東京に居る平日には、午前8時過ぎにマンションの部屋を出て、北側のエレベーターホールに向かう。その窓から見える風景をiPhoneで撮って、Twitter とFacebook とmakenaizoneのHPにアップしている。先日からはBlogger.comにもアップしている。
その日の目で見る空と川の記録なので、最近では遅刻しても写真を撮りに北側エレベーターホールに走る。
写っているのは隅田川の中州である佃島から、真北を向いた写真だ。空気の澄んだ日には東京スカイツリーのすぐ左に筑波山が見える。
こうして毎日写真を撮っていて、一番辛いのが、同じような空模様の日が続く事だ。わたしが最も苦手な時期が1月から2月の頃の真冬の晴天のころ。抜けるような雲一つない「美空」、これが続く時期が苦手だ。
空の表情は雲にある。雲からの日差しの濃淡、風の向きも雲で分かる。だから少しでもいいので、雲が欲しい。ところが真冬の美空には雲がない。のっぺらぼうの空なのだ。これが3日続くとがっかりしてくる自分がいる。
美空の次に苦手なのは、梅雨だ。梅雨の時期も本当に毎日変わり映えがしない。それで、ここのところの数日は、少し萎える朝なのである。
で、そういう単調な景色の朝には、船を待つ。船は大切なアクセントになるからだ。出勤前のひととき、はやる気持ちを抑えながら、船を待っているのだが、そんな時に限って一艘も現れない現実。それで今朝は船を待ちすぎて、ちょっと遅刻しちゃったりした朝である。
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