日本女医会東京都支部の新年会。
今夜は昨秋に、木村俊雄さんからお聴きした、過渡現象記録装置についての話をした。
東京都支部のドクター方は、昨年から本格的に原発のことを勉強しようと、すごく頑張って集まってくださるので、勢いわたしも力が入る。
いつもフレッシュでかつ、実態に則した話題をと心がけている。
航空機事故の場合、フライトレコーダーとボイスレコーダーは、事故機の会社の人間には解析の権利がない。しかしながら、原発の過渡現象記録装置は、今のところ一号機の一部が木村さんの勇気ある働きかけによって公表された以外は、何も出てきていない。全て東電が握りつぶしている。
こういうメッチャおかしい所に光を当てて、なおかつデーターが示す矛盾を説明した。
20分のレクチャーの後、チャイナルームの美味しい料理を食しながら、延々と原発の話が途切れない。濃ゆ〜い時間だった。
今回が初出席のドクターには、ちょっと入ってこれないほどの知識と真実を見つめる目が、この役員会のメンバーには育っている。大変光栄なことだ。
さて、みなさん東京都民である。
大いに迷って迷って、どちらにするのか・・・大ディスカッションになった。
わたしたちは医師である。医師として、国を守るためにしっかりとした行動を取ろう、と、会長の角田医師。副会長の渡邊医師。
そんな尽きない話が遅くまで続いた、グランハイアットのチャイナルームでのひとときだた。