9月は、フランスにまけないぞうがやってきたぞうの月になりました。
被災されたみなさん、どうぞ、お身体にはくれぐれも気をつけて、「あくろっしゅとわー」の掛け声とともに、一日一日を大切に過ごされますように。そんな思いが膨らみます。
増島さんの講演にスカイプで参加させていただいたり、紫牟田さんの記録でその内容がさらに臨場感を持って心に響いた9月が終わり、新しい月になりました。
フランスは、紅葉はかなり前から始まっていて、落ち葉が舞い散る季節です。
閉蟄のころが木を伐採する時期!すべてに時、タイミングというものがあるのですね。
私が野菜作りをしている畑では、オレンジ色の大きなかぼちゃが大きな顔をしています。
いつごろ収穫したらいいのか、具体的なことを知らなかったので、畑の仲間に聞いたら「10月の半ばには霜が降りる可能性もあるから、それまでには収穫したほうがいい」と教えてくれました。10月の末には、かぼちゃをくりぬいた飾りで有名なハロウィンのお祭りもやってくるのです。
さて、9月の初め、編集長の田中のさっちゃんが、フランスへ運んできてくれたまけないぞうが、少しずつ少しずつ新しい家族を見つけています。
フランスのクリスチャンさん、緑のまけないぞうがお気に入りのようで、緑の自然の中、緑のTシャツでまんまる笑顔になりました。「奥さんにプレゼントしようかな・・・」と嬉しそうに話していました。
緑のぞうは、珍しいかもしれませんね。
フランス人の友人は「また買いたいけど、こんどは、青がいい」とか「黄色がいい」とかいろいろにぎやかに言ってくれます。
この日は、できあがってほやほやのフランス語版解説書も一緒に持っていきました。
先日の増島さんの講演で、日本国内で3000頭も注文がきている!と伺いましたので、その旨も伝えました。
「それは、ずばらしい!いいことだ!」と、直接作り手さんにお金が渡ることなど、まけないぞうの支援のあり方に感心していました。
10月は、今週には力強いmakenaizoneの応援団の久保田美佐子さんが、ベルギーと南フランスにぞうさん運び隊!で行ってくださいます。
久保田美佐子さんです。ご主人の修さんと一緒の旅行で、ヨーロッパのお友達にまけないぞうを紹介してくださるそうです。
美佐子さんは、まけないぞうのタオルの送り手さん、買い手さん、そしてお引越し屋さんとして被災された方々を応援してくださっています。こうして、まけないぞうと笑顔の輪が広がっていきますね。嬉しいですね。まけないぞうの旅人、美佐子さん、修さん、どうぞ気をつけていってらしてください。ご報告をお待ちしています。Bon voyage!!
いろんな方が、まけないぞうの旅人になってくれるのが嬉しいです。
そして、もっと旅人が増えるといいぞう!と思っています。
遠く離れていますが、makenaizoneが一歩一歩力強く前進しているのが、こちらからはよくわかります。
ぼちぼち、てげてげ、peu à peu、 petit à petit、 pas à pas・・・で・・・
仙台の雅楽の夕べや増島さんの講演会の日の皆さんの笑顔を胸に、まけないぞうを片手に、畑しごとではクワやスコップを片手に、あれ~もっといっぱい手があったらいいな~♪
みなさん、秋の季節も楽しみながら、どうか無理せず、体調に気をつけてお過ごしください。
では、みなさん、あくろっしゅとわー♪
小野澤 治子