溜まっていた診断書の山に分け入る月曜日の閉診後。
近ごろ、年々、診断書を書かなくてはいけない実数が増えている。
この現象がいつの時点からか忘れたけれども、最近、加速的に増えていることは確かだ。それで残業とあいなった。
TTPでこの国がアメリカのルールで動くようになると、医療格差を背負って医者などは単なる書類書きに成り下がるのだろう。今ですらいっぱいいっぱいだというのに。
ともあれ、国民皆保険が損なわれ、代わりにアメリカ式医療保険が導入されて、持たざる者は見捨てる医療界などあってはならないし、書類書類の医者人生など、まっぴらご免である。