みなさん、”あくろっしゅとわー”村井です。
2011年11月11日(金)の産経新聞の記事(この記事の下に記載)に出ていた方・・・ 青木先生が「この方に、ぞうさん作って欲しいですね!」という「この人」探して見ます。すぐには見つからないでしょうが・・・
そして、もし見つかれば「まけないぞう、つくりませんか?」って頼んでみます。
「まけないぞう」で、とりあえず救われる人が少なくないかと思いますので。 (続きを読む... more...)
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みなさん、”あくろっしゅとわー”村井です。
2011年11月11日(金)の産経新聞の記事(この記事の下に記載)に出ていた方・・・ 青木先生が「この方に、ぞうさん作って欲しいですね!」という「この人」探して見ます。すぐには見つからないでしょうが・・・
そして、もし見つかれば「まけないぞう、つくりませんか?」って頼んでみます。
「まけないぞう」で、とりあえず救われる人が少なくないかと思いますので。 (続きを読む... more...)
みなさん、”あくろっしゅとわー”村井です。
石巻に行って来ました。石巻へはこれで3回目なのですが、それが偶然2回目の講習会に来られていた人たちと同じ仮設団地なのです。と言ってもこの団地は、石巻総合運動公園の近くで、「石巻トゥモロービジネスタウン」の敷地に建設された仮設団地です。同じ仮設団地といっても、実は14のブロックがあり、先日講習会をしたブロックとは離れています。ここだけで80戸ほどあり、みなさんいろいろな被災地から引っ越して来ておられます。それでもここのお世話をしているお父さんが、「いろいろなところから来ているから、いいんだ。いろいろ勉強になって・・・。」とほんとにやさしくおっしゃって下さいました。ともすれば集落が違うと、なかなか交流がないところを、こうして温かく受け入れる場をつくっておられることに「あ〜、いいなぁ!」と思いました。こうして確実にまけないぞうの講習会が新たな出会いの場にもなっています。
今回窓口になって下さったのは石巻市渡波(わたのは)の幼稚園の先生です。仮設のみなさんにお声がけをしてくれ、8人が集まってくれました。それに仙台から車で1時間ほどかけて合流して下さった方を含めて、にぎやかな講習会となりました。
その仙台の方は、針を動かす手が凄く早くて、しばらく「ホーッ!」とみなさん見とれていました。この方は、即戦力?になるでしょう。
一応教える側の私も回を重ねるごとに上手?になり、「先生、やっぱり上手!」と誉められると嬉しくなります。まさか講師が男性とは思わず、まずびっくりされるのですが、もの凄く利点もあります。それは、最初はみなさん「ほんとに私できるかしら??」と不安になるのですが、「大丈夫ですよ、こんな私でも出来るのですから・・・・。」と言えば、納得してくれるのです。ちょっと悔しいけれど、一頭目を作り終わるまでは、私のことを「先生!先生!」と言ってくれるのですが、必ず二頭目には、私より上手な方が出現し、その方を「先生!」と呼ぶようになります。
「あれ、鼻が無くなったじゃない?」「この耳左右が違う!」「こんどはいい感じの頭になったね!」などとワイワイいいながら、講習会は終わりました。
帰り際に「私できるかしらね・・・・・。難しいわ!」と言っていた方に、先のお父さんが「大丈夫だよ!人間十人十色のように、ゾウもいろいろな顔があるさ。それも愛嬌だから・・・・」とやさしく声をかけておられました。
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このお父さんの家は、津波で流されなかったものの天井裏まで水が入り、結局つい先日解体したそうです。この家は祖父が建てられたのですが、写真を拝見させて貰うと、ほんとに立派な「けやき」の材を柱から鴨居から、これでもかこれでもかというほど贅沢に使っていました。このお父さんは解体した中からケヤキを加工して仮設の中のベンチを造っているのです。「そのまま、瓦礫としてどこかに持って行かれるのは寂しくて・・・・」とおっしゃっていました。「またここで再建されるのですか?」と尋ねたら、横からお婆ちゃんが、「もうあそこは怖い!」と言ってました。
渡波の地区は、チリ地震のときは被害がなかったそうです。前回石巻に来たときに、この渡波は少し廻っていたのですが、ここは「かき種」で有名なところで、全国のいろいろなところにかき種が広がっているとのこと。「かき種」を育てているお店の話を聞こうと思って探すのですが、なかなか出会わないのですね?また次回挑戦します。
さて、9人の中から何人があきらめずに作り手さんとして残ってくれるでしょうか?
