11月の最後の週・・・フランスの東 スイス国境に近いフランシュコンテ地方のブザンソンへ、「まけないぞう」がお引っ越ししました。
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「ブザンソン・・・どこかで聞いたことがある??」と思われた方は、音楽好きでしょうか?若手指揮者の登竜門である「ブザンソン国際指揮者コンクール」(1951年より隔年開催)の舞台となる街。
小さいけれど、きらりと光る 由緒ある大学町です。
かの小澤征爾氏もブザンソンで優勝してデビューし、今年2011年も日本の指揮者 垣内悠希氏が優勝して話題になりました。
makenaizoneHPの「編集長」兼「まけないぞうヨーロッパ引っ越し担当」の田中が、ブザンソンまで「まけないぞう」を届けに行ってきました。
この町の大学と語学センターで長年教鞭をとった モンルドン先生夫妻 70年代には日本に住んでいたこともあり、根っからの日本大好き。
特に「能」と「禅」に深く共鳴し、道元禅師の著作を読破し永平寺にも参じた親日派です。
ふたりから 「まけないぞう」の作り手さん、被災地NGO恊働センターのスタッフの方々へのメッセージです。
Nous sommes de tout coeur avec l’organisation non gouvernementale « Collaboration Centre for Hanshin Rehabilitation » qui permet par un geste simple, la fabrication et l’achat d’éléphants Makenaizo, l’établissement d’un lien entre les sinistrés et tous les gens qui sont sensibles à leur détresse, qu’ils soient au Japon ou à l’étranger. Ainsi grâce à ce lien, nous pouvons concrétement manifester notre solidarité et participer à la diffusion du message que transportent les éléphants Makenaizô. Merci à la cornac Sachiko Tanaka de les avoir conduits chez nous.
Denise et Jacques Montredon
ドニーズとジャック・モンルドンです。
わたしたち二人とも、「被災地NGO恊働センター」の「まけないぞう」に心から賛同しています。
「まけないぞう」を「作る」「買う」という、とても素朴な動作を通して、そこから被災された方々の悲しみ苦しみを思っている人たちと作り手さんたちのあいだに絆が生まれる・・・すばらしいことと思います。
被災された方々のことを心配する気持ちは、日本でも外国でも同じです。
この絆のおかげで、わたしたちの連帯の気持ちを具体的にあらわすことができます。私たちも絆の輪に加わって「まけないぞう」の運んでくれるメッセージをもっと広げていきますよ。
「ぞうさんの案内役」をしてくれた田中幸子さん 私たちのところまで「まけないぞう」たちを連れて来てくれて、ありがとう。