今日は世界中で隕石落下のニュースで持ち切りだった。
その紙面に高野悦子さんの訃報が伝えられていた。
昨年の東京国際女性映画祭で、わたしは我謝京子監督の作品の出演者として、憧れのグリーンカーペットを歩いた。
この映画祭を25年間企画実行してきたのが、岩波映画の高野悦子さん方だった。
ここ何年か、我が大切な友人の我謝京子監督など女性監督の台頭があったのだが、それをずっと育てくれたのが高野悦子さんだった。
大変残念ながら、東京国際女性映画祭は、2012年をもって終了となった。
しかし、高野さんの高い志と魂は、しっかりと次世代に受け継がれている。映画の作り手である監督にも受け手である私たちにも。
心からご冥福をお祈りする。