2017年12月


被災地のみなさんがよい年を迎えられますように心から願っています

2017年12月28日 木曜日

【被災地NGO協働センターも、年末の大掃除をしました】
12月26日に神戸に戻りました。弾丸低気圧の影響で、一日で雨、雪、晴れ、強風という全てを体験しました(^^;)
東京までの道中は、二人の応援団が一緒でしたので、心強かったです。
26日翌日は恒例の事務所の大掃除で、今日は一応仕事納めですが、まったく仕事が納まらない様子です。
東北のご報告はおいおいしていきたいと思います。
今回も笑いあり、涙あり、課題もたくさん頂きました。
それでも被災地のみなさんがよい年を迎えれるように心から願っています。取り急ぎご報告まで。
I came back to Kobe from Iwate.I did a housecleaning of the end of the year.
Orangutans also a big success.

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Kobe

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makenaizoneの児玉たか子さん岩手訪問記no.2

2017年12月27日 水曜日

〈東北被災地支援゛まけないぞう゛の作り手さんを巡る弾丸クリスマスツアー Short Trip to TOHOKU No.2 〉後編素敵な人生の先輩に会えたしあわせ 熟女女子会大盛況、しかし飲んで食べてばかりの3日間、あんたいったい何しにきたんだべ(笑) ちょっと反省。
初日の夕方からは盛岡からお二人の女性が参加、県立盛岡医大の小児がン患者・家族会のサポ-トスタッフ、関係者のお二人。ちょっと私よりは人生の先輩。
今年ぞうさんとご縁ができ子供達にも配って大喜びされたとか。
初対面なのにあっという間に意気投合、しかも辛党お酒呑み!?酒飲みは酒飲みを呼ぶ!?(笑)夜は大宴会となりました。
何せ我々応援チーム到着と聞いて被災地の皆さんが次々美味しいものを届けて下さり、仮設住宅のキッチンは大変なことに(笑)わかめ、白子、グロテスクな形相のお魚どんこ、ツミレ汁、お漬物、カボチャ粥、チキンライス、買ってきたから揚げから海老フライまで!盛岡から美味しいお酒、可愛いクリスマスケーキまで届き最高のクリスマス女子会に。
ご自分の闘病、ご家族の事故や介護など 皆さん其々本当に大変な人生を経験されており、お話も深い、深い、
感動のひと言でした。私も久しぶりに母の介護と看取りの話を。
今の医療の問題、東京のような都心部と、過疎化の医療の違いなど、話題は尽きず。
今サポ-トされている病気で苦しむ子供達の素敵なエピソード等も伺い、本当に有意義な時間となり、いつかこのメンバーで神戸まで行きたいね、そんな話まで出て和気藹々の熟女女子会、不思議なご縁を感じました。
IMG_0334そして翌日2日目は、何人かまた作り手さんを廻り、其々のお話を聞き深いため息、盛岡のお二人も「同じ岩手にいても分からなかったことばかり、来て本当に良かった」と。

午後お二人を送り、残った3人で大船渡温泉へ。
3.11後復興目的でできた施設とか。沢山地元の方々が来ていてお隣で湯に浸かる87歳のおばあちゃんとも仲良しに。
「来てくれて会えて本当に嬉しいよ。気をつけて帰ってけれ。」東北岩手の人は皆優しい。

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そして2日目夜もまたまた海の幸で宴会?わかめしゃぶしゃぶ。ツミレ汁。
引き上げる前に冷蔵庫を空に!?食べ過ぎ飲み過ぎの夜は続きます(笑)

最終日帰る日は早起きして事務所代わりの仮設から荷物を車へ積み込み、同じ仮設住宅に住む作り手のMさんにご挨拶、いざ出発。
帰りはNGOスタッフさんの車に便乗、延々500キロを3人で東京まで。
一関で東北道に乗る前にエンジン異音、急遽修理してくれるところを探し簡単なオ-バ-ホ-ル、そんなハプニングもありましたが、無事夕方東京に戻ってまいりました。
またの再会を誓ってお別れです。
今回も繋がる、繋ぐことの大切さ、素晴らしさを実感、素敵な東北被災地の旅となりました。
まけいないぞう!!東北!!これから厳しい季節となります。どうぞ被災地の皆さん、良い年末年始を!!

IMG_3886年末陸前高田の仮設でお世話になったMさん。私達をいつまでもいつまでも見送ってくれた☺

今回の旅の帰り、車中でずっと流れていた大船渡出身のグループ、Lawblow。Smile Again.
今回も沢山の笑顔を被災地の方々から頂きました。
「東北?3.11?もう遥か昔。復興もかなり進んでいるでしょ?」とんでもありません。まだまだです。
そしてこの東北の人々の笑顔に、優しさに甘え続けていて本当にいいのでしょうか?心底そう思います。
また年が変われば神戸の震災の1.17もやってきます。8回目の3.11もすぐそこです。
命の大切さを改めて感じるなら、それは自分だけでなく全ての人の命、日々の暮らしであって欲しいと切に思います。
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makenaizoneの児玉たか子さん岩手訪問記no.1

〈東北被災地支援゛まけないぞう゛の作り手さんを巡る弾丸クリスマスツアー Short Trip to TOHOKU No.1 〉前編
仮設住宅に女5人雑魚寝❗飲んで食べて思いきり語って…思い出に残る素敵な女子会に:暮れの忙しいこの時期いくら何でも無茶でしょ?それでも1日だけ休みをもらい実行できた我が行動力に拍手!
23日朝東北新幹線に無事乗り込み旅をスタ-ト。TakakosanTripShinkansen
3年前も遠野でご一緒させて頂いた東北被災地支援“まけないぞう“を手がける神戸NGO協働センターの女性スタッフ智子さん、彼女が今年最後の訪問をしている陸前高田まで。

