【横浜のまけないぞうサポーター 佐野純三さんより 被災地でのボランティア活動で宮城県南三陸町の様子を。そして粘り強く「まけないぞう」の応援を続ける素敵な笑顔のお便りです】
9月20日(日)
「今日は戸塚教会の「まけないぞう」サポーターのIさん夫妻が福島の野菜の横で「まけないぞう」を販売。
継続は力です。」
佐野さんの写真で、いつものように9月も行かれた宮城県の南三陸町でのボランテイアの様子をご覧ください。
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Quelques photos du bénévolat de cette semaine au nord du Japon.
9月5日
宮城県本吉郡南三陸町
今週は南三陸町でボランティア。宿泊所近くでは稲刈りはもうすぐ。朝7時50分にベースを出発。お茶っこを2日続け、仮設住宅の草取りも。
2日目のお茶っこは気仙語のラジオ体操にはじまり、メインは「三丁目の夕日」をビデオで皆さんと楽しんだ。
1日は農場でネギの作業。強風で倒れたネギの支えを作り、肥料やりなど。漁業、農業等第一次産業の自然との関わり、厳しさを改めて思い知る。
作業後の峠の温泉のありがたさ。
被災された方々が忘れ去られたと感じられると絶望になります。よそ者ボランティアのできることは限られますが、身体が元気なうちは精一杯できることは支援します。
9月4日は松島湾を取り巻く浦戸諸島の朴島に行った。ここは2011年4月震災後はじめてボランティアに入った場所。
浦戸諸島の一番奥にあり、重機も入らず瓦礫の片付けをボランティア達と手作業で行った。
復興住宅は建設中だったが、岸壁は当時のそのままで復興の工事は他の場所より遅れてると感じた。
しかしこの島の主産業である種牡蛎の養殖はしっかり戻っているようだった。
南三陸町の牡蛎養殖の漁師さんから種牡蛎は朴島産が最高だと聞いている。
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9月17日
昨日まで南三陸町。少し高いところからみる気仙沼方面の海岸は津波の痕跡を残すが、美しいリアス式海岸。
2カ所でのお茶っこ。
1カ所は男性が参加してくれる。他の1カ所は気仙語のラジオ体操から始まり、お茶を飲みながらも皆さんで歌の連続。大阪から来たボランティアの大学生も1曲披露。
復興住宅も完成しつつある。しかし、隣にはまだ仮設住宅もあり、過渡期ではあるが複雑な光景。
豪雨の後だったが被害の少なかった稲はもうすぐ稲刈り。