10月3日 アイルランド・ウィックロー県キルマカラの植物園。
ここは大きな木や美しい花のあふれるジャングルのような植物園です。
植物の世話をする仕事をしているエディーさんに「まけないぞう」を紹介しました。
「ほんとは写真は苦手なんだけど・・・フクシマの人たちがどうしておられるかと心配なんだ。」というエディーさん。
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先日、散歩に行ったときに、ことばを交わして
「あなたはどこの国のひと?」
「日本人なんですよ」
と話したら、
「フクシマの人たちがどうしておられるのだろうか?」
ときかれたのです。
原発の事故のあと、どうなったのだろうかと友だちとも心配しています。
「あまり新聞やテレビに出てこなくて、情報が制限されているのだろうなと考えていたんだよ。
被災された人たちによろしく伝えてください」
と言ってくれました。
「この まけないぞうさんは、福島だけでなく、日本の各地で被災された方々へ、忘れていません まけないで、と伝えるために、ずっと続けて応援しているものなんですよ」
と説明したら、「周りの人たちにも紹介してみようかな」と言ってくれました。
そこで、今日は また「まけないぞう」を手渡しに行ったのです。
こんなに遠く離れたところで、遠く日本のことを心配してくれる人に出会うのは、不思議・・・
でも、やはりアイルランドの人の心の暖かさに、またここでも出会ったのだなとも思います。