この一週間、何とも多くのことがあって、本当にあっという間であり、長い時間であったような気もする。
武器輸出三原則がいとも簡単に突破され、仲井眞沖縄県知事が辺野古の埋め立てを承知し、続いて26日には靖国参拝が行われた。
靖国参拝は中韓だけでなく、EU・ロシアにも反発され、米国からは強い批判がもたらされた。歴史の教科書でよく見る「国際的に孤立を深めていった」という状況に急速に陥っている。
この結果は、私たちの国の民主主義が未熟だからこうなったのではないか。
NHKのアーカイブスで26日の昼のニュースを観た。
にゃんとまー、20分の独占靖国ショーになっていた。この首相のお取り巻きがNHKの中に入って動かしているのは知っていたが、ここまで偏った特別報道は何だろう。
そうしたNHKは、チェルノブイリ原発事故や福島原発事故関連の良質な番組を、オンデマンドの配給ラインナップからどんどん削ってもいる。
私たちは首をうなだれて停まっている訳にはゆかない。
2月9日、東京では知事選挙が行われる。
その前に、名護市長選挙がある。
わたしは私たちの未熟な民主主義をふまえて、悲観しないで少しでも前進させなくてはならないと思うのだ。
この心が折れてしまいそうな年の瀬、美味しいコーヒーでも入れて、もう一度、心に薪をくべよう。