした。

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溌剌と、忙しく、30年。大切な積み重ね
たのもしい仲間ですね!!
「まけないぞう」もいっしょに応援していただいて、ほんとにありがたいですね☆

これからも、元気で仕事にプライベートにご活躍ください!!
そして被災地を忘れない「まけないぞう」のメッセージを、皆さんごいっしょに分け合ってまいりましょう!

—-
以下 「まけないぞう」について。
「まけないぞう」とは、ゾウの形をした壁掛けタオルです。それは被災者の手によって作られます。
作っ ていただいた方には製作費として1つにつき100円をお渡ししています。また、190円がタオル以外の材料費や製品の輸送にかかる経費として使われ、残り の金額から送料を引いた額が被災地NGO協働センターの収入となり、被災地支援のために行われている様々なプロジェクトの活動資金となります。

「まけないぞう」の取り組みは、1995年に発生した阪神淡路大震災のあとに、KOBEの「生きがいづくり」恊働事業として発足しました。2004年に起きた新潟県中越地震のときにも行われ、そして、今回の東日本大震災でも多くの被災者の方たちにこの取り組みが広がっています。

避 難所でのつらい生活のなかで、手に仕事を持ち人との交流を持つことは、被災者の心の癒しにつながります。この取り組みに賛同し「まけないぞう」を購入して いただくことで、被災地から遠く離れた場所でも被災者を支援することができます。それが、わたしたちmakenaizoneが考える「新しいボランティア のかたち」です。

http://www.pure.ne.jp/~ngo/zou/index_j2.html

また、材料のフェイスタオル「1本のタオル運動」でボランティアで集めています。家に余っている新品タオルがありましたら、是非ください。

 


2013.9.27

2013年9月27日 金曜日

新潟県の泉田知事への圧力がより一層強まってしまった。
泉田知事には、中越地震・中越沖地震の際に、災害復興学会や関西学院大学の催しなどに来て頂いたことがあって、誠実な対応が印象に残る首長だった。

今だから欲を言えば、中越沖地震の際に柏崎刈羽原発で起こった事故に関して、その当時にもう少し大きな声で危険性を訴えていて欲しかったのだが・・・。

ただ、311の後にTEPCOに対しては、本当によく闘ったと思う。
敢えて、「思う」と過去形にしたのは、再稼働圧力が世界経済の後押しで五輪やリニアを中心に、ここ一段と予想以上に強くなってしまったからだ。

検察が動いているとも言われるのだが、ご自分でも大きな力がかかっていることをにおわせる発言をしておられるが、それはそれは一般人が想像もできないほど大きな圧力がかかっているのだろう。

でも、最も大事なことは、泉田知事の命を消してはならないということだ。
少なくとも地球規模の原発産業界に挑んで命を落としてしまうことだけは、絶対に避けなければ……。

少し乱暴な物言いになるが、各原発の燃料プールに今のまま使用済み燃料が保管されているのであれば、この20年の間には必ずやこの国に、近代国家としての終焉が訪れることは避けられない。
地方の一つの原発だけが止まっていようが動こうが、実質的にはこの国の終焉を回避することには殆ど寄与しない。

中部電力浜岡原発の3・4・5号機の原子炉と燃料プールにある6625本の使用済み燃料を、ドライキャスクに保管して安定的な場所に移すことができなければ、東海地震の直後にこの国は、3500万人以上の人々が地震被害の他に被ばくをしてしまい、その被害たるや人間の想像を遥かに超えてしまい、実質的に近代国家としての機能を失ってしまうことになるだろう。
GDP第三位の国の首都が突然に壊滅的な被害に遭えば、世界経済には甚大な穴が空いてしまう。この事態に対して、日本も含めた世界の国々は、自国のダメージを最小化するために、もう既に走り出している。特にこの数週間で大きく弾みがついたように思う。

だからこそ、泉田知事にはこれからも頑張って欲しいのだが、それよりも命だけは落とさないで欲しいと、心から願う晩だ。


漆谷康宏さん

2013年9月25日 水曜日

2013年10月20日の試合のチケットです!

