『311:ここに生きる In The Moment』上映会 2012年9月 我謝京子監督 大阪〜三重〜東京〜湘南の旅

2012年9月26日 水曜日

2012年9月  大阪〜三重〜東京〜湘南での上映会のため、ニューヨークから来日した我謝京子監督。ハードスケジュールで各地をまわり、各会場で 観客と出会い、そして新たな希望を胸にニューヨークへ戻りました。

我謝監督本人による今回の旅のご報告です。
# 東京の上映会の様子は、photo albumでもご報告しています。こちらをご覧ください。

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9月16日 大阪の上映会は満員で大成功でした。これから三重に向かいます

 

9月17日  フレンテみえの上映会も250人以上の方々にみていただけた。とても丁寧に映画を見てくださった。感謝だ。

この三重のポスターよーく見てください、写真じゃないです、手書きです。
— 場所: 三重県総合文化センター



私は、何が幸せかというと世界中に応援してくれるお友達がいることです〜。
大阪と三重に一緒に行ってくれたのは、娘(いま、大学生)の幼稚園時代からずーーーとお友達の佐藤早苗さんです。

 

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9月18日 目が覚めました。朝4:30でした。時差ぼけですね。さあ、明日は東京で、あさっても湘南で上映会です。皆さんにお会いできるのを今からありがたく思っています。
今年は有給休暇を昨日一日だけのぞいて、全てこの映画を世界各地で上映して世界の人と一緒に心の復興ってなんだろうと考えてどうやって支援を続けていくかを話し合うために使いました。日本から遠く離れて住む私ができることはそれくらいでした。あ、空が明るくなってきた。
唯一の休日、昨日は、御木本幸吉の記念館に行きました。彼は夢を明確に持ち、真珠の養殖を何度も失敗を繰り返しながらもあきらめずに続けて成功したことがわかりました。
考えるだけじゃなくて動いてみること、そしてあきらめないことって大事だなと思いました。

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9月23日  ニューヨークに無事戻りました。皆様のおかげで素晴らしい上映会ができました。ありがとうございます。先ほど、時差ぼけ対策でセントラルパークを歩きました。そして日本での各地での上映会にお思いをはせました。
大阪、三重、東京、湘南とあわせて650人以
上の方々がこの映画を観にきて下さいました。
映画に登場してくだ
さった方々と直接心の中で対話してくださったこと、そしてそれぞれの形の支援を考えてくださったことに感謝しています。
湘南の上映後、大学の先生がおっしゃいました。この映画は、人にとって生活とは何か、生活そのものを映し出している、そして、登場人物と観客が対話ができる。この2点がすごいと感想をくださいました。とても心に響いた感想でした。
男も女も仕事一辺倒または生活一辺倒ではなく、社会とのかかわりの中でそれぞれがどう社会に貢献していくか、震災後の今ますます考えていかなければならないと思います。
この映画をまだ見ていない皆様へ。観客の皆さんの感想を読んで気づいたのですが、きっと想像しているのとは全く異なる映画です。ぜひ今後日本で上映される時はご覧になってくださいね。
最後に、もう一度、各地の上映会で応援してくださった皆様本当にありがとうございますと言いたいです。
来週末はカナダカルガリーで映画を上映してきます、震災を風化させないために。

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9月25日   生きれば生きるほど、偶然というのは世の中にないのではとの思いが強まる。
文教大学の上映会では、映画の中に登場する桜の聖母短
期大学で教えていた先生が、今は文教で教鞭をとっているということで見に来てくださった。その方からいただいた資料に次の一文を見つけた。「住民の証言を集めるなどして国内だけでなく国際的にメモリアルすることは、正しく情報を理解するという意義にとどまらず、国際貢献にもつながる」。
この一文を今朝地下鉄の中で読ん
だとき、私が、有給休暇を使って、映画「311:ここに生きる」を世界各国に持っていって被災地の声を伝えることは大事な事だと改めて気づかされた。
さあ、今週末はカルガリー
で伝えよう。偶然いただいた資料に、私に勇気を与えてくれる一文がある。なんてありがたい偶然なんだろう。

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被災地NGO恊働センターの増島智子さん  大阪と東京と2カ所の上映会に参加したあと、また岩手の遠野に入っています。
遠野からのメッセージ こんな素敵な作り手さんの笑顔の写真です。

みなさん、東京を早朝に出発し、お昼過ぎに無事遠野に着きました。こちら遠野の夜の気温は14℃で す。田中さんのいるオーストリアの気温に近づきつつあります(><)。昨日の上映会お疲れ様でした。我謝さん、この間東西奔走でご苦労さまでした。若林さ ん、実行委員のみなさん本当にありがとうございました。青木先生はじめmakenaizoneの方にも久しぶりにお会いできてうれしかったです(^^)
会場ではとてもたくさんの方に観て頂いて、被災地に寄り添う何かを見つけた方もいらっしゃったようで、よかったです。今回の映画は新たに編集された部分が あり、被災者の気持ちの変化、被災地KOBEも加わり、とても感動しました。いつも冒頭から涙ながらに、我謝さんのおっしゃる「対話」をしながら観ていま す。

神戸の被災者の人が言った「人は一人では生きて行けないという当たり前のことを実感した」ということを私も改めて実感しました。
この映画の上映会をどんどん広げて一人でも多くの方に観て頂けるようにみなさんと一緒に盛り上げて行きましょう。KOBE上映会を実現するようにがんばり ます。私も明日から岩手でまた「まけないぞう」の作り手さんと寄り添い、被災地を回って来ます。随時ニュースでご報告いたします。こんな笑顔に会えるよう に・・・

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神戸タオル仕分け隊の家藤さんも、大阪の上映会に参加していました。

大阪ドーンセンター、建物でかっ。『東北女性の手仕事物産展』で、まけないぞう発見。
購入検討されてる女性は「どこに売ってるか知らんかってん」とのこと。
“311ここに生きる”の会場は100席くらいで八割埋まってる感じ。女性八割。少数派の男性は心なしか居場所ない?もうすぐ上映開始   ・・・

311ここに生きるの上映後に、我謝監督が増島さんを、みなさんに紹介。言葉につまられました『いろいろ思い出しちゃってぇ』とのことでした。僕は最初の黙祷の時点で涙。監督の『被災されてる方と対話してください』に涙。

 


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