16日夕。追悼式前夜の食事会が始まります。
厨房では細川さん、増島さんが いわしの刺身や、いろいろな美味しそうな料理の準備に余念がありません。ここのイワシの料理は以前ボランテイアをいっしょにやっていたプロの調理師さん直伝、評判の美味しさだそうです。
恊働センターでは若いひとたちを対象に「勉強会」を開催していますが、イワシの料理があまり美味しいので、勉強会の内容もさることながら、「終わったあとの食事が楽しみで集まる若者も多いんですヨ」・・・と村井さんが笑っていました。
西本願寺さんに「まけないぞう」の販売に行っていた 岡本さんと福岡さんが帰ってきました。
「昼間まけないぞう 2000頭の注文の電話が入ったよ、東京からも30頭の注文だよ、と村井さんから引き継ぎを受けています。
「えっ???2000頭?!! どうしましょう〜!!」とビックリ喜んでいるふたり。
昼間 庭のそうじや明日の追悼会のためにロウソクの準備をしていた方たちもいっしょです。
左から 藤田良さん、頼政さん、福岡さん
藤田さんは福岡県久留米から、1月17日朝の追悼会のため毎年、被災地NGO恊働センターへ来るそうです。
地元でも、「まけないぞう」を「どうだろうか、売れるかなあ?」と心配な気持ちでバザーで売ったら案外売れて、残ったぶんを作業所で預かってもらったところ、後日「追加注文お願いします」という電話が来て、「とてもうれしかった」と話していました。今回また、追加のぶんを持って帰るそうです。
頼政さんは東京の日本財団に置かれているROADプロジェクト「足湯」の事務局で働いています。
「足湯」に行くボランテイアのひとたちを、いつ どこへ何人送り込むのかというグループの設定、受け入れ現地との調整、場所の確保、そしてボランテイアのバスの手配、募集などを担当していて、とても忙しく充実した毎日を送っています。
いちばん右は、福岡さん。
佐用町の写真とちょっと感じが違います・・・ どうしてって、最近 坊主頭になってイメージチェンジ。
この日は、岡本千明さんと二人で西本願寺さんへ「まけないぞう」の販売をしに行って来たそうです。
西本願寺の若いお坊さんに「発心したら、いつでも歓迎ですから」と言われました・・・ と話していました。そういえばなんだか悟りをひらいたような笑顔ですね。福岡さんは恊働センターに寝泊まりしながら仕事をしています。
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心づくしの料理と美味しいお酒に話がはずみます。増島さんが岩手から持って来たお酒。女性杜氏のお酒でさっぱりと澄んだ味で、とても飲みやすいお酒でした。「雪んこ」の原酒にごり酒も美味しい〜♪ 「このまま飲み続けていたいなあ」と思ったけど・・・明朝は4時起きです。
後ろ髪を引かれながら・・・早めにホテルへ戻りました。ほんとうにごちそうさまでした。