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イギリスのお友だち いっしょに応援しています☆ Joanna, Abbie and Hannah also adopted Makenaizo Elephants in Cheshire, UK.

【イギリスのまけないぞうサポーター ローレンちゃんとお母さんのジャッキーさんからのお便りで す】
Joanna8月にアイルランドから「まけないぞう」を連れて帰ってくれたローレンとお母さんのジャッキーさんから、お友達の写真が届きました☆
アビーちゃんと ハンナちゃんの姉妹、そしてジョアンナちゃんです。
ローレンちゃんの仲良しの友だちのところに「まけないぞう」さんがお引っ越し。
被災地の作り手さんたち にお届けしたい、素敵な嬢ちゃんたちの明るい笑顔です♡
被災地を忘れないぞう〜ずうっと応援するぞう〜
「まけないぞう」大活躍です!
Lauren and her mother Jackie brought Makenaizo elephants back home to Cheshire in August and they already moved to Lauren’s friends place!
Look at these beautiful girls, Abbie, Hannah and Joanna, who all adopted the elephants!
Thank you for supporting Makenaizo Elephants!
Your smile will bring hope to those who are making elephants everyday, in the north of Japan!

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編集長のお母さま

2013年9月24日 火曜日

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2013.9.24

連休後の外来を終えて、夕食を買って帰宅。
到頭、最終週になってしまった「あまちゃん」を観てから、録画してあったETV特集の『復興はしたけれど~神戸 新長田再開発・19年目の現実~』を観る。

旧知の兵庫県震災研究所の出口俊一さんが取り組んでおられる、長田区の再開発問題を取り上げた番組だ。

長田の大正筋の再開発は、この計画段階から失敗が目に見えていたものなのだけれども、またここにくるまでも何度も取り上げられてきたテーマなのだけれども、阪神・淡路大震災から18年経って、「古くて古い」話題になってしまっていた。
殊に東京の人間などは、見向きもしない問題になってしまっていた。

今回のETV特集は、NHK仙台局のディレクターが作った番組であるところがミソだ。
あの阪神大震災で、神戸では再開発の幕が切って落とされたのだが、殊に長田地区では大失敗に終わった。昔から賑やかだった商店街の大正筋は、再開発に因ってガラガラの街になってしまった。街が死んでしまったのだ。でも、神戸市は誰も責任をとらない。
ミクロ的には、資金の負担増は重く商店主の肩にかかってゆく。マクロ的には神戸市民の税金が投入され続けている。

と、こういう新開発の、そういってよければ「魔の手」は、仙台を始めとする東北の復興の現場にも現在進行形で起こっている。復興予算は、高台移転という名の再開発にじゃんじゃん投入されている。

わたしは関西学院大学の研究員になってこれまで、「災害からの復興とは何か」ということをずっと考え続けてきた。今回の東日本大震災では、福島原発震災のことのみに専念しているが、通底している問題は「復興をどうとらえるのか」という問題意識そのものなのだ。
今回の東日本大震災ほど、復興論の抜本的な見直しが迫られている災害は、他になかったのではないかと感じている。

この国が抱えてきた復興論は、江戸の頃・明治の頃・世界大戦の後も、一貫して「復興」イコール「成長」という路線だった。
例えば戦後に起こった伊勢湾台風などは、正にその典型例で「待たれた台風」と呼ばれている。つまり、復興予算でインフラを整えて街を大きくし、大発展を遂げたという見本が、名古屋における伊勢湾台風だったのだ。

しかし、もうこのような発展型の災害復興は望めないのが現実で、それは人口減少の時代に入ったからであり、人口の高齢化が計画の無理に輪をかけている。にもかかわらず、未だに伊勢湾台風型の災害復興を望んでいる人々がいる。

