3月26日 東日本大震災後はじめて被災地で”まけないぞう”を創った

2011年8月24日 水曜日

小野澤治子(フランス ブールジュ在住)さんが 4月まけないぞうの記事を見つけました。この記事です。
小野澤 — 「増島さんは、3月26日には、すでに現地にいらしていたんですね。増島さんの『被災者は助けてもらい続けるのはしんどいんです。これは仕事になるし、友達づくりや生きがいにもつながった。ここでも広がってほしい』という心からの思い、だんだんと広がっていっていますね。被災者の方々が集まって微笑みながら、笑いながらおしゃべりしながら、ぞうをたくさんつくってくださるといいですね。まけないぞうがフランスに届きましたら、『こんな名前をまけないぞうにつけましたよ』とか『こんなところで使ってます』など、お手紙に書いて送りたいなと思っています。フランス人が手紙を書いてくれた場合は、もちろん訳をつけますね。」

小野澤さんが見つけてくれたこの記事は、東日本大震災後はじめて被災地で”まけないぞう”を創ったときのものです。よく見つけてくれましたね、感激です!
というのも、阪神淡路大震災以後”まけないぞう”は災害後の避難所で広めようとずっと思っていたのですが、なかなか実現しなかったのです。新潟や能登、岩手県栗駒市(岩手・宮城内陸地震2008)などで広がったのは、直後ではなくしばらくしての仮設での動きでした。
でも、今回はまず私が3月25日に飛行機と陸路で岩手県遠野市に入り、翌26日に増島が車で合流、そして新聞に紹介されている岩手県大槌町の臼澤鹿子踊伝承館という避難所で「まけないぞうをつくりませんか?」と言って、その場にいた被災者5〜6人に集まって貰って始めたのが最初なのです。まけないゾーンの皆様方のお陰でもありますが、これほど広がるとは思いもしませんでした。


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