9日は日本女医会の東京都支部連合会の総会。
今年の勉強会にはおしどりマコさんとケンさんに東電記者会見からのトピックスを話して頂いた。
東電の記者会見は311の事故直後からUst.でしょっちゅう見ていたが、素人には何を言っているのだか全く分からないことばかりだった。
原子力発電のテクニカルターム自体が分からないし、日本語としての説明も分からないし、ともかく起きていること自体が全く分からない日々が続いた。
そんな折、いつ頃からだったろうか、Twitterでおしどりマコさんのつぶやきを見つけ、いつの間にか最も信頼できる重要な情報源の一人になっていった。実際のおしどりマコ&ケンに初めて会った時には、二人の情報収集の早さと正確さに感動さえ覚えたものだった。
今年の日本女医会東京都支部連合会の総会では、渡邊弘美副会長から、画期的な発表があった。事実上の脱原発宣言がなされたのだった。
「私たちはいま、時代の大きな岐路に立っている。最前線で命を守る立場で原発問題を考えてゆきたい」
と、そんな記念すべき2013年の総会にふさわしく、たっぷり90分のマコさんの講演。続く懇親会では和やかな雰囲気の中で、沢山の質疑応答もあって、本当に有意義な一日だった。
ところで、気になっていた台風30号ハイエンが、たいへん大きな勢力のままフィリピンを通過して、多数の犠牲者が出たもようだ。ロイター通信は比赤十字関係者の話として9日、中部レイテ島タクロバンなどで1200人以上が死亡したとみられると伝えている。
10日午前3時の時点で南シナ海北部にあって、未だ950hPaの勢力を維持したままベトナムに向かっている。これまた大変に心配だ。