東日本大震災の避難者数、32万8903人

2011年11月30日 水曜日

早いものでもう明日から、師走になります。今年はほんとうに、信じられない速度で時が動いているかのようです。

さて、被災地では初めての冬を迎えています。11月も下旬になって政府の復興対策本部は、この度の東日本大震災の避難者数を32万8903人であると発表しました。
災害の規模が大きかったのはもちろん承知していますが、避難さてれいる方々の数がこれほど多いとは、新聞発表を見て思わずため息が出てしまいました。

今回、なかなか避難者の数が発表できなかった背景には、応急仮設住宅だけではなく、みなし仮設住宅として賃貸住宅を仮設住宅とみなした住宅が多数あること、全国各地に避難された方々の数が正確に把握できなかったという事情があるようです。
全国賃貸住宅経営協会の発表によると、みなし仮設住宅は仮設住宅よりも20%近く多く供給されていて、合わせて約12万件以上の仮設住宅が稼働しているのが実情です。
とにもかくにも、この寒空に約33万人もの方々が避難を強いられているというこの重い現実に、いま一度、我が身に引き寄せて、考えてみる必要があるのではないでしょうか。そうですそうです、Imagineしてみましょう。

33万人の方々の中には、身体にも心にも傷を負っておられる方々がたくさんおられるのではないか。
身体への不安、将来への不安、仕事への不安……。それから子供たちは、果たしてどんな不安を持っているのでしょうか。
学校も離ればなれ、友達にも会えなくて、部活もできなくて、勉強も進まない、このままでは進学どころではない、何とも心細くて憂鬱で泣きたい気分の小中高生がたくさん居るのではないでしょうか。大の大人だって、不安なのです。子供たちの不安はいかばかりでしょう。

被災されて避難された33万人の方々に、私たちは今、具体的に何ができるのでしょうか。
答えはわたしにも正直、分りません。けれどもけれども、寒い被災地に思いを馳せて、避難されている方々の心細い思いを時々Imagineしてみることは、できないでしょうか。
Imagineとは、人間に備わった最高の知性だと思います。Imagineによって、何かが閃いたとき、それが行動の出発点です。Imagineによって何も閃かなくてもいいのです。意識を集中してImagineを心がけることだけで、きっと私たちの日常生活もガラリと変わるはずです。

さあ、どうぞ今夜から始めてみませんか。
追伸 お部屋に一頭、まけないぞうが居ることでImagineの回転扉がとても近くになることうけあいです。どうぞ一頭、ご用命を。


ページトップへ Top of page