しかしその矛盾は既に、18年前の新長田の復興計画が頓挫した時点で、とっくに気づいていなければならなかったはずだった。
けれども、けれども……。

ところで、災害復興の研究者たちが、寄ってたかってずっと考えてきた「復興とはなにか」という問いに、今年、宮藤官九郎という劇作家がドラマでいとも簡単に新しいテーゼを投げかけてくれたのが「あまちゃん」なのである。

という訳で、わたしの「あまちゃん」への想いは、また後日に。


きれいなタオルがいっぱい!! マリア隊 大興奮でした☆ Excited!!! So many towels =Makenaizo Elephants ‘to be’…

2013年9月23日 月曜日

【東京で「まけ1234252_458130574285179_324617148_nないぞう」の応援を続けている「マリア隊」  とてもうれしいことがありました!
田中純子さん、吉澤美枝子さん、山崎和美さんたちの報告をご覧ください】
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9月21日 可愛いゾウさん到着!明日、教会で販売会します。

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9月22日mariatai22sept1
今日はきれいなタオルを何と82枚も寄付頂きました!
あまりの凄さに、マリア隊一同キャーッと大興奮でした。
どうもありがとうございました!!!!!
早速、神戸に送ります♡
1つの袋がそれぞれ12枚入り、という説明とカンパ金まで頂いています。

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マリア隊の仲間が増えました。黒一点! 鈴木克政さんです☆
鈴木さん、タオルをたくさん ありがとうございます。
かわいい ぞうさんになって また、たくさんの方々のところへ飛んで行きますね!!
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今日の販売会では、3連休の中日で人が少なかったのですが、子ぞう7頭、まけないぞう24頭がお引っ越ししました。

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「ずっと共にいます」
微力ですが、マリア隊続けていきます。

 

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マラガでも上映会「参加した人たちが、東北各地の人たちの思いが伝わったと話してくれました」 Esta noche la proyección en Málaga

2013年9月21日 土曜日
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「ヒブラルファロ城の前で。二重太鼓もできました」

【「被災地を忘れない」我謝京子監督のスペインの旅は続きます・・・バルセローナから 最上真里さんとお母様の沙紀子さんも同行して応援です】
9月16日
大盛況のバルセローナに続いて、マラガでも上映会です。
最上真里
Ahora en Andalucía! Esta noche la proyección en Málaga, ateneo a las 18h. Antes del evento, la directora Gasha esta dando conferencia de ceremonia de te a los malagueños…. (Es maestra de te también, es una crack!)
「今度はアンダルシア。今夜六時からマラガはAteneoで上映会です!
でもその前に、今、我謝監督、お茶を立てています。
(実は監督、お茶の先生でもあるんです^_^)。

マラガの人たち、興味しんしん。。」


我謝京子
「マラガでも上映会をしました。
参加した人から、東北各地の人たちの思いが伝わったと話してくれました。
こちらの上映会も歴史的建造物の中で、とてもいい上映会でした。」

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2013.9.20

2013年9月20日 金曜日

これからビール呑みにゆくとこ :-)
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2013.9.20

寝ようと思っていた2時25分、緊急地震速報がau iPhoneから一回鳴るより先に揺れが来た。早速テレビを付けてTwitter起動。震源地が福島県浜通りM5.8(後にM5.9と修正)と確認してから、福一カメラをチラ見しながら、福島県下のモニタリングポスト、風向き諸々をチェックしていたら、寝そびれた。

気がつけばソファーに座ったまま朝になっていた。

こういう事を、あと何年、生活の中でしてゆかなくてはならないのだろう。
福島県に住む、今ではかけがえのない友たちとも、夜中のFaccebookで無事を確認し不安を共有して……。

