2014.7.28

2014年7月28日 月曜日

宇都宮大学の清水奈名子准教授が中心で行った「2013年 北関東地域被災者アンケート調査」の結果が頭から離れない。まもなく私たちもアンケートを行う予定だからなのだが、これほどまでの明確な結果とこの被災者に対して、この国のどこにも責任の所在がないということは、どういうことなのだろうか。

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そう。権力に握りつぶされそうになっている人々の人権は、健康は、一体誰が守るのだろうか。
そこを追求して、被災者の立場に立って闘う者は、ほんとうに誰も居ないように見える。
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この国の為政者や官僚は、原発事故に因って起こった被害が、将来沢山の人を殺すことになったとしても、全く罪悪感が無いのだろうか。
もちろんこの風潮の中で、新しい制度など創るつもりもさらさらなく、既にもう救いようのないほどの制度疲労を起こしている、崩壊しつつある国民皆保険なども、これを有効活用しようなどと思っていないのだろう。
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ま、立憲主義を否定した内閣が統治する国家なのだ。これから先、どんなに人権が疎かにされようとも、文句も言えないのだろう・・・こんな諦観を心にしっかりと刻んでしまった7月1日の棄憲記念日ではある。
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何かを根本的に変えなくてはならないのだが、その答えは、誰が持っているのだろう。
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