9月14日、大きなデモが国会前であった。
makenaizoneの友人と待ち合わせ、国会前に行ったのだが、18時20分で既にタクシーの降車にまで制限がかけられてしまっていて、なかなか行きたいエリアまで行けなかった。
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北側の真ん中辺りで人はぎっしり詰まっていると、スピーチ開始直後から警官とのご競り合いが何度かあって、少し危ない場面が何度かあった。
警察は先週から警備を厳しくしていて、鉄柵も二重になっている箇所が多かった。
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19時ごろ決壊(実はこの言葉は使い方が正しくないと思うのだが)して、警官との押し合いの結果、車道に人があふれ出た。
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人々は手に手に、光モノを持参しての夜のデモンストレーションだ。
あちこちでコールが沸き起こる。
前方のSEALDsのところまで行きたいのだが、どうしても辿りつけなかった。
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8月30日に引き続いて、この光景を目の当たりにしてみると、本当にこの国の新たな民主主義の胎動を感じるのだった。
その胎動はSEALDsが起こしたものだ。
他の誰でもない、真っ直ぐな若者たちが起こしたものだ。
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SASPLという若者たちから連絡を受けたのは、2014年の7月だった。
「一緒に連帯してやっていきませんか?」
SASPLは安保関連法案に反対するSEALDsと名前が変わったが、それ以来、細々とだがずっと、何というか、まるで我が子を見守るような気持ちで彼らを見てきたつもりだ。
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そんな彼らと今日、僅かな時間だが話ができた。
みんな真っ直ぐで気持ちのいい若者たちだった。思った通りの若者たちだった。
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彼らは、私たちや更にその上の世代の人々が、馬鹿げた理由で遠の昔に手放してしまったものを、いとも簡単にその手の中に握っている。
それは「排除しないで連帯する」という真っ直ぐな心だ。
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だからこそ、君たちは君たちの考えを貫け!
大人はみな亡霊に縛られている。
そうさ、Don’t trust over thirty!
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