この地震で改めて、巨大利権や被災地復興の妨げになるという理由以外に、東京五輪への異議を考えさせられた。

第一に、福島原発は安全に収束するのだろうか。
4号機の燃料プールが倒壊寸前であると伝えられてから工事が進み、今年の年末から燃料棒の取り出しが始まるという。1500本余りの燃料棒を、一本たりともミスをしないで取り出すことが可能なのだろうか。
ここにきて汚染水問題がいよいよ深刻になってきている。そこにやれクレーンが折れた、やれ排気塔のダメージが大きい等々。
何といってもメルトダウンした燃料はどこにあるのだろうか。

第二に、首都直下地震の発生はいつだろうか。
最近になって、関東地震の発生メカニズムは「真鶴半島〜三浦半島」下にフィリピン海プレートが潜り込んで起こるプレート境界型地震であるとの説が確立した。同じプレート境界は房総半島の東まで延びる。
1923年の関東大震災では、西側のプレート境界のみが動いた結果であり、東側は未だに動いていない。そこには大きな歪みが溜まっているのだという。

第三に、南海トラフ地震の発生はいつだろうか。
東海・東南海・南海のプレート地震が起これば、その被災地域は関東から九州沖縄の太平洋側に及ぶ。この国の人口の半分は大なり小なりの直接に被害を被ることとなる。
南海トラフ地震の震源域の直上に、中部電力浜岡原発が建っている。3・4・5号機の原子炉及び燃料プールには合計で6625本の使用済み燃料が存在している。遠浅の砂地に建てられたこの原発は取水のための港湾を持たず、沖合いに冷却用取水を行う口と原子炉の間は地下トンネルで結ばれている。
御前崎一帯は地震発生時に4mほど隆起するとの予想があるが、果たしてそんな隆起に取水トンネルが絶えられるのだろうか。
中国電力伊方原発には、大きな津波の到達が予想されてもいる。

その巨大地震の発生と前後して内陸型の地震が多発する可能性が高い。そんな内陸型地震に因っても、例えば若狭湾にある原発の被害が起こるかもしれない。

この3つの現象の中で、どれか一つでも起これば五輪どころではなくなる事態になる。国の存亡の危機となるからだが、あと7年間の間、全部が無事である確率とはどのくらいなのだろう。
日本という国の東京という都市は、この67年間に人類史上稀に見る発展を遂げたのではあるが、人類史上最も自然災害に因るリスクの高い都市であるのだ。

そんなこんなを、一日中眠い頭で考えていた、母の月命日の満月の日だ。


バルセローナに 100頭のぞうさんがやってきました☆ 100 Makenaizo at the venue of the film showing in Barcelona, Spain

【バルセロナ在住のまけないぞうサポーターの真里さんからのお便りです。】
1264793_10151825806987107_2041383787_o9月14日に我謝京子監督の“311:ここにいきる”の上映会をこちらバルセロナで開催し、本当に多くの方々にご来場頂きました。
# 上映会について詳しくは、こちらをご覧ください。
この機会に私の母が日本から連れて来てくれたまけないぞうさん100頭を完売することが出来ました!
我謝監督の映画の中でも紹介されているまけないぞうさんにバルセロナの多くの皆さんが心を寄せて下さり、ぞうさんを手に取って下さったのです!
1240521_10151827715992107_163870247_nそして、「バルセロナの皆さんにこうやってぞうさんが届いたよ~!」と東北の作り手さんの皆さんにお伝えすることが出来たら、と考えた私の夫のアイディアで「まけないで東北!バルセロナより」というポスターの前でお一人お一人の写真を撮りました!
こちらスペインでも東北の皆さんのこと、決して忘れてませんよ!という思いを込めて、バルセロナから沢山の笑顔の写真を作り手さん達にお届けしたいと思います。
日本からは遠く離れておりますが、皆さんの事はいつも応援しています!という心をこめて。
893272_10151825806137107_663466647_o バルセロナより、まけないぞう!!!


