自分の身は自分で守る、増々この国はそうなってきたように思う。
台風18号に続いて19号が発生した今日。
台風が関東に最接近するのは6日の日中のようだが、台風の進路に向かって東側の雲と、列島を縦断するように秋雨前線が掛かっているので、台風の北上とともに今後雨脚がぐんと強くなってくるだろう。
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広島市や兵庫県丹波はもとより、これから新たな土砂災害がたいへん懸念される。
早め早めの用心を心掛けたいものだ。
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心掛けたいものは、他にもある。
今の時代は台風情報や気象情報を出しているのは、気象庁という役所ばかりではない。ウエザーニュース社など信頼できる情報筋があるので、しっかりと自分の目と耳で情報を察知して欲しいと思う。
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まず、当該日時に大きなイベントがある場合、主催者や幹事の人々は客や出演者やスタッフの安全を考えて、できるかぎり早期に中止をするべきだ。勇気を持ってだ。
もしも台風が逸れれば、それはそれで良かったではないか。もしもイベントに直撃したていたら、どんな結果が待っているのか分からない。イベントを予定通りに行うよりも、延期する勇気を持って欲しい。
そのためには、まずは正確な情報をとる事が何よりも大事だ。
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もちろん、同じことが個々人にもいえる。不急不要の用事で命を落とすのは、余りにも馬鹿馬鹿しい。
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それでもどうしても出かけなくてはならない場合、最悪のことを想定しながら行動して欲しい。
以下は311以前からわたしが実行してきたことだが、311を経てより厳密に実行していることである。
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新幹線(遠方への在来線でも)に乗る場合、乗車駅で500mlペットボトル2本、チョコレートなどのお菓子または弁当を一個余分に購入する。
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東京から新大阪までだと、わたしは自分で食べるつもりの弁当の他に、天むすなどの箸を使わないで食べられるものを購入する。水は3本ほど。だから当然ながら、荷物は重くなる。手が痛くなる。しかしそれも含めてたいせつなリスクヘッジだと思っている。食べなかった弁当は、行く先で会う人への無事の証拠のお土産にすればいい。水は持って歩いていても、その日のうちに必ず消費するはずだ。
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ことにJR東海は大震災時の被害想定を一切出していないが、わたしは2007年に東京行き最終新幹線で移動中に静岡県内で人身事故に遭った。豊橋に4時間ほど停車して東京に着いたのは午前4時近くだった。この時、水3本とチョコレートが持っていたため車内で読書をしつつ時が過ごせた。しかし同じ列車にはきっと飲まず喰わずで難渋していた人がいたに違いない。それに車内放送はたいへんにお粗末で、いつ動くのか動かないのか、最後まで状況が把握ができなかった。TwitterもFacebookも無い時代だった。
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あの一件から想像すると、恐らく地震災害の時には、仮に発災時に新幹線が正常に停止したとしても、なかなか状況の把握ができなくて列車の中に何十時間も取り残されることが予想される。
同様に、大雨や台風などの場合も車内に閉じ込められてしまうに違いない。
なぜならば、JRでは軌道内に乗客が勝手に出る事を禁じているからだ。
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ついでながら、平時でもペットボトル1本は鞄に入れて持ち歩きたいものだ。今の日本では、何時何処でどんな事態に遭遇するか分からない。
そのとき、生死を分けるものは一本の水なのかもしれないからだ。
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それにしても,この18号は手強そうだ。
今朝11時から、グングン気圧が低下中だ。5時間で4hPa下がっている。むむうぅ。。。