ここのところ連日、災害復興関連の会議&会食。
昨日は我が師の山中茂樹氏と来年度の研究会について打ち合わせ。
去年の今ごろ、今年のことを決めていたのだから一年が経った訳だが、その速い事速い事。
福島の原発事故が起こってから、重要な研究会は東京の丸の内キャンパスで行われるようになった。
それにしても、今年度は政権交代もあって、実質的に政府の方針に振り回されっ放しのシーズンだった。
今日は午後から、月一回の原発避難者支援制度研究会。春から医療部会をやってきて、今夜が実質的な打ち上げとなった。
「子ども・被災者支援法」は10月に基本方針が発表され、立法の精神とは大きく違う方針が発表された。
このままなれば、県内33市町村の支援対象地域とそうでない地域の格差がどんどん広がってしまう。
これほどまでに事故との因果関係が分かっている被災者を、全部救えないというのは、余りにも無責任であると言わざるをえない。
この国の対応に対して、どれだけの人々が落胆をし、苦しんでいることか・・・。
この問題は、引き続き来年度も研究会として提言をし続けてゆく覚悟だ。
研究会のあとは、医療部会の仲間と忘年会。
いつも難しい問題を語り合ってきた仲間と食卓を囲むというのは、またいいものだ。
アルコールも入って、とても和やかなムード。
それにしても、こういう時にほんの少しでもアルコールが飲めればなぁ。ま、飲まなくてもいつも充分、楽しいのだけれども。