【makenaizoneメンバー 雅楽 笙奏者の宮田まゆみさんより 2012年8月の 第2回「雅楽の夕に、」のお便りです】
昨年の8月に続き、今年も「雅楽の夕に、」を仙台 大崎八幡宮で開催いたしました。
8月13日(月) 雅楽演奏と 三陸の海苔養殖の方々をゲストスピーカーにお招きし、まけないぞう300頭も販売いたしました。
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「雅楽の夕に、」実行委員会をたばねる 宮田まゆみさんは、世界中を舞台に活躍する笙奏者。大崎八幡宮の神職さん・巫女さんたちに雅楽を教えるため、長年に渡り仙台へ通っています。また、一般参加の方々にも雅楽の指導をしています。
「被災地のことを遠くから、いま、ここで応援しよう」という趣旨でmakenaizoneが活動を始めたときからの、中心メンバーです。
伶楽舎(れいがくしゃ)の演奏家の方々と復興への応援の心をひとつにして、この美しい大崎八幡宮で楽の音を奏で、祈る「雅楽の夕に、」・・・・ 2011年8月の第一回に続き、今年は復興へ向かって力強い歩みを初めている被災地に エールを送る催しとなりました。
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伶楽舎(れいがくしゃ)HPに曲目が記載されています。
こちらをクリック
今回のトークに登場したのは、「奥松島月浜海苔生産グループ 月光」の方々です。
東日本大震災の津波被害により、海上、陸上の養殖施設、 もうひとつの生活の糧であった民宿共に甚大な被害を受けた海苔生産者の方々ですが、「月光プロジェクト」を立ち上げ、「一口オーナー」を募集して資金を集めることによって、共同化し、団結して海苔養殖業の生産再開へと歩き出しているところです。
「一口オーナー 月光の太陽」募集についての情報は、こちらです。
奥松島月浜海苔生産グループ 月光 facebookページ / ホームページ
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(以下の説明は、 奥松島月浜海苔生産グループ 月光 ホームページより。)
我々月浜の海苔生産者は、先の東日本大震災の津波被害により、海上、陸上の養殖施設、 もうひとつの生活の糧であった民宿共に甚大な被害を受け、震災直後は各々の事業再建については 全く先の見えない状況でした。
しかし、国内のみならず世界中からのご支援、特に当地に来て瓦礫撤去のお手伝いをして頂いたボランティアの皆様のお陰で、 浜は以前の美しさを取り戻しつつあります。
一方、海苔養殖業については共同化し、団結することで生産再開へ歩き出すところですが、再建資金が不足しています。 そのため、皆様に一口オーナー「月光の太陽」になってご支援を頂く事で、復興への第一歩を踏み出したいと考えています。 是非、ご協力をお願い致します。
時期は年明け後。我々月光の「新海苔(秋芽海苔)」50枚と、「月光一番海苔」50枚を お返しいたします。是非食べ比べてみてください。違いがお分かり頂けると思います!
そして、月浜にお越し頂いた方には、海苔乾燥工場見学(今秋開設予定)にご案内致します。 (事前にメールもしくはお電話080-5566-5392にてお問い合わせの上、 お越しくださいます様宜しくお願い致します)
<「秋芽海苔」とは??>
- 「新海苔」と呼ばれ、シーズンで最初の時期に採れる海苔です!
- 厚みがあって噛みごたえがあります!
- 破れにくく海苔巻きや手巻き寿司などに適しています!
<「月光一番海苔」とは??>
- 12月末から年明けの海の水温と栄養のバランスが一番良い時期に生産されます!
- 柔らかく適度な塩味があり、食べると磯の香りが一杯に広がり、リピーターも多数!
- 一番摘みのお茶の葉と同様収穫量が少なく、貴重でなかなか手に入りません!
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それでは、8月13日当日の様子を、写真でご覧ください。
一般参加の方々と伶楽舎(れいがくしゃ)の雅楽演奏 練習風景
トークの司会をする 宮田まゆみさん(左) 、大崎八幡宮小野目宮司様。
奥松島月浜海苔生産グループ 月光の方々。
伶楽舎(れいがくしゃ)による雅楽演奏。
会場の聴衆の方々もいっしょになって 雅楽を口ずさむひとときです。
そして最後は美しい巫女さんが舞を奉納し、厳かな「雅楽の夕に、」の締めくくりとなりました。