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今回は東京からもうお1人ご一緒に。陸前高田は前回と比べ、町の様子は一変、目に入るのは延々と続くかさ上げ工事とショベルカー、削られた山肌。高い防潮堤。残された震災遺構。皆さんはどこに住んでいるの?
これが3.11から6年9ヶ月も経った姿なのと驚くばかり。
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沿岸部の広大な土地はかさ上げ工事後、公園と商業施設?新しい街づくりとなるらしい(津波危険区域には住宅は建てられず)。しかし誰が戻ってくるのだろう?街は再生できるの?この防潮堤では海が見えなくなって却って怖くない!?takakosanBochotei
今も仮設住宅に住み続ける作り手さん、やっと新しいお家に移り住んだ方々。皆それぞれの現実。
お家に伺って話を聞くと今の行政の矛盾が次々と。
「ひどいね」「ありえないねえ~」「頭くるね」聞く側から出るセリフはそんなものばかり。
役所窓口でクレームしても応対してくれるのは未だ他県からの応援職員、「私にはわかりません。」来年6月に晴れて新居への引越しが決まった方も今の仮設住宅は3月に出されてしまい、行き先が未だ見つからない。なぜたった3ヶ月の猶予も国は、県はくれないの?個人個人の事情を聞いていたらきりがない、復興は前に進まない、行政側の言い分もあるのでしょう。それでもほんの一握りの思いやり、優しさ、想像力がそこにあったなら!?どこに行ってもそう痛感。

本当の意味で被災地の皆さんに”より添っている”のは、やはりこのNGOスタッフさんなのです。
ぞうさんの材料をお届けし、出来上がったぞうさんを回収、その際に皆さんの痛みに心底寄り添う、話を聞いてあげる。必要ならば行政に繋ぐ。
「やっぱりぞうさんないとダメだあ」「ぞうさん作っている時は辛いことも忘れられる。」今心身共に病んでいる方も多い中、ぞうさんは大切な支えとなっているのです。

12月に入ってからも復興住宅に移った直後飛び降りた方が何人か。家族のある方も含まれていたとか。
突然今までのコミュニティを失い、今まで周りには見た事もない高層住宅の鉄の扉がバタンと閉まるような部屋に入り牢屋に押し込められたように思う人もいるのだとか。
東京では想像もできないそんな東北被災地の方々の心を少しでも想像できる力が行政にあったなら!?哀しい話です。
その点、厳しい現実を生きる被災地の皆さんにとってNGOのスタッフ智子さんは最高の傾聴ボランティア、改めて感動!!頭が下がりました。
神戸の震災後“ぞうさん“に落ちたとご本人は仰るけれど、(私は母校上智大学100周年のイベントで、ぞうさんならぬあなたのオーラに落ちました!!)あなたはやっぱり神戸新開地のマザーテレサです!!
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阪神・淡路大震災から23年目 他人事ではない自然災害 

【makenaizoneHP編集長 田中幸子より】

暮れもおしつまった12月23日 「まけないぞう」でお世話になっている神戸の被災地NGO協働センターの村井さんが神戸新聞の記事を送ってくださいました。「お名前は出ていなかったのですが、あっ、これは田中先生のことだ。と思いました」と。この記事を書いておられる田淵先生は、中川努さんと同期で関西学院大学に着任、今は関西学院全体の院長をされている方です。ふたり大親友だったのです。
田淵さんも言われるとおり、今を与えられている私たちは、どんなふうに生きるのが良いのだろうか、自分は何ができるの?といつも思います。ひとりのできることは限られているし、年齢とともに限界を感じてしまいますが(笑)心穏やかに毎日を暮らしていられること、たくさんの素敵なつながりを与えられ、深く味わっていられることはとても幸せです。そろそろお節の準備を始めますよ。


(以下は 村井さんからいただいたメールです)
村井です。ご無沙汰しています。
来年の1月17日を迎えると、阪神・淡路大震災から23年目になります。
そろそろマスコミの記事もその関連のものが目に入ってきます。

そんな中で、田淵 結先生が神戸新聞の『随想』のコーナーで阪神・淡路大震災のことに触れられていました。
この随想にはたぶん半年前から田淵先生が担当されており、いつも見ておりました。その内、「きっと田中先生のことに
触れられるだろうなぁ~」と思っていました。12月22日付神戸新聞夕刊で触れられていました。(参考に添付します。)

お名前は出ていなかったのですが、「あっ、これは田中先生のことだ。」と思いました。
数年前から幾つかの大学で、災害ボランティア論などの講義をしていますが、もう阪神・淡路大震災の時には産まれていない学生ばかりになりました。そういう意味では、この田淵先生の随想は説得力があります。

「他人事ではない自然災害」というタイトルがいいなぁと思いました。私の講義の中でも紹介したいと思います。
今年もあとわずかとなりましたが、良いお年をお迎えください。
また来年もよろしくお願い致します。
他人事ではない自然災害


東日本大震災から6年9ヶ月

2017年12月11日 月曜日

東日本大震災から6年9ヶ月が経ちました。心温まるホリデーシーズンを迎えられることなく尊い命を失われた方々のご冥福を心よりお祈りします。被災地の皆さんが一針一針心を込めて作られたまけないぞうさんとキャンドルライトと共に黙祷。
Our prayer with Never-give-up Elephant goes out to those who have lost their precious lives due to 3.11 Big Earthquake & Tsunami as well as all the other Earthquakes and natural disasters around the world. We’d like to keep on doing what we can do for the affected people who have still been suffering so much.
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makenaizoneのふたり ハッピースマイル

makenaizoneのふたり クリスマスまけないぞう
ハッピースマイル
まけないぞう
お互いに元気でいきたいものです!
20171213AokiTanaka

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