〈東北被災地支援゛まけないぞう゛の作り手さんを巡る弾丸クリスマスツアー Short Trip to TOHOKU No.2 〉後編素敵な人生の先輩に会えたしあわせ 熟女女子会大盛況、しかし飲んで食べてばかりの3日間、あんたいったい何しにきたんだべ(笑) ちょっと反省。
初日の夕方からは盛岡からお二人の女性が参加、県立盛岡医大の小児がン患者・家族会のサポ-トスタッフ、関係者のお二人。ちょっと私よりは人生の先輩。
今年ぞうさんとご縁ができ子供達にも配って大喜びされたとか。
初対面なのにあっという間に意気投合、しかも辛党お酒呑み!?酒飲みは酒飲みを呼ぶ!?(笑)夜は大宴会となりました。
何せ我々応援チーム到着と聞いて被災地の皆さんが次々美味しいものを届けて下さり、仮設住宅のキッチンは大変なことに(笑)わかめ、白子、グロテスクな形相のお魚どんこ、ツミレ汁、お漬物、カボチャ粥、チキンライス、買ってきたから揚げから海老フライまで!盛岡から美味しいお酒、可愛いクリスマスケーキまで届き最高のクリスマス女子会に。
ご自分の闘病、ご家族の事故や介護など 皆さん其々本当に大変な人生を経験されており、お話も深い、深い、
感動のひと言でした。私も久しぶりに母の介護と看取りの話を。
今の医療の問題、東京のような都心部と、過疎化の医療の違いなど、話題は尽きず。
今サポ-トされている病気で苦しむ子供達の素敵なエピソード等も伺い、本当に有意義な時間となり、いつかこのメンバーで神戸まで行きたいね、そんな話まで出て和気藹々の熟女女子会、不思議なご縁を感じました。
そして翌日2日目は、何人かまた作り手さんを廻り、其々のお話を聞き深いため息、盛岡のお二人も「同じ岩手にいても分からなかったことばかり、来て本当に良かった」と。
午後お二人を送り、残った3人で大船渡温泉へ。
3.11後復興目的でできた施設とか。沢山地元の方々が来ていてお隣で湯に浸かる87歳のおばあちゃんとも仲良しに。
「来てくれて会えて本当に嬉しいよ。気をつけて帰ってけれ。」東北岩手の人は皆優しい。
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そして2日目夜もまたまた海の幸で宴会?わかめしゃぶしゃぶ。ツミレ汁。
引き上げる前に冷蔵庫を空に!?食べ過ぎ飲み過ぎの夜は続きます(笑)
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最終日帰る日は早起きして事務所代わりの仮設から荷物を車へ積み込み、同じ仮設住宅に住む作り手のMさんにご挨拶、いざ出発。
帰りはNGOスタッフさんの車に便乗、延々500キロを3人で東京まで。
一関で東北道に乗る前にエンジン異音、急遽修理してくれるところを探し簡単なオ-バ-ホ-ル、そんなハプニングもありましたが、無事夕方東京に戻ってまいりました。
またの再会を誓ってお別れです。
今回も繋がる、繋ぐことの大切さ、素晴らしさを実感、素敵な東北被災地の旅となりました。
まけいないぞう!!東北!!これから厳しい季節となります。どうぞ被災地の皆さん、良い年末年始を!!
年末陸前高田の仮設でお世話になったMさん。私達をいつまでもいつまでも見送ってくれた☺
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今回の旅の帰り、車中でずっと流れていた大船渡出身のグループ、Lawblow。Smile Again.
今回も沢山の笑顔を被災地の方々から頂きました。
「東北?3.11?もう遥か昔。復興もかなり進んでいるでしょ?」とんでもありません。まだまだです。
そしてこの東北の人々の笑顔に、優しさに甘え続けていて本当にいいのでしょうか?心底そう思います。
また年が変われば神戸の震災の1.17もやってきます。8回目の3.11もすぐそこです。
命の大切さを改めて感じるなら、それは自分だけでなく全ての人の命、日々の暮らしであって欲しいと切に思います。