makenaizoneメンバーの岩崎みわ子さんが11月15日から20日まで開催した
『木版画展 –白の記憶−』
すてきな木版画の作品の醸し出す 心あたたまる雰囲気・・・
そしてこのとき、岩崎さんの展覧会から、まけないぞうが43頭お嫁にいったのでした。
そのときの様子は まけないぞう臨時ステーション@恵比寿 そしてこちらにもご紹介しました。
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さて、makenaizoneメンバーのまみまみこさんと山本裕子さんが展覧会に伺った際に、会場の”ギャラリーまある”のオーナー 木川志津子さんから 東日本大震災の直後から数々の支援活動を展開してこられたお話を伺いました。
以下にご紹介いたします。
ギャラリーまぁる(GALARIE Malle)
〒150-0013
東京都渋谷区恵比寿4-8-3 神原ビル1階
Tel&Fax.03-5475-5054 Open:12:00~19:00
http://galeriemalle.jp/
“ギャラリーまある”のオーナー 木川志津子さんのお話。記録はまみまみこです。
「 3.11の直後にギャラリーとしても出来ることをしたい!と強く思いました。
そこでまず、5月3日(火)〜8日(日)に「みんなの願い ひとつのこころ!」をテーマに東日本大震災チャリティー展を企画開催。
以前から、海外の戦争で被災した子供たちの支援をしてきたのですが、今回も被災地の未来を担う子供たちの支援のための寄付を募るためのチャリティー展を開催したいと思ったのです。
ただし、チャリティー展の収益金がばらばらに配分されてしまう日本赤十字社等の団体を通じての寄付の形ではなく、チャリティー収益金を寄付する先を一校に絞り まとまった形で継続的に支援を行える形をとりたい。そのため、昨年よりご縁のある宮城県大崎市の日本酒製造メーカー「一ノ蔵」のマーケティング室長の山田好恵さん(ご自身も今回被災され、義理のお父様を初め多くの御親戚をなくされ、震災後は突発性難聴も患われながらも絶対に負けない!という強い気持ちを持って頑張っていらっしゃる方です)に連絡したのです。
山田さんが地元の教育委員会に交渉していただいて、収益金の寄付をする先の学校として、津波と火災で甚大な被害を受けた石巻市の門脇小学校を選定してくださいました。
5月末には、上記チャリティー展の収益金111万1千円を、寄付して下さった方々の名簿と共にお送りしました。
門脇小学校は現在門脇中学校に間借りをせざるを得ない状況ですが、この善意の寄付金は新校舎の再建、備品の購入のために使われます。また、去る11月8日(火)〜13日(日)には「素敵に食卓 ラベル展」を東京にて、そして12月6日(火)〜18日(日)には同展覧会の巡回展を宮城県大崎市の一ノ蔵ミュージアムにて催しました。
現在復興に向けて頑張っていらっしゃる宮城県大崎市の「一ノ蔵」さんを愉しいお酒のラベルで応援出来ればとの企画です。
ご縁のあるイラストレーターや画家の皆さんに参加していただき、ラベルの発表の場がチャリティーに繋がるということで作り手さんも喜び、ラベルを作ってもらう酒造メーカーさんも嬉しく、そしてそのラベルが付いたお酒を購入される買い手さんも笑顔で日本酒のある食卓を楽しめる・・・ みんなが幸せになるチャリティー展になりました。
今回のチャリティー展の売上の一部も、支援のために寄付する予定です。来年もまた新たなチャリティー展を企画し、継続的な支援を続けていきたいと思っています。」
被災地に赴いてボランティア活動をすることが出来なくとも、遠く離れた東京からできる被災地支援。
木川さまのような取り組みの形があるのですね。
ありとあらゆる被災地支援のプロジェクトが数限りなく立ち上がり、被災地の皆さんの痛みに寄り添い、被災地の皆さんの心の復興、そして日本の復興のため「今 自分に出来ること、自分が成すべきことは何なのか?」とたくさんの日本人が真剣に考えて、行動に移しています。
多岐にわたる被災地支援活動。Facebookやtwitterなどのメディアを通じて多くの情報が日夜入ってきます。
たくさんの人がそれぞれ自分に出来る形での支援活動に携わっていることを認識するにつけ、それぞれの活動が一時的なもので終わらず、少しずつでもこつこつと末永く続いて行く取り組みとして定着して行ってほしいと願ってやみません。
最後に岩崎みわ子さんの展覧会の時の写真を添付いたしますので皆さまご覧ください。
岩崎みわ子さん、山本裕子さんと高校時代の友人といっしょに。まけないぞうさん2頭も一緒です!
(写真左から、青木さま、遠藤さま、岩崎みわ子さん、田中さま、山本裕子さん)