朝日新聞郡山支局の西村隆次記者から電話あった。
12日のシンポジウムの記事が18日の福島版に掲載されるという知らせだ。
実は12日のシンポジウムの始まる直前に西村さんと話しをしていた。
「医師はエビデンス(根拠)が必要だと思っていて、放射能対策に鈍重だ。
まずはエビデンスの呪縛を解かなければ、手遅れになってしまうと思う」
すると西村さんが言った。
「新聞記者も同じですよ。論拠のないことは書けません」
津久井進弁護士進も会話に入ってきて
「いくらエビデンスがなくとも、予防原則に立って考えないとダメだよね」
日本は未だかつて無い放射能汚染の最中を生きている。今後何が起こるのかを
推測して先回りしてゆく必要がある。日本の医師の大多数は、危機感を感じてはいても尚、
エビデンスの行方を待っているかのように思える。しかし、それでは手遅れになるやもしれない。
医師・弁護士・マスコミがエビデンスの往くえを待っているなんて、まるであの有名な話しのようではないだろうか。
東日本のママたちは、とっくに知っている。医師・弁護士・マスコミは「裸の大様」だということを!
http://digital.asahi.com/area/fukushima/articles/TKY201301170341.html?ref=comkiji_txt_end_s_kjid_TKY201301170341