先月3月29日、岩手県遠野に行って参りました。
今回は東日本大震災後まけないぞう事業が始まって以来お世話になっている、遠野市の婦人会グループ「ふきのとう」さんに呼ばれてのことです。
あらためて、まけないそう現地担当者の増島智子よりご挨拶があると思いますが、実はこの4月中旬で遠野の拠点を引き上げ、神戸で活動を継続します。
それで、「ふきのとう」さんが送別会をして下さったのです。
「ふきのとう」さんも、まけないぞうのおかげで沿岸地域の被災者支援に加わることができて、感謝をして下さいました。
みなさんが一年間を振り返って、いろいろのお話をされているのを傍で聞いていて、ほんとにこの人たちのおかげで「よくやつてきたなぁ」と胸が熱くなりました。
増島は、「ふきのとう」さんに可愛がって貰いながらも、育てて貰いました。こうして岩手県の「まけないぞう事業」を1年間展開して参りました。
今後は、月2回くらいのペースで神戸から作り手さんのところに行き、フォローをしていきますので、みなさん引き続きまけないぞうを可愛いがって下さい。
私どものスタッフの増島に送るのも筋違いですが、「増島智子よ、”あくろっしゅとわー”!」と言わせて頂きます。
また、まけないゾーンのみなさも増島を支えて続けて下さいましてありがとうございました。
これからも引き続きよろしくお願い致します。
編集注: 増島智子さんの現地レポート 最新号(3月16日)
【東日本大震災】レポートNo.163 「まけないぞう」がつなぐ遠野ものがたり 3月16日(金) こちらをご覧ください。
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PS:先日東京新聞の「こちら特報部」という特集面に「まけないぞう」が紹介されました。
# キャッシュ フォー ワークとしての「まけないぞう」に掲載しています。こちらをご覧下さい。
(ほんの少しだけですが)見出しに、「まけないぞう 17年間も収入に」とあったのでびっくりしました。
この日の特集は、被災地のしごとづくりがテーマだったのでこのような見出しになったようです。
また、まけないぞうに関係がなく、全く別の記事で2回ほど写真にまけないぞうが載っていたりで、これも驚きました。
まけないぞうがあちらこちらに出没します。面白い現象です。
ついでに、アメリカの方でまけないぞうを買って下さった方が、ルイビトンのバッグにあのまけないぞうをくくりつけていたので、これまた驚きでした。
まけないぞうも「何でもありや!」になってきたようです。
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被災地NGO恊働センター 代表
CODE海外災害援助市民センター 事務局長・理事
村井雅清(むらい・まさきよ)