makenaizoneの原点 仙台(2) 大崎八幡宮「御鎮座記念祭」 

2011年12月29日 木曜日

400年前から変わらず仙台の鎮守様として尊崇されてきたという由緒ある神社 大崎八幡宮

桃山時代の建築で国宝になっています 詳しくはここをクリック

「御鎮座記念祭」の儀式の始まる近くになると、ど〜ん!ど〜ん!と迫力ある太鼓が打ち鳴らされて宮司さんたちが出て来られ、奥の建物のなかで儀式が始まりました。まわりの杉木立から蝉時雨が降り注ぐ。

Le temple shintô le plus important de la région. Magnifique bâtiment en bois, trésor national, construit il y a 400 ans.
Le début de la cérémonie s’approchant, on entend le gros bouuuuuum bouuuum d’un tambour qui annonce l’arrivée des prêtres shintô. C’est le monde shintoïste profondément enraciné dans la tradition japonaise. Tout autour, c’est le bois de cyprès centenaires. Le chant des cigales remplit l’espace.

 

すっかり暗くなり、点された篝火の光のなかで雅楽と舞が奉納されました。

この世のものとも思えないような雅楽の音色、ゆるやかに流れるリズム・・・古代から伝わった伝統の音楽に身を浸すと、いつのまにか日本人のDNAが呼び覚まされるような不思議な感覚です。

La nuit tombe et on a allumé les feux de bois, à la lumière desquels les musiciens et les danseurs font preuve de leur art. Le rythme et la mélodie de cette musique Gagaku n’a rien à voir avec d’autres sortes de musique traditionnelle japonaise. C’est une tradition millénaire qu’on a peu de chance d’apprécier… Pourtant, ça nous semble étrangement familier. Un moment d’émotion.

 

次々に曲目、舞が展開していくあいだ、宮司さんは段の横のところに座っておいでになりました。
段を上がったところが拝殿 この建物は国宝になっています。

奉納の舞が続きます。

今年の春 高校を卒業し、1ヶ月遅れで大崎八幡宮の職員として就職された巫女さんたちだそうです。
宮田まゆみさんが東京から通いながらの指導のたまもの・・・ とても数ヶ月の練習とは思われないような すばらしい舞でした。
雅楽の音色に身を浸して 命が洗われるような経験でした。

御鎮座記念祭が終わって まけないぞうと記念撮影

 

第 一日目の演奏を終えて、ほっと一息の宮田まゆみさん。世界的に著名な笙奏者にしてmakenaizoneメンバー、今回のイベントを企画した人でもありま す。大崎八幡宮の巫女さん、神職の方々、そして一般の人たちにも雅楽の演奏や舞を教えています。震災で亡くなった人たち 今も苦しみが続く人たちに雅楽を とおして癒しを!という強い思いで奔走しています。
Mayumi Miyata, la musicienne de Shô , l’organisatrice de l’événement et folle d’amour des éléphants, elle aussi!

 

とてもうれしいビックリな出来事☆ 多賀城でお坊さんになっている昔の学生 諏訪くんが駆けつけてくれました(友達は彼を「すわっち」と呼んでいた・・・いまは「諏訪坊」になりました)。感激の再会です。

大 学卒業して京都の妙心寺で3年半の修行の後、今はお父さんといっしょに臨済宗のお寺でお坊さんとしてがんばっている諏訪坊。何年ぶりかなあ〜!!多賀城で はお寺は高台なので被害を免れたけれども国道

で渋滞していた車の列を津波が襲い、たくさんの方が亡くなったとのことです。こんな時代になってしまって諏訪坊の使命は重さを増したね、元気でがんばって!と話しました。学生の頃に比べると、ぐっと渋い坊さんらしい面がまえになっていました。がんばれ諏訪坊!! お盆の忙しいとき、急に連絡したのに時間を作ってくれて、ほんとうにありがとう☆

La super surprise!!! Mon ancien étudiant Suwa-Bô est venu nous rejoindre! Ça fait si longtemps qu’on ne s’était pas vus. Après les études, il a été faire 3 ans et demi à Myôshin-Ji à Kyôto pour l’entraînement en tant que bonze bouddhiste et maintenant il travaille avec son père à Taga-Jô, de suite à côté de Sendai, plus près de la côte.

Son temple Sai-en-Jin se trouve en haut d’une colline, mais il y a eu beaucoup de dégâts dans sa ville, plein de gens tués par le tsunami.  C’était quand même un énorme plaisir de le retrouver, toujours aussi droit d’esprit, souriant, avec une voix grave et calme… Jusqu’à la prochaine fois, Suwa-Bô!! Et mille mercis à Syun de m’avoir donné son numéro. Une fois de plus, j’ai pu constater la force des liens d’amitiés.

初めて「まけないぞう」のことをきいた諏訪坊に 村井さんが「まけないぞう」のことを説明をしてくださいました。
大きなバスタオルでできた「まけないぞう」。
青木まっちゃん 「わたし それ欲しい!!くださいなっ」
村井さん「あしたのトークで見せるのに 大きいのがいいかと思って持ってきたんですが・・・それじゃ 青木先生」
青木ま「やったあ〜!!!」

 

終了後 市内のホテルへ移動して「直会」に参加させていただきました。

八幡宮さんでも 巫女さんたちの考えた歌と かわいらしいイラスト入りのハンドタオルを作ったそうです。
「明日のまけないぞうトークの会場で売る 「まけないぞう」に、このハンドタオルをつけてあげましょう」と小野目宮司さん。

若い神主さんたちは「明日のシナリオはどうなりますでしょうか?
時間配分は?」と、とても心配しておられました。
時間を大幅にオーバーしたら、どうしよう・・・と気をもんでおられたようです。
長くても60分までで必ずおさめます!とお約束して、やっと安心していただいたようでした。
・・・でも 村井さんは慣れておられるからだいじょうぶそうだけど、Dr青木に小野目宮司さん お話があふれて止まらなくなっちゃったら、どうしよう〜・・・ チョット心配で乾杯もウーロン茶だった田中でした・・・
司会者 責任重大です。


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