— 真里さん、心のこもった本当に温かいメッセージと沢山のお写真をどうもありがとうございました!
これら全ての素晴らしい皆さんの笑顔を必ず作り手さんの皆さんにお届けしたいと思います。
真里さん、ご主人さま、そしてまけないぞうさんと日本の被災地の皆さんにお心を寄せて下さった全ての皆さまに心より御礼申し上げます!
Muchas gracias!!!

【Message from Mari-san, Makenaizo Supporter in Barcelona, Spain】1271525_10151825807662107_1623632089_o
We held the film showing of “311:In The Moment” by Ms. Kyoko Gasha on Sep.14. Taking this opportunity, my mother have brought 100 Makenaizo Elephants from Japan, and we sold total 100 Makenaizo at the venue of the film showing, where my husband David put up the poster saying “Never give up, Tohoku! from Barcelona!” and took the picture of the each person who kindly bought the elephants. Our hearts always go out to the people in Tohoku, Japan, and we do hope these smiling faces of people in Spain will be brought to the people who have actually made Makenaizo Elephants in Japan! WE all love you! Makenaizo! Never Give Up!
— We’d like to thank you so much, Mari-san for your heartfelt message to those who have made the elephants & such great pictures of each person who kindly bought Makenaizo! These pictures of beautiful smiling faces with the elephants are so precious and we are sure that all the makers of the elephants would be very much impressed, happy & glad to see them, and will get so much energized! Lots of thanks again to you & your husband and all the people who have helped to introduce Makenaizo in Barcelona for what you all have kindly done for the makers of Makenaizo Elephants! Makenaizo! :)
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アイルランドのモネストン村の女のひとたちから。まけないぞう ありがとう! ICA(Irish Countrywemen’s Association) in Moneystown, Co.Wicklow, send smiling faces to Makenaizô Elephant Makers!!

【アイルランドの田中幸子より 「まけないぞう♪」のニュースです】
Makenaizo Elephant News from Sachiko Tanaka, Moneystown, Co.Wicklow in Ireland.mapireland
18 September 2013
Makenaizo Elephants came to join for the first time the ‘ICA meeting’, at Moneystown in Wicklow Co.!!
Sachiko Tanaka introduced Makenaizo Elephants to Moneystown Guild members, explaining how much moral support is needed in the northern Japan, for dozens’ of thousands people who lost home, work, family.
Moneystown ladies are sending their smile and warm heart to ‘Elephant making people”.
The ICA (Irish Contrywomen’s Association), founded in 1910, is the largest membership organisation of women in Ireland. The local guilds are at the heart of community life, keeping traditions and heritage alive and relevant while offering support, friendship, personal development and life-long learning to its members.
Kobe Organisation in Japan which is taking care of Makenaizô Elephants mentions often Mother Teresa’s words:
Don’t look for big things, just do small things with great love….The smaller the thing, the greater must be our love.
Be faithful in small things because it is in them that your strength lies.
Small group in Moneystown who received these very small elephants… Your smily faces will reach as a small gift to Japan.
Thank you Moneystown Guild friends !

(アイルランドはイギリスの隣の国です)
9月18日 
アイルランドのモネストン村の女のひとの会合に初めて参加して、まけないぞうを紹介しました。
アイルランドは伝統的に、牧畜や農業が中心の国です。ひいおばあさんや おばあさんの世代は、家の仕事をしていると、なかなか他の女のひとたちと出会う機会もなく、寂しい思いをしていた人もたくさんあったそうです。そこで、1910年(明治43年)に女のひとたちが互いに助け合ったり情報を交換したりするため、「アイルランド女性連合会」という団体を作りました。いまでも、全国の支部が活発に活動をしています。モネスタウンの支部(ギルド)でも、楽しみに1ヶ月に一度は集まって、いろんな話をしたり、お茶を飲んだりしています。

「被災地の作り手さんたちが毎日いっしょうけんめい、ちくちくしておられるのですよ」と話したら、みなさん とても喜んで、笑顔の写真をお届けして、元気を出してもらいたいと、みんな並んで写真におさまりました。最年長のおばあちゃまは82歳です。
「かわいいぞうさん、モネスタウンへ やってきましたよ☆ かわいいぞうさん ありがとう!」
まけないぞうさんが、また笑顔を運んでくれました。

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311:ここに生きるVivir el momentoバルセロナ&マラガ上映会 大成功のうちに終了 ”this is just the beginning”!!