最近、仮設団地にも「雑巾ぬい」「布草履づくり」「アクリルたわしづくり」「ミサンガ」「パッチワーク」などなど、内職を持ってくるケースが増えているようです。最初はまけないぞうづくりは、「難しいなぁ」と思い、諦める方も多いのですが、中には他の内職をしていて、「やっぱりぞうさんがいいわ!」と戻ってきてくれる方もいます。
私も「まけないぞう!」です。
まけないゾーンのみなさん!温かく見守って下さいね、バイバイ!
PS:この前の大阪での講習会のレポート、早速講習会に来られていた人がまけないゾーンのHPを見て、ご自分のブログで紹介してくれたそうです。ここ なので40人ほど登録している県外被災者の方々に伝わりました!!
みなさん、”あくろっしゅとわー”村井です。
まけないぞうの生産体制が追いつかずみなさまにご迷惑をおかけしております。ほんとに申し訳ありません、
今日11月5日から、また宮城県石巻、松島に講習会に行きます。徐々にですが作り手さんは増えつつありますので、しばらくご辛抱下さい。
昨日11月4日は、東京と福島から大阪に避難されてきた被災者にまけないぞうを教えてきました。「東京から」というとみなさん、「えっ?」と思われるかも知れませんが、3月12日に東電福島第一原発1号機が爆発し、そして続いて3号機、4号機と連続して爆発が起こったときに、東京在住の人たちの大移動?も始まったことはまだご記憶に残っていると思います。 (続きを読む... more...)
今私は少なくとも月1回は、会議のため岩手県遠野に行くのですが、それ以外は講演や神戸あるいは東京での会議の合間をぬって、被災地から「まけないぞうのつくりかたを教えて下さい!」と依頼があれば、飛んでいっています。
なんと、効率が悪く、また経費もかかりすぎます。しかも、お一人おひとりへの対応です。
あれだけ被災地が広く、おそらくまだまだほとんど支援の入っていない地域もあるでしょう。
そういう現実の中で、「たった一人でも」という阪神淡路大震災で学んだ教訓は原点においています。
ところが不思議なもので、こっちは「たった一人に」なのですが、これがまた別のネットワークとつながり、私が初めて講師デビューをした石巻市女川の「高白浜仮設」にそのネットワークのメンバーがヒアリングに行くことになったのです。ということは、私一人でどうしよう?と思っていたのが、こうして他の支援団体がつながって、新たな支援の道筋ができるのですね!
こうして、被災地の支援状況の地図は塗りつぶされていきます。
11月4日には、福島から大阪に避難された若いお母さん達が、やはり「まけないぞうをつくりたい」と連絡があり、出かけます。
福島の人たちは、てんでバラバラになったいるのですが、”まけないぞう”講習会をきっかけにつながります。
そうして少しでも”まけないぞう”が被災者のお役に立てれば、いいなぁ・・・・と思っています。
そのうちに『3・11 ここに生きる』が各地で上映されるようになると、間違いなく被災者同士がつながっていきます。
我謝監督に、以前「”ここに生きる”というタイトルがいいですね!」とメールしたことがあり、映画を拝見させて頂いて、ほんとに生きてる!!って共感してしまい、涙ウルウルでした。
「うん、そうだよね!いま、ここに生きるだ!」と頷いていると、観ている自分が元気になることがわかります。
凄い!やはり映画って凄い!しかもドキュメントは生の語りですから、凄いですね!
まけないゾーンのみなさんと(みなさんの名前を覚えるだけで大変だけど)やりとりしていて元気になるのは、同じ理屈ですね。
みなさんのパワーを貰って、「あっ、ここにも生きてる!!」って感じです。これが、もちろん遠く離れていても同じなんですよね!
みなさん、”あくろっしゅとわー”村井です。
昨日(26日)、映画祭で「3・11ここに生きる」に招待して下さり、我謝京子監督とも初めてお会いし、阪神淡路大震災のときのこともお話しできて、またmakenaizoneのみなさんが見事にまけないぞうの販売をされ、あっという間に1日が終わり、感動の余韻を味わいながら、みんなでお昼ご飯を食べて、時計を見たら「午後4時前」。えっ、今から品川駅まで行って「4時37分」に間に合うだろうかと気づき・・・ (続きを読む... more...)