今夜のミニレクチャーは松井英介医師に、電離放射線の影響についてお話をうかがった。
『美味しんぼ』の大騒動を経ても、本当に飄々としておいでで、出席の女医会の面々とも意気投合され、宴席でも大人気。
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この女医会や関学の研究会などで、ひと月に一回ぐらい自分がゲストや講師を考えなくてはならない今、会場がこういう雰囲気になる講師をセッティングできた時は、心底ホッとして嬉しい気分になる。
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さて、昨日、ろくでなし子さんが逮捕されて、色々思うところがある。
この息苦しい時代が、一気にいっそう色を濃くしたように思う。
例えば、集団的自衛権が行使容認に動く、過去の歴史検証が次々に塗り替えられる、権力が日に日に増長、そう正に増長してゆく時にはいつも、その裏で奪われるものは自由であり人権であり続ける。具体的に最終的にはヒトのSEXを識別道具して同一化してゆく。最も個人的なSEXというものを型に入れること自体、権力しかできないことなのだ。で、おそらく最終的にSEXさえ「家父長制度」の中に抑え込んでしまえば、人々はかなり簡単に「戦意喪失」し権力の支配下に組み入れることができるようになるのではないだろうか・・・。
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え?、何を言っているのかって?
つまり、ろくでなし子さんの逮捕は、名実共に「家父長制度」に因って支えられることを前提にしている戦争社会に、この国は既にどっぷりと突入してしまったことを明示しているのではないだろうか。
これについては、北原みのりさんの「ろくでなし子さんの逮捕に思う事」も合わせてご一読ください。
http://www.lovepiececlub.com/lovecafe/minori/2014/07/15/entry_005228.html
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わたしは1970年に起こった父の事件を、いつか自分が検証しなければならないと、何故かずっと思ってきた。その日がいつなのか分からないけれども、でもって、一人でできるとも思っていないのだけれども。
あの時代に父が背負ってしまったどうしようもない暗黒の世界は、この50年間、好転しつづけたように思えた。しかし、その好転はいつしか速度を落とし、凪いだように回転が止まり、いま再び急激に暗黒の世界に向かって回り始めたのではないか・・・。その日こそが、2014年の7月1日だったのではないだろうか、と。
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いか〜ん。もう寝ないと。
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8:00 25℃
人生はキャンセル待ちよ夏柳