【バルセロナ(スペイン)より、311:ここに生きるVivir el momento上映会大成功のお便りです】
9月14日 (土) バルセロナのCinemes Gironaにて、311:ここに生きるVivir el momentoバルセロナ上映会 (言語日本語・スペイン語字幕)が開催されました。
オーガナイザーの最上真里さんより、「上映会大成功のうちに終了」の嬉しいお知らせです。1265233_10151825805172107_643552324_o
これらの写真の多くはプロカメラマンのMadoka Camiさんがボランティアで撮ってくださったそうです。
真里さんと我謝京子さんのメッセージで 現地リポート お伝えいたします。

9月15日  「昨夜のバルセロナ上映会大成功でした!!!
チケットは完売会場満員で一部立ち見のお客様も出る盛況ぶり。
まけないぞうくん100頭もあっという間に完売でした!!!

# バルセローナの100頭のまけないぞうについて 詳しくはこちらでもお伝えしています。どうぞ合わせて ご覧ください。
ドキュメンタリーのみならず、監督のお話はどれも本当に素晴らしいものでした。
司会の私は緊張で胸がドキドキでしたが、皆の助けを借りてそれもなんとかやり通すことができました。
本当、ボランティアの皆さん、そして日本から支えてくれた方々も含めて、皆の力が結集しての、この大盛況だったと思います。
手伝った方々、ご来場いただいた方々、本当に皆ありがとうございました!」

Todo un éxito!!!!!! Las entradas agotadas, la sala se llenó. Los 100 makenaizone (elefantitos) tambien se vendieron enseguida. No sólo el documental fue espectacular, tambien la charla de la directora estuvo llena de palabras maravillosas. Este gran éxito ha sido posible gra901097_10151825805347107_617669095_ocias a los colaboradores, de Barcleona y de fuera. Muchas gracias a todos los que han venido al acto. Arigato!!!!

バルセローナとマラガでの上映会を無事終わって、ニューヨークへ戻った我謝京子監督からも、メッセージです。

バルセロナからニューヨークに戻ってきました。上智でイスパの後輩たちの前で映画「311:ここに生きる」についての講演会をしたのが去年の11月。
講演後にイスパの学生と教授でぜひこの映画のスペイン語字幕をつけようと決心。それから10ヶ月。素晴らしい支援者が次々とあらわれました。
学生が訳した字幕を教授やネイティブの方がさらに自然な字幕とし、字幕のプロがさらにそれを映画にぴったりとはまるように工夫され、さらには、高校時代留学していた機関AFSの先輩がこの字幕に関しての全面協力をしてくださり、その娘さんがなんと字幕ができるのならとバルセロナでの上映会をやってくださると申1237402_10151825805842107_172614169_oし出て下さいました。
するとフェイスブックの映画のページで連絡をくださったバルセロナ在住のご夫妻もボランティアで協力してくださると輪が広がり、私もこれまで世界を回って貯まったマイルで75ドルでバルセロナに行けることがわかり、9月11日バルセロナに到着しました。
するとバルセロナでは、新聞記者として活躍後いまはお豆腐屋さんに転身した方が私のホストファミリーになってっくださり、そこにバルセロナ留学中の娘が訪ねてきました。
そしていよいよ9月14日上映会。
893272_10151825806137107_663466647_oみなさんが作ってくれたチラシやポスター、Facebookに加えて、劇場の支配人さんはわざわざ地元の新聞にこの映画のことを告知してくださり、なんと劇場前には長蛇の列。
ラジオ局もやってきて、とうとう300席の劇場は満席。
ひとりでも多くの方に見て頂きたいと私の席にもすわってもらって、私は劇場の外のモニターで映画が終わるのを待ちました
バルセロナには地震がないそうです。それでも日本のことを気にしてくれて多くのスペイン人がきてくれた。
私にとっての復興支援は、映画を撮り続けて記録をつづけること、そして世界のひとたちに伝え続けること。
でもそれには、たくさんの世界中のひとたちのなんとか私も出来ることで助けたいという思いと行動が必要だということをいつも感じるし、そうやってたくさんの人が集まってきてくださることに感謝しきれない思いでいる。
本当にありがとうございました。

