濃ゆ〜ぃ仙台旅行

2011年8月13日 土曜日

八月十一日(木)は、夏期休暇前の最後の診療日でした。
朝からとてもとても暑い中、ブロック注射の患者さんがたくさんいらっしゃり、また来客もあったり、例年通りに夏休み前のバタバタした診療日でした。
震災以来、わたしはあまり眠れなくなっていましたが、更にもましてこの一週間というもの、
本当に睡眠が浅く、ちょっとばかり ” Hi ” になっていたかもしれません。
とはいえ、811の時点では、まだまだこの旅の『濃ゆさ』を知らずにいたのでした。

麻酔医ペインクリニック医の日常は、短時間で終わる「切った張った」の連続です。ですので、
休みのときにはボーっとするのが一番好きで、旅といえば予定も立てずに高原でのんびりしたり、
日がな一日海を見を見ているような旅以外に考えた事がありません。
ところがどっこい、今回だけは何だか様子が違う雰囲気。その予感は、行きの新幹線ホームから
既に始まっていたのでした。

8月12日、午後一番の新幹線21番ホームに立つと、既にそこには田中幸子さんと若林まみさんが
抱き合わんばかりに手を取り合って立っていました。
なにせこの日は、帰省ラッシュの極みの日です。朝から東京はものすごい暑さで、かつものすごい
混雑ぶりの東京駅21番ホームだったのですが、この二人にとってはそんなことお構いなしでした。
どんなに混んでようが暑かろうが、No probrem.

それにしてもネット社会のすごさを感じたのでした。なぜなら、この二人は正真正銘の初対面であるのですが、makenaizoneのMLでも、FaceBookでも顔なじみの二人は、ネットの中ではとっくに「親友」となっていたんですね。
ですから、わたしがホームに到着する以前に、もう抱き合わんばかりに、初対面の喜びに涌いていたのでした。
そこへわたしと斎藤さんという仙台出身の患者さんともう一人のドタ参の甥っ子の合わせて5人が、集結して『濃ゆ〜ぃ旅』の始まりが切って落とされたのでした。


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