今夜は、気の置けない友人たちと久しぶりの食事@赤坂。
夜の赤坂で、笑いあり涙ありの4時間程。中華料理と梅酒のロック2杯。
ここのところ原稿の〆切が重なって、寝不足かつ体調もイマイチだったのだが、このメンバーで会うと恐ろしくミラクルな事が起こったりして、ストレスがほぐれてゆく。
そうだ。今日は久々に、赤坂プリンスを見かけた。もう、殆ど解体は終わっていて、驚いた。あの解体方法は、余りにも画期的だ。
原発輸出なんかより、確実に喜ばれるから、あの「ビル解体ショー」を、まんま輸出すればいいじゃないか。ショーにもなるし、経費も節約、安全性も約束されるのだ。何も言うことなしだ。でもって、皆に喜ばれること間違いない。
それで、いったれいったれ、とちょっと今夜は酔っぱらってます。
さてと、ところで東京電力は柏崎刈羽原発の再稼働に向けて、原子力規制委員会に審査申請を行う事にしたらしい。
これに対して、新潟県の泉田知事が絶対に反対の意志を示している。
理由は、福島第一原発の事故が未だ収束していないこと。
事故の検証が不十分であること。
事故当時のテレビ会議のVTRの全公開もなく情報公開されていないこと。
事故の責任を未だ誰も取っていないこと。
こうした中、地元に何の説明もなしに再稼働の申請をするなど、立地地域と信頼関係を築く意思があるのだろうか、と。
近来稀に見る、至極まっとうな異議申し立てであると思う。
泉田知事は、あの311の最中、官邸・東電本社・福島原発というテレビ会議をリアルタイムで見ていた、たった一人の自治体の首長なのだ。
その体験がどれほどのことだったのか、以降の泉田さんの言動からうかがい知ることができる。
しかるに、彼が使う「責任」という言葉の意味は、余りにも重いのだ。