1270586_10151825812497107_129777247_o最上真里さんから、さらに感謝のメッセージです。
9月21日
復興のために何かしたいけれど何をしていいか分からない、忙しいのを言い訳に…、
そんな一人だった私に、この素晴らしいドキュメンタリーとの出会いがあり、 バルセロナで上映会をやる機会が巡ってきた。
ありがとう。この機会をくれて本当にありがとう。
たくさんの魅力的な人たちとの出会い、心のふれあい、人と人 との縁、皆で力を合わせて成し遂げる達成感、たくさんの貴重な体験を、喜びをありがとう。
そんな感謝の気持ちでいっぱいです。

And just like you said Gasha san, “this is just the beginning”!!

 

当日の熱気を伝える素敵な写真がまだまだあります! ↓ どうぞご覧下さい。
撮影協力: Madoka Camiさん

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2013.9.19

2013年9月19日 木曜日

今日は中秋。この日に月齢が満ちるのは、3年連続だそうだ。次の中秋満月は、2021年だそうだ。

台風が往って空が掃除されて、全国的に中秋の月を望むことができる晩。
わたしたちは同じ月を観ながら、どこへ向かおうとしているのだろう。


2013.9.18

2013年9月18日 水曜日

午後から関西学院大学災害復興制度研究所の福島原発避難者研究会・医療部会。
今日は既知の富岡町からの避難者にお話をして頂いた。

今日の研究会では、何を真正面から捉えなければならないのか、ということを改めて教えてもらったような気がした。

事故から2年半。人々は何を失い、何を背負わされたのか。
なかなか被災者支援法に反映される所までいかない現在、医療部会では人々の健康を守るための最低限の取り決めを提言してゆかなくては、と痛感する。

それにしても、この差別はいかんともし難い。この国の、そういってよければ「理性」と「良心」と「想像力」と、そうして何より「正義」が試されている。大人も子どもも。


竹本住太夫さんご夫妻

2013年9月17日 火曜日

しばらくぶりの東京公演です。
脳梗塞から完全復帰、まけないぞう!

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2013.9.17

台風一過なれど気になる被害あり


カンボジア、ミャンマーに旅した「まけないぞう」 内戦の痛手から復興の長い道を歩いたカンボジア まけないぞうスピリットでつながっているようですね Never Give Up Elephant in Cambodia

【横浜のまけないぞうサポーター佐野純三さんからのお便りです】
「8月カンボジアとミャンマーへ「まけないぞう」といっしょに行ってきました。cambod1
写真の追加です。
ミャンマーではミャンマーでは子供達の教育支援をしているNGO代表の方に「まけないぞう」をプレゼントしました。」
こちらも合わせて、ご覧ください。

「また9月15日横浜のカトリック戸塚教会では台風の悪天候にもかかわらず25頭の「まけないぞう」が新しいおうちを見つけました。
こちらのレポートもご覧ください。

・・・ 佐野さん、戸塚教会のまけないぞうサポーターの皆さま、いつも応援心強いです!!
内戦の深い痛手から復興への長い道のりを歩いてきたカンボジア。まけないぞうスピリットで日本の被災地とつながっているようですね。

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