【被災地NGO協働センターの増島さんより】
「MOTTANAIやさい便」の新鮮やさいはとても喜ばれています。食を通して文化交流ができますね。
「MOTTANAIやさい便」の新鮮やさいはとても喜ばれています。食を通して文化交流ができますね。
CODE海外災害援助市民センターの芹田健太郎名誉理事は神戸新聞(2001年11月4日)の「21世紀の針路」にこう書き記しています。
「神戸がそうであったように人がそこに身を置いてくれるだけで世界とつながっていることを感じ、励まされる。テロリズムに対抗できるのは民族や宗教や文化の相違を認め合う大交流のみである」と。最後に「ツーリズムは多文化共生の世界を生み出す観光であれ仕事であれ、ツーリストは平和のメッセンジャーである。人の往来を阻害してはならない」と。
「神戸がそうであったように人がそこに身を置いてくれるだけで世界とつながっていることを感じ、励まされる。テロリズムに対抗できるのは民族や宗教や文化の相違を認め合う大交流のみである」と。最後に「ツーリズムは多文化共生の世界を生み出す観光であれ仕事であれ、ツーリストは平和のメッセンジャーである。人の往来を阻害してはならない」と。
これは「テロリズム」と「ツーリズム」について書かれた記事でした。ウクライナ・ロシアから避難している人、また日本には多くの外国人がいます。でもその人たちが「平和のメッセンジャー」として安心して日本で暮らせているのでしょうか?もっともっと”大交流”が必要な気がしています。それが平和への第一歩と信じて。。。
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「MOTTAINAIやさい便ニュースNo.7
ウクライナ編⑥」
「言葉と食」
先日、通訳ボランティアのKさんと共に神戸市内に避難してきたOさん(28歳)に「MOTTAINAIやさい便」をお届けしました。
これまでにOさんには何度か野菜を届けていましたが、日本語や英語を解さないOさんの事情がほとんど分かりませんでした。
今回はKさんの見事な通訳のおかげで、Oさんがどのようにして日本に来たのか、日々どのように暮らしているのかがわかってきました。
Oさんは、ウクライナ北西部ドゥブノから義理の姉Nさん(35歳)とその娘D(12歳)ちゃんと共にポーランド経由で日本に避難してきました。「西部の故郷の街は、戦地にはなっていないけど、北のベラルーシから攻めてくるかもしれないから怖いわ」と言います。
日本に住む義姉を頼って4月に神戸に来ました。Oさんは、戦争前にも2度日本に来た事があるので、生活には慣れてきたそうですが、姪のDちゃんが「食べものが合わない」と語ります。ロシアやウクライナの食文化に詳しい通訳Kさんは、「ディル(ハーブ)やビーツがあるとボルシチも作れてきっと喜ぶと思うわ」と教えてくれました。食は人の体を作り養いますが、故郷の味は心も潤してくれます。
通訳としてご協力いただいたKさん、ありがとうございました!(吉椿)
*MOTTAINAIやさい便では、ウクライナの食材であるディルやビーツを作っている方を探しています。または作っている方をご存知の方がいましたら、CODEまでご一報ください。
CODE海外災害援助市民センター
〒652-0801 神戸市兵庫区中道通 2-1-10
tel +81(0)78-578-7744
fax +81(0)78-574-0702
e-mail:info@code-jp.org
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