雪になるかもしれないとの天気予報が外れた。
先週14日の残雪も未だ消えていない中、予報が外れてホッとした。
先日の雪の日、テレビのニュースが福島市内の仮設住宅を写していた。
双葉町から避難してこられた浜通りの人々にとっても、この大雪は驚くべきことだったのだ。
福島は広い。浜通りには雪が殆ど降らないのだそうだ。
そんな仮設住宅の窓が、今年やっと二重サッシになったと伝えていた。
最近、福島のニュースが少ないような気がしてならない。
仮設住宅は寒いだろうなぁ、こんな大雪は経験ないだろうなぁ、インフルエンザは大丈夫かしら……。
東京はどんどん忘れてゆくけれども、避難者にとっては、この厳冬を乗り切る事は心底大変なことなのではないだろうか。
そういう意味で、わたしたちはもっともっと想像力を駆使して、被災地の、被災者の、避難者の冬を共有しなければ、と、思う寒い夜だ。